バー様の携帯が点滅している。
「これ時々光っている訳がわからん」
画面をみたら着信ありの表示がでていた。
●●さんからこの携帯に電話がかかってきたのだ。時間は10時58分
「知らんぞ!ベルが鳴らんぞ!この電話一回もなったことがない」
そんなことは絶対にありません。
「ワシは此処にいたが鳴らなかった」
バー様の枕元にいつも携帯はあるのだが、家の中でうろうろしている時も必ず携帯は枕元にある。
「絶対に鳴らなかった」
バー様は自分の着信ベルのメロディーを覚えていないのだ。
「まぁ・・こんなメンドクサイ電話はイカンな・・・まぁ・・・」
着信履歴を教えたが、
「分からん!そんな面倒なこともういいわ?かけたことないし、かかってもこないから」
バー様の携帯にかけても「電波の届かない場所か電源がはいって・・・・」となることがおおいのだ。
バー様は充電するという行為が分からないので、時々オイラが充電しているのだが・・・