
昨夜、映画監督の周防正行著「shall weダンス?アメリカを行く・文春文庫刊(20001年)を読んでいた。
そのなかでビックリしたのは日本の映画界は原作者・脚本・監督である周防氏には商業的な権利が一切無い。金を出した会社にすべての商業的権利があるのだそうだ。
まぁ自分の撮りたい映画を撮らせてもらうかわりに、完成した映画のあらゆる権利は金を出した方にあるという条件で映画を作るしか術がない。
アイデアに権利や価値は認めない。金をだしたものがすべて総取りするらしい。なかなか厳しい世界だ。ヒットしなかったら金をだしたものが泣きをみるのだが・・・。
しかし国内でのビデオの著作権・どこかの誰かがリメークしたいと言ってきた時の決定権は周防氏にあるらしい。
さて、そのリメークの話がアメリカからやってきたという面白そうな話が本書です。オイラは、何年前に、本書を買ったのかさっぱり記憶がないのだ。
作者には申し訳ないが、裏表紙に350円のBOOK OFFのシールと100円のシールが貼ってある。