君主論と大学教授論：第23章～第24章

連休の中で、君主論のつづきです。私も結構しつこいね。残りあと２章です

第２３章　追従者
ここもあからさまだね。追従者に満ちあふれる宮廷。
最後の決断は自分一人で行う。しかし、助言なしに進めると自滅。
信頼関係を結び、自由に意見交換するのは側近の少数者。
すべての人の意見を聞くと、ころころ意見を変えねばならず、追従者とそうではない人の区別がなくなり、一貫せず信頼下落、自滅。

大学教授論
科学においても、教育方法においても、管理運営においても全く同じだね。
人はそれぞれ本当に意見が異なる。それに翻弄され、優柔不断になってはいけない。しかし、助言なしに進めると多くは失敗する。そんなに多くはなくても信頼のおける人をどれだけ回りにいるかだね。

第２４章　世襲と新興の君主
世襲はなりやすいが後が大変。新興はなりにくいがなった後にうまくやれば名君になりやすい。画期的な事業をやればよい。

確かに大きな事業それも自分のためではないこと。世のため人のためだね。
これもすべてに通じるね。大学にも。