石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

椎名誠著  ロシアにおけるニタリノフの便座について 新潮文庫1990年刊

2024-06-04 | 

ブック・オフで店舗受け取りで110円だった。トイレのい話とは関係が無いが、110円の本はやっぱりページの中身が茶色く変色していた。

 

 

米原万里著(写真・山本皓一)  マイナス50℃の世界  角川ソフィア文庫2012年刊 - 石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

米原万里(1950~2006年)の処女作で少年少女向(清流出版2007年刊)を再構成した文庫本。1782年にシベリアへ漂着して1793年に江戸へ戻った大黒屋光太夫の足跡をたどるTBS取...

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上記の「マイナス50℃の世界のあとがき」に米原万里さんがトイレの話を書かなかったが、それで椎名誠さんは「ロシアにおけるニタリノフの便座について」書いてしまったとある。読みたい!是が非でも読みたいとネットで古本を購入!南から北まで糞の話で満載です。:::一冊丸ごとトイレの話ではありませんよ!

(1985年)のロシアのホテルトイレは汚い。便座が無い。自分の部屋だけだろうと思っていたらスタッフ全員の部屋すべて便座が無かった。そしてレストラン・公共トイレ・空港トイレは糞まみれだと書いてある。飛行機のトイレまで匂うらしい。ロシアの飛行機には立ち見席という聞いた事も見た事も無い席があるという話は「マイナス50℃の世界のあとがき」に書いてある。

そして本書のあとがきは妹尾河童さんが「椎名家の便座は木製のワッパである」と上から俯瞰図の絵もオマケで付いている。


米原万里著(写真・山本皓一)  マイナス50℃の世界  角川ソフィア文庫2012年刊

2024-05-28 | 

米原万里(1950~2006年)の処女作で少年少女向(清流出版2007年刊)を再構成した文庫本。1782年にシベリアへ漂着して1793年に江戸へ戻った大黒屋光太夫の足跡をたどるTBS取材(1984年)のリポーターとして椎名誠。同時通訳ができる通訳として米原万里が選ばれた。本書は米原万里ワールドの特徴の鋭いツッコミと下ネタはありません。解説は椎名誠さんが書いています。米原万里はロシアに降り立ったら取材班一人一人にロシア名を付けた。アレキサンドル・シナメンスキー・ネルネンコは椎名誠・・・さっそく親分肌を発揮していたようです。

PS 椎名誠著 シベリア追跡 小学館1987年刊を現在読んでいますが、同時通訳米原万里はまだ登場していません。


東京人  つげ義春と東京  2024年6月号 都市出版株式会社

2024-05-27 | 

つげ義春さんはオイラの青春時代をよみがえらせる唯一の漫画家です。何が何でも「つげ義春」を購入してしまうのです。リアルタイムで月刊ガロでつげ義春さんの代表作「赤い花」を読んだ時は衝撃を受けました。もう50年以上前になります。掲載のガロは大事に大事に秘蔵したつもりなんですが、捨ててしまったのか?いつのまにか手元にありません。本雑誌にはつげ義春さんが撮った写真が数枚掲載されています。この表紙になっている写真は、1991年に写真家・北井一夫さんが多摩川土手で撮影。いいね!最高!


セツコ・山田著 セツコ・山田の猫三昧①②  ペットライフ社1995年刊/2000年刊

2024-05-23 | 

オイラがハマっている米原万里著「打ちのめされるようなすごい本」文春文庫(書評集)に本書が紹介されていたので中古本をネット購入した。犬1匹と猫8匹(家は出入り自由)の暮らしが克明に面白く描かれたいる。おす猫達がカーテン・本棚・靴の中・ガスストーブ・オシッコをして匂い付けをする行為のことが描かれたいて、安心したというかやっぱりなぁ・・・という「ほっ」とした思いです。PS セツコ・山田さんのめす猫も匂い付けをするそうです。本書をよんでいくと猫を飼っている人は「そうそう!わかるわかる」と納得することばかりです。


米原万里著  米原万里の「愛の法則」 集英社新書2007年刊

2024-05-20 | 

本書は4回の講演会の話が記載されている。2003年に卵巣がんの手術をして2005年2月に転移がわかり闘病生活のなかで、2004年10月愛媛県立三島高等学校(国際化とグローバリゼーションのあいだ)・2005年6月石川県立金沢二水高等学校(愛の法則)の二編がある。完治する見込みがなく癌に侵されながら高校生を飽きさせない「笑い」と「下ネタ」をふんだんに入れながらの話芸は、万歳!と拍手喝采です。


丸谷才一著  挨拶はたいへんだ(挨拶はむつかしい)合本  朝日文庫2013年刊

2024-05-18 | 

オイラが、これから人前で挨拶はすることは無いのだが、挨拶はムツカシイ!YouTubeを見ていると○○の前夜祭で乾杯の音頭をとる人が長々挨拶をして、どうなっていると疑問をなげかける挨拶がある。挨拶ってなんだろうね?俺が俺がというオレがという俺!はなんだろう?挨拶も大変だが、本の紹介もむつかしくて、たいへんなのだ!


2024年プロ棋士名鑑  扶桑社2024刊

2024-05-15 | 

初めてプロ棋士(女流棋士も含む)の名鑑を買いました。理由は、藤井聡太八冠になった、最初で最後の名鑑になるかもしれないなぁと、チラッと思った。「あんたね!そんな不心得な理由で買ったの!」と妻に怒られました。そうならない事を祈っています。

PS 何人で編集したのか分かりませんが、17歳で4段昇進と記載がある棋士と2010年で4段昇進と、年齢なのか年号なのか?バラバラの記載が気になる。統一して記載してほしい。


米原万里著  心臓に毛が生えている理由  角川文庫2011年刊

2024-05-09 | 

人間の賢さと愚かさをユーモア―と皮肉とを交えて米原万里(1950~2006年)最後のショートエッセイ集です。オイラは、今年になってから米原万里ファンになった。ありがたい事にネット書店で安価に手に入る。(新刊で売っている本は新刊書店で注文している)すべて購入するつもりです。おもしろい!へ~と驚くことがいっぱいです。もっと早く知っていればなぁと思うことばかりです。


プロ野球選手ガイドブック  中日新聞社2024年刊

2024-05-04 | 

プロ野球の選手年鑑を買うのは十何年ぶりです。この10年、中日ドラゴンズを応援するほどストレスが溜まってしまうので、無視していたのですが、今年はちょつと違うぞ!選手の名前を見てもピンとこない。生え抜きなのか移籍なのか?さっぱり分からないので、本書を購入したのです。しかしなぁ・・・4月が終わり5月に入ったら定位置の最下位をうろつき始めた。そう簡単に上位には上がれないね?10年知らん顔していたら、オイラが知っている選手はすべてコーチになっていた。10年ひと昔とはよくいったものだ。


村上春樹・柴田元幸著 翻訳夜話 文春新書 ロンブ・カトー(米原万里訳) わたしの外国語学習法 ちくま学芸文庫

2024-04-29 | 

この2冊は途中で読むことを断念しました。翻訳夜話は東京大学教養部の柴田ワークショップに村上をゲストで招いて対談を、また質問に答えています。そして わたしの外国語学習法は、外国へ出かける事なく16か国語を身に付けたロンブ・カトーのベストセラーの翻訳を米原万里が訳していす。しかしなぁ・・・二冊ともある程度の英語や外国語を知っていないと全く面白くない。しかし翻訳や通訳を目指す人にはおもしろいだろうなぁ・・・。オイラには荷が重すぎた。