面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

ネット社会の落とし穴

2009年01月12日 | ニュースから
ネット料金、予告なく課金…2万人から計2億円で苦情多発(読売新聞) - goo ニュース


サーバー貸し出しなどを提供しているネット関連企業が、「情報管理などを強化するシステム費に充てる」として、ユーザーへの事前連絡不十分なまま、利用者約2万人の口座からそれぞれ1万円を引き落したとして問題になっている。
利用規約に、「臨時の料金を予告なく課金する場合がある」と定められているところがミソ。
総務省が事情を聞くと言うが、これを盾にして対抗することになるのだろう。

今や、行政指導云々で解決するものでもないのではないだろうか。
この規約が、消費者に費用負担を求める時には事前の説明が必要としている電気通信事業法に違反するかどうか、司法判断に任せるしかないだろう。

この問題の決着がつくまでは時間がかかりそうだ。
これを電気通信事業界における問題ととらえるなら、規制緩和のラッシュで“何でもアリ”を助長し続けてきた所轄官庁の責任ではないか。
電気通信は国家安全保障の要であることに対する認識が、これまでの政策に無さ過ぎたことへのツケだと考えるのは自分だけか?



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