「ワシの財布の金が無くなっている・・・金がない!」とバ~様が言い出した。
妻がバ~様の紙おむつを買ってきた。
「ありがとうね!買ってきてくれて!」と言いながら財布を出してきたバ~様が
財布の中をみたら1000円札が一枚入っているだけだ。
「あなた!ちゃんとお金を財布のなかに入れた?」と妻がオイラにふる。
オイラは金曜日にちゃんとバ~様の財布の中に1万円札を2枚入れて、
財布の中身は1万円札が3枚、千円札が1枚、合計31000円ある事を確かめている。
それが無くなった? 泥棒?
そりゃ・・・バ~様が盗られんように、どこかへ終ったんだろう・・・?
昔は財布を隠して大騒ぎになって何十回と探したが、今度は1万円札だけをどこかへ終い込んだ・・・?
「お前が預かったると言って、お前が持って行ったがや!ワシは覚えとるぞ!」とバ~様が言い張る。
おいおい!いつの間にオイラが預かっていることになっているんじゃ!
それから捜しに捜しまくったが、見つからない。そりゃなぁ・・・札は見つからんぞ!
もう何回もキャッシュカードを無くしているが、結局一枚も見つかっていない。
こりゃ札となると・・・。一日中バ~様の部屋の中を捜したが見つけれなかった。
「お前が間違いなく預かっておくと言って持って行った!」