↑いつものようにラッキー7は迎えたが…
先に軽くネタふりだけしていた天王山第2戦であるが、試合結果は見るも無残な7対1。
しかし、初回に早くも先制点を挙げ、試合のペースをつかんだのはタイガースの方だった。
流れは悪くなかった。
それどころか、序盤は今日も勝利を予感させるような試合展開。
トラの子の1点を守るべく、どんどん調子を上げていく福原。
スローカーブが面白いように決まり、福留にもウッズにも、安打を許さない。
圧巻は4回表。
二死後に出たアレックスのライナーは、センターバックスクリーンめがけてグングン伸びていった。
あぁ、同点の一発か…と思ったが、少し角度が低かった打球は赤星の頭越しに外野フェンスにダイレクトに当たった。
ところが、赤星は素早くクッションボールを処理し、振り向きざま中継に入った鳥谷へ送球、更に鳥谷からセカンドベースカバーに入った藤本へと球が戻ってきて、なんとアレックスはタッチアウト!
二死二塁のピンチが一瞬にしてチェンジに!
大歓声に覆われるスタンド。
流れは完全にタイガースに来ていた!…のだが。
今日のポイントとなった5回表。
先頭の井上が二遊間へ放った打球を掴み取った藤本は、一塁へ送球…と思ったら、せっかく捕ったボールが手につかず、お手玉して投げられない。
まんまとセカンド内野安打となった。
こないだの東京ドームのファインプレーは何だったのか?
あの集中力が微塵も見られない雑なプレー。
二回裏には俊足の左打者にあるまじき併殺打でチャンスを潰しているだけに、そのエエ加減さにまたしても頭にくる。
福原はなんとか二死まで持っていったものの、初回先頭打者としてヒットを打たれた曲者・荒木を迎えてイヤな雰囲気が。
1ストライク後、荒木は思い切りバットを振るも、詰まったような打球がシーツの右を襲う。
決して当たりはよくないが飛んだコースがよく、シーツが飛びつくも捕れず!
打球はライト線をタイムリーとなって同点にされてしまった。
これで力みだしたか福原は、続く井端に四球を与えてしまい、ランナーを二人もためた状態で福留を迎える。
こういうときの福留は最悪である。
キッチリとレフト線にツーベースを放ち、あっさり逆転されてしまった…。
一方の打線はといえば、初回、赤星がクリーンヒットで出塁し、すかさず関本が送りバンとを決めると、シーツは詰まったセカンドフライに倒れるものの、続く金本が4番の仕事を果たして1点先取!
幸先の良いスタートを切ったのだが、2回は一死一塁から藤本が併殺打で一瞬にしてチャンスを潰して流れが断ち切られた。
更に3回裏には、赤星が足を生かしてショート内野安打で出塁するも、思い切りの悪い走塁で盗塁死。
チームに勢いを呼ぶためにも、初球から果敢に走るべき場面。
案の定(?)初球は120km/hの十分勝算のある投球であったのに、2球目のうまいクイックモーションと高めに外した速球という危険な組み合わせでスタートを切ってしまい、難なく谷繁に刺されてしまって、またしても流れを呼び込めない。
続く4回裏。
二死から濱中の打球は平凡なショートゴロ。
井端が軽快にさばいて一塁へ送球!が、ちょっとだけ右へそれた。
すると、あろうことか一塁手ウッズが送球をポロリ!
やったー!ウッズ、さすがやで!!
ウッズがタイガースファンの心をつかんだのは言うまでもない。
そして濱中はなんと盗塁に成功!
当然ノーマークではあっただろうが、見事に相手のをついた。
相手のミスにつけこむ素晴らしい展開で、一気に押せ押せムードに!…となるはずだったのに、鳥谷は見逃し三振。
せっかくこの回の表にファインプレーで相手のチャンスを潰し、守備で流れを引き戻しつつあったというのに、この淡白な逸機も次の回に中日へと流れを引き渡してしまう要因であった。
くさいボールは全てカットで逃げて、粘りのバッティングでくらいついてもらいたかった。
こうして、重苦しい展開で迎えた7回表、信じられない光景が広がった。
先頭の谷繁を四球で出してしまったが、続く山本昌の“みえみえバント”は矢野の前に力なく転がった。
矢野は素早い動きで打球を掴み、二塁へ矢のような送球!足の早くない谷繁ということもあって、見事に送りバント失敗で投手がランナーに残るという中日には最悪の展開♪
と瞬時に想像が膨らんだにも関わらず、目の前ではグラウンドに転々と転がる矢野の送球…。
イマドキ小学生でもやらないような恥かしい送球ミスでピンチが広がったかと思うと、続く荒木の送りバントまで福原が一塁悪送球してなんと無死満塁。
ダイヤモンド内はすっかり浮き足立ち、井端にキッチリとセンター前へ弾き返されてタイムリーを打たれたところで、実質試合終了…となってしまった。
その後のイニングは、書くのもバカバカしい、「久保田劇場-失点編-」を含む“茶番劇”が繰り広げられ、結果1対7でボロ負け。
それにしても、昨日までとは明らかに動きが違っていたタイガースナイン。
負けるべくして負けたのかもしれない。
そしてこの要因を手繰れば、初回のアニキの打席に結びつく…のである。
先に軽くネタふりだけしていた天王山第2戦であるが、試合結果は見るも無残な7対1。
しかし、初回に早くも先制点を挙げ、試合のペースをつかんだのはタイガースの方だった。
流れは悪くなかった。
それどころか、序盤は今日も勝利を予感させるような試合展開。
トラの子の1点を守るべく、どんどん調子を上げていく福原。
スローカーブが面白いように決まり、福留にもウッズにも、安打を許さない。
圧巻は4回表。
二死後に出たアレックスのライナーは、センターバックスクリーンめがけてグングン伸びていった。
あぁ、同点の一発か…と思ったが、少し角度が低かった打球は赤星の頭越しに外野フェンスにダイレクトに当たった。
ところが、赤星は素早くクッションボールを処理し、振り向きざま中継に入った鳥谷へ送球、更に鳥谷からセカンドベースカバーに入った藤本へと球が戻ってきて、なんとアレックスはタッチアウト!
