石川 博雄(記憶の作り方)Hiroo Ishikawa (How to make the memory)

オイラと妻とチクワ(11歳めす猫)ムギ(9歳おす猫)マメカン(7歳おす猫)二人と三匹のその日暮らしアレコレ

北方謙三著  十字路が見える 1東風に誘われて  岩波書店2023年刊

2024-08-01 | 

「TVに出演するような作家の本は読むに堪えない」というのがオイラの実感で、盗作をしたり、なんでこんな駄作が出版されるのだろう?有名作家だから出版社が作者の名前で売れるだろうと見越した本が多いのだ。まぁ・・・そうだよな苦労して文章を書くよりTVに出演してひと言二言喋っている方が実入りがよいのだ。

と思ってTV・映画に出てくる北方謙三の本は読むのを避けていた。ところが実際に手に取って読んでみたら、なるほどと感心するばかりだ。この作者の小説は長編(10~50巻)ばかりでオイラは読む予定はないけど、エッセイ集である本書は読みごたえがある。「十字路が見える」とは人生の分かれ道、時代の分水嶺をさしている。このまま真っすぐに進むのか?困難な道へ進むのか?人生を歩んでいると必ず決断を迫られる。


2024/08/01 THU

2024-08-01 | マメカン

「ジイチャン逮捕!」オイラの足に身体をぶつけて「確保!」と叫んで、喜んでいた孫二人と猫みたいに何もしない娘二人が帰って行った。家の中は喧騒から沈黙の家になった。そして1階から2階の隅々まで目をこらして、臭いを嗅ぎまわってウンチやオシッコを探す必要がある猫達の住処になった。

きのうの王位戦7番勝負の第3局・藤井聡太王位✕渡辺明九段挑戦者の対局は面白かった。終盤の一手一手の選択で、相手の王の詰みが出現したり、自玉の詰みもある局面が現れてスリリングな攻防がみれた。「ジイチャン!ご飯を食べている時はパソコンを閉めてください!駄目だよ!」と孫がいつものようにオイラを叱ったが「一番重要で面白いところなんだ!頼むよ!」とオイラと妻が懇願(コンガン)した。「分かった!貸しだよ!」と言うではないか「お前!幾つになった!」

「もう寝るよ!おやすみ」と娘と孫が挨拶をして、部屋へ戻っていったら「お父さん!ウンチがある!」という大騒ぎが2回あった。孫の睡眠モードは吹っ飛んで大興奮!マメカンは、ウンチで存在感をしめしていた。なかなかお前もやるもんだなぁ・・・!?