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午前中平成19年度の「安原地域サロン」最終の会合が安原会館で行われた。
催事はボランテァ団体活動の“飛翔のひびき”による津軽三味線と胡弓の演奏である。 この団体の世話人Iさん(大手ゼンネコン退職後、趣味で津軽三味線を習う)は、ちょっとしたご縁で昨年の夏、地域サロンに協力お願いしたら日程の都合がつけばと快く引き受けてくれた。 昨夜、地域サロンの世話役から津軽三味線の「一川明宏」師匠も特別演目に加わると連絡があった。
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<津軽三味線 一川 明宏>
昭和53 年より、加賀山 昭氏に師事し、民謡三味線、津軽三味線、唄、太鼓、胡弓を学ぶ。 平成10 年独立し、津軽三味線、明宏会を発足させる。
津軽三味線の技術を磨くため、本場青森県ほか各地で開催されている津軽三味線全国大会に出場し、平成10 年に「津軽三味線全国大会東京大会」実年じょんから節の部で全国優勝を果たして以来、数々の上位入賞暦を残した。
「津軽三味線の哀愁と力強さ音色の美しさ」にこだわりを持ち「心で弾く」三味線を追求しつづけている。 近年は、津軽の名人花田一蔵氏を師と慕い、本場の津軽三味線の研究にも余念がなく、花田氏との共演における津軽の味のある三味線でも、高い評価を得ている。 また、じょんから節のルーツを石川県のじょんから節に見いだし”金沢じょんから”の再興にも力を注ぐ。
ブラジル・中国・韓国・ハワイ・モロッコ等、世界各地での海外公演も数多く重ね広く世界に向けて日本の伝統文化の普及と国際交流に努めている。
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拙者は演歌・民謡は詳しくはないので判らないが、師匠によると、津軽じょんがら節の発祥地は石川県だと唱える。
日本の民謡は南方から黒潮にのり九州、薩摩・肥後のはいや節となり、日本海を北上し、“北前船”により普及し北陸で仏教の浄土真宗による念仏が“ほいど(乞食)”により拡がり、親鸞聖人が佐渡へ流刑されたとき越後のご女(ゴゼ)と結びつき、“佐渡おけさ”東北の日本海側の民謡を生みだし、銭屋五衛兵の北前舟が津軽(青森)国で“じょんがら”を定着させたものと考えている。(石川県の“山中節”も北前船による北海道“江差追分”の名残)
確かに、石川郡野々市町には、毎年「野々市じょんから祭り」を 7月下旬~8月初旬に開催している。 「野々市じょんから節」踊りの伝承と保存をはかり、町の活性化を目指したものである。
サロンの参加者は100名を超え、演奏したボランテァ団体のメンバーは平均年齢70歳と高齢者が高齢者を癒している。 しかし参加者も手拍子で一緒に歌い「意気合いあい」の雰囲気
約1時間8曲演奏いただいたが、参加者は生演奏を聞くのは初めてと喜んで帰ったが、拙者もヒヨットしたご縁が地域の高齢者に役立ったとおもい満足している1日であった。
・3321歩
お疲れも勿論出て大変だ~っでも心地よい疲れが一段と美味しい明日の活力に繋がるしいいこともああ~りのですよね
何時もご指導有難うございます。お気に入りをクリックしました。 今日は頑張って3462歩
お世話御苦労様てした。
<主な演奏曲目>
いいね金沢
越中おわら節
さくら
百万石音頭
花笠音頭