二死二塁のピンチが一瞬にしてチェンジに!
大歓声に覆われるスタンド。
流れは完全にタイガースに来ていた!…のだが。
今日のポイントとなった5回表。
先頭の井上が二遊間へ放った打球を掴み取った藤本は、一塁へ送球…と思ったら、せっかく捕ったボールが手につかず、お手玉して投げられない。
まんまとセカンド内野安打となった。
こないだの東京ドームのファインプレーは何だったのか?
あの集中力が微塵も見られない雑なプレー。
二回裏には俊足の左打者にあるまじき併殺打でチャンスを潰しているだけに、そのエエ加減さにまたしても頭にくる。
福原はなんとか二死まで持っていったものの、初回先頭打者としてヒットを打たれた曲者・荒木を迎えてイヤな雰囲気が。
1ストライク後、荒木は思い切りバットを振るも、詰まったような打球がシーツの右を襲う。
決して当たりはよくないが飛んだコースがよく、シーツが飛びつくも捕れず!
打球はライト線をタイムリーとなって同点にされてしまった。
これで力みだしたか福原は、続く井端に四球を与えてしまい、ランナーを二人もためた状態で福留を迎える。
こういうときの福留は最悪である。
キッチリとレフト線にツーベースを放ち、あっさり逆転されてしまった…。
一方の打線はといえば、初回、赤星がクリーンヒットで出塁し、すかさず関本が送りバンとを決めると、シーツは詰まったセカンドフライに倒れるものの、続く金本が4番の仕事を果たして1点先取!
幸先の良いスタートを切ったのだが、2回は一死一塁から藤本が併殺打で一瞬にしてチャンスを潰して流れが断ち切られた。
更に3回裏には、赤星が足を生かしてショート内野安打で出塁するも、思い切りの悪い走塁で盗塁死。
チームに勢いを呼ぶためにも、初球から果敢に走るべき場面。
案の定(?)初球は120km/hの十分勝算のある投球であったのに、2球目のうまいクイックモーションと高めに外した速球という危険な組み合わせでスタートを切ってしまい、難なく谷繁に刺されてしまって、またしても流れを呼び込めない。
続く4回裏。
二死から濱中の打球は平凡なショートゴロ。
井端が軽快にさばいて一塁へ送球!が、ちょっとだけ右へそれた。
すると、あろうことか一塁手ウッズが送球をポロリ!
やったー!ウッズ、さすがやで!!
ウッズがタイガースファンの心をつかんだのは言うまでもない。
そして濱中はなんと盗塁に成功!
当然ノーマークではあっただろうが、見事に相手のをついた。
相手のミスにつけこむ素晴らしい展開で、一気に押せ押せムードに!…となるはずだったのに、鳥谷は見逃し三振。
せっかくこの回の表にファインプレーで相手のチャンスを潰し、守備で流れを引き戻しつつあったというのに、この淡白な逸機も次の回に中日へと流れを引き渡してしまう要因であった。
くさいボールは全てカットで逃げて、粘りのバッティングでくらいついてもらいたかった。
こうして、重苦しい展開で迎えた7回表、信じられない光景が広がった。
先頭の谷繁を四球で出してしまったが、続く山本昌の“みえみえバント”は矢野の前に力なく転がった。
矢野は素早い動きで打球を掴み、二塁へ矢のような送球!足の早くない谷繁ということもあって、見事に送りバント失敗で投手がランナーに残るという中日には最悪の展開♪
と瞬時に想像が膨らんだにも関わらず、目の前ではグラウンドに転々と転がる矢野の送球…。
イマドキ小学生でもやらないような恥かしい送球ミスでピンチが広がったかと思うと、続く荒木の送りバントまで福原が一塁悪送球してなんと無死満塁。
ダイヤモンド内はすっかり浮き足立ち、井端にキッチリとセンター前へ弾き返されてタイムリーを打たれたところで、実質試合終了…となってしまった。
その後のイニングは、書くのもバカバカしい、「久保田劇場-失点編-」を含む“茶番劇”が繰り広げられ、結果1対7でボロ負け。
それにしても、昨日までとは明らかに動きが違っていたタイガースナイン。
負けるべくして負けたのかもしれない。
そしてこの要因を手繰れば、初回のアニキの打席に結びつく…のである。
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