
バ~様が溜め込んだバスタオルのうちで、カラフルで良さそうなものをチョイスした。
それを洗濯した。洗濯をすれば40年も眠っていたバスタオルも浮かばれるだろう。
この世で一度も使われることもなく焼却場へは可哀想だ。
しかし恩をあだで返されたとはこのことだ。
洗濯後、今まで使っていた白いタオルはすべてが汚い紫色の変身していた。
綿製品の服の白い部分はすべて紫色に・・・靴下のストライブも紫になっていた。
今年買ったユニクロの白と灰色のシャツは紫と薄汚れた灰色に。
妻は「これも・・これで良いかも!」と言うのだが・・・
どこにも売っていない奇妙は配色のシャツが出来上がった。
40年前の紫の復讐か?
「やっぱり一緒に洗濯をしたのがマズカッタね!?」と妻がつぶやいた。

「もう遅いよ」