早朝の蜻蛉は、ジーとしている。
草をかきわけてゆくと、「しょうがないなぁ」とゆっくり飛び出す。
3匹止まっていれば2匹は逃げだすが、一匹は横着でジーとしている。
オイラは、そういう蜻蛉を撮影するのだ。
世の中、こすっからしくて、すばしっこい奴だと困るよね。
おおらかに生きたいよね。
盗撮ということばが一人歩きして、カメラマンは困っているのよね。
そのかわり防犯カメラは増えたけどね。やっぱり映像はなくならないらしい。
草をかきわけてゆくと、「しょうがないなぁ」とゆっくり飛び出す。
3匹止まっていれば2匹は逃げだすが、一匹は横着でジーとしている。
オイラは、そういう蜻蛉を撮影するのだ。
世の中、こすっからしくて、すばしっこい奴だと困るよね。
おおらかに生きたいよね。
盗撮ということばが一人歩きして、カメラマンは困っているのよね。
そのかわり防犯カメラは増えたけどね。やっぱり映像はなくならないらしい。
85歳のおばあさんの話
私はこの歳になって思う。
「ババを引いたなぁと」
近所で、ぶらぶらしているオバーサンがいるがあの人たちは昔サラリーマンをしていた。だから月16万円の年金を貰っている。私は、この歳になっても、椅子に座って何時来るかもしれない客を待っている。家の嫁さんは出好きで、よく旅行にいく。今日はいるが、農協の2泊3日の旅行から帰ってきたばかりだ。嫁さんがいない時は一枚12円50銭の商品を25枚欲しいと言われて、ワシは計算機が使えないので、紙で数字を書いて計算する。85歳になると計算が難しい。「ババを引いたなぁ」と思う。おじいさんは早く死んでしまい。ワシが商品も沢山の品揃えをしてここまできたが、「やっぱりババを引いた」と思う。この歳になっても椅子に座っているから何処へも行けれん。行きたいとはおもわんが、「ババを引いた」。この前、長男が東北へ連れて行ってくれた。桜の花が一杯連なって咲いていて、良かった。それから次男も桜を見に連れて行ってくれた。でも今年に入ってから娘が57歳で死んでしまった。皆が仏壇を買ってやれと言うので、銭をだしてやった。「長生きをしたいとは思わないが、ババを引いたように思う」長生きがいいのか悪いのか、よう分からん。
耳は遠くなっているが、エ~エ、身体はどこも悪くないよ。医者へ行ったこともない。それが一番いいとあなたは言うが、「やっぱりババを引いた」と思う。
ババを引いた話に終始していると、嫁さんが、暑いので「どうぞ」とお茶を持ってきた。グラスコップに入ったお茶で氷が浮かんでいた。お茶に氷をいれるかなぁ?と思いながら一口飲むとリンゴジュースだった。美味かったなぁ・・・久しぶりというか何年ぶりかというリングジュース。
そこへおばあさんが、自分も負けるかとペットボトルに入れたお茶を持ってきた。まぁ遠慮しなくてもいいから飲んでちょうだいと、お茶をオイラのリンゴジュースが半分残っているグラスにドボドボ入れてしまった。嫁さんは知らん顔してよそを向いた。
まぁ入れてしまったからには、詮方が無い。ものは試しで半分半分のお茶リンゴジュースを飲んでみた。
お茶もリンゴジュースも、どちらの味もしない奇妙な味がした。マズイ
早々に退散した。
私はこの歳になって思う。
「ババを引いたなぁと」
近所で、ぶらぶらしているオバーサンがいるがあの人たちは昔サラリーマンをしていた。だから月16万円の年金を貰っている。私は、この歳になっても、椅子に座って何時来るかもしれない客を待っている。家の嫁さんは出好きで、よく旅行にいく。今日はいるが、農協の2泊3日の旅行から帰ってきたばかりだ。嫁さんがいない時は一枚12円50銭の商品を25枚欲しいと言われて、ワシは計算機が使えないので、紙で数字を書いて計算する。85歳になると計算が難しい。「ババを引いたなぁ」と思う。おじいさんは早く死んでしまい。ワシが商品も沢山の品揃えをしてここまできたが、「やっぱりババを引いた」と思う。この歳になっても椅子に座っているから何処へも行けれん。行きたいとはおもわんが、「ババを引いた」。この前、長男が東北へ連れて行ってくれた。桜の花が一杯連なって咲いていて、良かった。それから次男も桜を見に連れて行ってくれた。でも今年に入ってから娘が57歳で死んでしまった。皆が仏壇を買ってやれと言うので、銭をだしてやった。「長生きをしたいとは思わないが、ババを引いたように思う」長生きがいいのか悪いのか、よう分からん。
耳は遠くなっているが、エ~エ、身体はどこも悪くないよ。医者へ行ったこともない。それが一番いいとあなたは言うが、「やっぱりババを引いた」と思う。
ババを引いた話に終始していると、嫁さんが、暑いので「どうぞ」とお茶を持ってきた。グラスコップに入ったお茶で氷が浮かんでいた。お茶に氷をいれるかなぁ?と思いながら一口飲むとリンゴジュースだった。美味かったなぁ・・・久しぶりというか何年ぶりかというリングジュース。
そこへおばあさんが、自分も負けるかとペットボトルに入れたお茶を持ってきた。まぁ遠慮しなくてもいいから飲んでちょうだいと、お茶をオイラのリンゴジュースが半分残っているグラスにドボドボ入れてしまった。嫁さんは知らん顔してよそを向いた。
まぁ入れてしまったからには、詮方が無い。ものは試しで半分半分のお茶リンゴジュースを飲んでみた。
お茶もリンゴジュースも、どちらの味もしない奇妙な味がした。マズイ
早々に退散した。