楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

学会発表の一期一会

2006-09-11 07:45:38 | 科学
 学会が近づいてきた。発表がはじめてのもの、数回経験してなれてきたもの、など様々である。これから徐々に自分を緊張させ、盛り上げ、最後の本番は緊張を抜いて自然体で発表、時間もぴったりと決め、いい質問をもらって終える、ことが目標だね。
 私は学会発表というと、小学校の頃の学芸会の劇を思い出す。なんどもなんども練習して本番はたったの一回。「なんで1回しかやらないのにこんなに時間をかけて練習するんだ?ちょっと練習するだけでいいじゃないか?」と思ったものである。
 でも先生は「ちがうよ。練習の時は失敗してもまたやり直せるね。でも劇をする人も見る人もたったの一回なのに、失敗したら、台詞を忘れたらどうする?はずかしいね。ごめんなさい、失敗したからもう一度お願い!って言えないんだよ。もっと練習しておけば良かったって後悔するよ」。納得したようなしないような思いで劇本番。自分の中の甘い練習が、いざ本番で台詞を忘れた!一緒に出てきた一人が小声で教えてくれた。それが全て丸聞こえ。会場から爆笑。恥ずかしい思いと、「しまった!」という思いが今でも記憶の中にある。そして次の年の劇では、しっかりと練習し、本番では観客の(?????) もよく見えことを覚えている。
 てな、わけできちんと詰め切って、練習に練習を重ねることが成功の秘訣。
「おお~良くやっているな」とも評価をもらえる」学界発表は一期一会である。
まず、発表にあたっての自分の心持ちを整理しようね。初めてでも緊張しすぎず、慣れてきても自分を甘くせず、メッセージが最大限伝わるように、頑張りましょう。
 さて、肝心なのは中身だね。その基本は起承転結のリズムだね。
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