63回目の終戦記念日、9歳の少女だった私が72歳の高齢者になっている。戦争を知らない人も多くなっている。
当時もう少し大きかったら、学業はそっちのけで軍需工場で働いていただろう。事実クラスメートのお兄さんやお姉さんが、工場で直撃弾を受け亡くなった。負傷した等の話を聞いたり見たりもした。
もう遠い昔のようだけど、当事者にとっては何時になっても昔語りにはならない。
テレビで戦没者の慰霊祭をみていて、武道館いっぱいの参列者の方々、この遺族の方たちの中にも、戦争を知らない方も多数おられると思うが、その人、その人での戦争の痛みを身をもって体験した方々も多いと思う。
本当にこの世の中から戦争はなくすべきだ。
ロシアとグルジアとの紛争、フランスの仲介で和睦、戦闘は中止されたと報道され、早く治まってやれやれと思った。時の氏神を有難く思った。
のもつかの間、依然ロシアは撤退せずにとどまっていると報道された。どうして仲介を受け入れ、双方停戦に応じたのにどうして?これにアメリカが反発して激しく非難し、共同の軍事演習も取りやめ等いろいろ報道される。私たちには真相は解らないが、そのため被害をこうむる非戦闘員が出ないよう祈る。
お盆最後の日、母の好きだったなすのお和えを作った。煮物も作り一緒に食べれたらと思う。
来年のお盆まで安らかに眠っていてね。