JR鹿児島中央駅前に立つ「若き薩摩の群像」に、〝薩摩藩出身者ではない〟という理由で除外されていた堀孝之と高見弥一の像が追加されることになったらしい。実に目出度い。この決定を強く支持する。
該2名が外されたことについては建立当初から批判があり、〝鹿児島の閉鎖性の顕れ〟などとも言われていた。
鹿児島出身の歴史家・作家の桐野作人先生も該2名を加えるよう以前から運動されていた。先生をはじめとする良識ある方々の努力が実ることとなり、実に喜ばしい。
以下、Yahoo!ニュースより引用。
《引用開始》
JR鹿児島中央駅前のモニュメント「若き薩摩の群像」は、幕末の薩摩藩英国留学生をモチーフに制作されたもので、19人の留学生のうち17人の像からなります。この群像に残る2人の像も新たに加えられる見通しになりました。
(中略)
しかし、英国に派遣された留学生は実は19人。長崎出身で通訳として加わった堀孝之と、土佐藩出身の中学校教諭・高見弥一の、薩摩藩出身でない2人は案内板に顔写真があるのみで像がないのです。
この2人については「帰国後の活躍はほかの17人に劣らない」などとして像を追加するよう求める動きもあり、2007年には市に要望書も出されていました。関係者によりますと、市は2人の像を加える方針を決め、像を制作した中村晋也さんに相談も行ったということです。
《引用終了》
謎かけを一つ。
「若き薩摩の群像」と掛けまして
「薩摩藩出身でない2人追加」と解きます。その心は
〝精緻、彫刻しました(生地、超克しました)〟