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おかげ横丁を左折すると伊勢神宮内宮はすぐで「俗界と聖界との掛け橋」五十鈴川を渡る宇治橋は直ぐだった。 おかげ横丁の俗界から宇治橋を渡り聖域に入ったが内宮の境内は杉の巨木が非常に多く、ここが聖域であると認識させてくれる。 伊勢神宮内宮は日本国民の大御親神と崇められる皇室の御祖神である天照大御神(女神) をお祀りしています。
お伊勢参りは江戸時代中頃から明治の初めまで大流行したイベント観光旅行だった。 十返舎 一九の「東海道膝栗毛」の滑稽本の弥次さん・喜多さんが東海道五十八次の観光名所や歓楽街での失敗をしながら、お伊勢詣では外宮からお参りすのが正式らしいが内宮から伊勢詣でをしたそうだ。我が爺婆はそれ以上で英虞湾の遊覧船・おかげ横丁で遊び、夕刻のギリギリに内宮参りをしたのだ。 丁度内宮(正殿)近くでチャイムがなったが、拝殿に向かう人は疎らだ。
石段前に着くとカメラ撮影は此処からの表示が掲げられていたので石段下から撮った画像である。 爺は石段を上るのは意外と容易だが下りが怖いので、家内だけ拝殿まで行き、爺は石段下から拝んだ。 参拝を済ませてた家内は拝殿はカメラ撮影禁止の張り紙が数か所にあり監視人までいたそうだが何処の国でも神仏の本体を撮影することを禁じている。? 辺りは日が落ち薄暗くバス乗り場へ急いだが爺の歩きが遅いものだから宇治山田行きのバスが発車してしまった。 やむを得ずタクシーで宇治山田駅まで乗った。 タクシー運転手に「伊勢は住み心地の良さそうな所ですね?」と云うと「天照大御神様は日本農耕民族の衣食住の神様で、日本国の彼方此方に住まわれて、伊勢平野の地が山海の食材豊富であり、我が国で最も貴い地に鎮座され、国家の最高神とされています」と答えてくれた。 運転手さんは50歳を過ぎてからタクシーの観光運転手となったが伊勢神宮の事をすごく勉強したとかと言っていた。 近鉄宇治山田駅で最終の難波駅行きのチックインしてホームで10分程すると難波行きの特急がきて乗ったが車窓からは暗闇だけである。 鶴橋駅ホームでで奈良発三宮行きの快速電車を待っていると、焼き肉、焼き鳥の香ばしい匂いが冷たい夜風にのり空腹感をおぼえる。 神戸三宮駅へは21時過ぎに着き、帰宅したのが22時前だった。 遠足は楽しかったが、62回遷宮式神事は今年8月から始まり10月に集中しているようだ。 いずれにしても伊勢参りは今回で5回目と記憶しているが、これが最後だと思う。
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