日曜日の夜からバ~様の恒例の行事が始まりました。
「ワシ!デイサービスへ行っとるか?」
「毎週火曜日はお迎えの車がやってきて、欠かさず行っている」
「この前行ったら、あんたが一番年寄りだから来なくてよろしいですよ!と言われたぞ!」
「そんな事いう筈がないだろう」
「ワシが言われた本人やぞ!なんでお前が知っとる?言われた本人が一番分かっとる!」
「デイサービスの人がそんな事は絶対に言わない」
「お前は分からん奴やなぁ言われた本人が一番分かっているんだ!」
こうなったら会話に付き合っているとバ~様が怒りモードになるだけなので一時避難することにしています。
しばらくするとオイラを手招きして
「ワシデイサービスへ行っているか?」
「毎週火曜日はお迎えの車がやってきて、欠かさず行っているよ」
「こいう処は皆さん順番に入れ替わりをするので石川さんは来なくていいと言われたぞ!」
また同じような会話が続きます。
また退避することになる。
そして
「おい!ワシ!デイサービスへ行っているか?」この振出しに何度も何度も戻るのです。
理由は訊ねてくるたびに微妙に変わります。
ワシが一番年寄りになったので駄目になったぞ!」
「皆はペアーで来ているけどワシは一人だ」
「ワシが断ってきた」
「相棒になっている●●さんが辞めたのでワシも辞めるぞ!」
「行っても椅子にじ~と座っているだけや!」
そして
バ~様はオイラに聞いた記憶が無くなるので何度でも「おい!ワシ!デイサービスへ」と始まるのです・・・
聴かれたオイラは、忍耐が!とにかく忍耐が必要です。
TVドラマで刑事が何度も何度も同じことを容疑者を聴取して、追いつめてゆくシーンが有りますが、これ本当に堪えますよ!嫌になるのです。
「もうイヤ!何とかしてくれ!」という気分になります。
ため息ですね・・・・