楽学天真のWrap Up


一語一句・一期一会
知的遺産のピラミッド作り

美しい桜と心の洗濯

2006-04-03 03:32:34 | 自然
                    千鳥が渕の桜

 日曜日、外国からのお客さんをつれて、千鳥が渕と皇居の桜を見に出かけた。雨と風が吹く直前でセーフであった。その後、近代美術館にて、「花より工芸」展を見学、皇居まで足をのばした。そして、丸の内のカフェバーで少々飲んだ。久々の休日であった。

美しいものはすばらしい。
昼、どの顔も穏やか。花満開を満喫している。
午後曇天。散りはじめの哀れ。次の出番を待つ新緑の息吹。
そして、咲き始めた枝垂れ桜。

「花より工芸」展。
 最初は言葉をなくすほど、美しく感動的であった桜も、少し飽きてきたかなと思うところに、少々ウイットを込めたタイトルと絶妙な場とタイミング。すばらしい。

そして、壮大な江戸城の石垣と大手門。
いいものをお客さんに見せられたと思う。
このような美しいものを私たちは持つこと、本当に誇らしく思う。

歩きながら、専門の科学を離れて、様々な話をかわした。
日本の歴史、世界の歴史。
人の心、科学をするものの心。
ジャポニズム芸術と近代西洋芸術印象派。

科学を離れて、美しいものに接し、こころを洗う。
そして、また明日から生きる勇気と、元気をもらう。人は皆、そうやって生きているのですね。
さ、明日からウイーンで学会と会議。がんばらなくっちゃ。

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