三女の買い物につきあった
ドラックストアーで自分の下地化粧品を買い
「家の爪切りは切るという感覚ではなく爪が割れるという感じなのよ!もつと良い切れ味の私が使っているこの爪切りを使いなよ」
「 お父さんは頭皮が硬い!これはハゲの原因になるからこ のシャンプーグラシを使うと良いよ」
爪切りとシャンプーブラシを買い物籠に入れた
ホームセンターでは消えるボールペンを買った
「お父さんのPCの部屋は電気座布団では寒すぎる この電気ひざ掛けが節電対策という暖房の両方に良いよ」
と買い物籠に電気ひざ掛けを入れた
そして古着ショップではニームの服を物色したが自分が思っている服はなかったようだ
「お父さんも何か良いものを見つけた?」
オイラはアウターでちょっと気になる上着を見つけてたので
「これ!どうだ?」と見せたら
「着てみたら」と言われて
「うん~なかなかセンス良いよ!おとうさんにピッタリで状態も良い 良く似合う・・・
ちょっと高いけどまぁ・・・このデザインの凝った作りと状態の良さだったらこのくらいはするよ!この地方の人ではこの商品は買わないとおもうけど・・・お父さんに似合うよ」と言われてグラッリと傾いた
「おとうさん今お金持ってなかったら 私が立て替えてあげるよ」
そのひとことで買ってしまった
確かに電気ひざ掛けは暖かいし 爪切りは良く切れる
そして服もなんとなく?似合うと思うけど・・・
しかし しかし ふかく考えてみた「?」と思い浮かんだ
三女はファッションコーディネーターのアルバイトをしていて1日に10万円を売り上げている店員だった
このことを忘れていた
まんまと口車に乗せられて ついつい買ってしまった
しまった!
あとの祭りでオイラの財布は空になっているのだ
オイラなどは店員が寄ってこられるのは絶対にイヤで拒否するのだが
三女に言わせると声をかけるのとかけないのとでは売上がぐ~と違うそうです
オイラには信じられない話です
世の中は アドバイスを求めている人がいるのですね
オイラは 「何を着ても良くお似合いですよ!」としか言わないと思っているけどなぁ・・
そして ちょっと窮屈な服でも「タイトな服がはやっていますよ」という店員がかりだとおもっている
認識を新たにしなくてはなぁ・・・でもオイラはよってきてほしくない