面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

デートDV

2006年05月08日 | よもやま
そんな言葉があることを、テレビのドキュメンタリー番組で初めて知った。
DV(ドメスティック・バイオレンス)という言葉は知っていたが、これは「家庭内暴力」の範囲内という感じで夫からの暴力を指すが、「デートDV」というのは結婚もしていない恋人同士の間でふるわれる暴力のことを言うとか。

彼女が自分の望み通りのことをしてくれないからといって、殴る蹴るの暴力をふるう男の発想が理解できない。
相手が意に添わない言動をすることなんて、当り前のことであり、お互いさまでもある。
それを指して、非難し合うというような場合は、お互いにコミュニケーションを深めようという行為であり、何よりも暴力により物理的に相手を傷つけるようなことがない。
それが、彼女の鼻が折れるほど顔を殴ったり、「子供が産めないようにしてやる!」と言いながら腹を蹴るなどという行為に及ぶ男がいるとは、テレビを見ていて吐き気がした。
そして、3分おきに自分に対してメールを送ってこなかったから、という理由で殴る蹴るの暴力をふるう大学生の男て、どういう大学生やねん!?

DV法またはDV防止法と呼ばれる法律(「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」平成13年4月13日公布・平成13年10月13日施行)があるが、これは暴力をふるう配偶者を対象としており、恋人には適用されない、ということは法律の不備として問題視されるべき点ではあるが、そんなことよりもこんな法律が必要になったという事実の方がヤバイ。
「国家の品格」という本がベストセラーになっているが、本当に日本には国家としての品格が失われてしまった。
個人が、国によって(法律によって)律されなければ生活していけないなんて、自由でもなんでもない。

今後どれだけ「しょーむない法律」が作られるのだろうか…。
曲がりなりにも法学部・法律学科を卒業した身としては、暗澹たる気持ちにさせられる。

ゴスペルライブ♪

2006年05月07日 | music
今日は、紫亭京太郎氏の所属するシネコミ倶楽部メンバーのお二人が、ゴスペルライブに出演するというので、氏とともに厚生年金会館芸術ホールへ。

これは、ヤマハが開いている音楽教室の一つ「ヤマハなんばセンター・ゴスペルコース」に、お二人がゴスペルを習いに行っておられ、その発表会としての公演で、去年に続いて観に行かせてもらったものである。
二人の講師が受け持つクラスの合同発表会であるが、お二人のクラスは大西ゆかり講師。
あの、「大西ユカリと新世界」のボーカリストである。
もう一人の講師・寺尾仁志氏とのかけあいMCも面白いが、もちろんメインはゴスペル。
このライブは各クラスとも曲の完成度が高く、また年々完成度の高い曲が増えていっている。
お二人のクラスは「RAIN DOWN」という曲をかけていたが、今日もクワイアとしてのチームワークもよく、実に楽しそう♪
初めて聴いたが、カッコいいナイスな曲だった。
忙しい仕事の合い間をぬって、皆さんよくぞ練習されたもの。
いつもながら感心しきり。

観客も500余人とか。
客席からも多くのエネルギーを吸収できたんじゃなかろうか。
舞台に立つという行為は、観客からエネルギーをもらえたときに恍惚となる。
そして、それを経験したとき、病みつきになってしまうもんである。

「プロデューサーズ」

2006年05月07日 | 映画
上質のコメディ・ミュージカル♪
掛け値無しに楽しめる。
コメディには往々にして日本人には分からない笑いがあったりするが、本作は全くモウマンタイ!
(「無問題」てことです)
映画の基本である高いエンターテイメント性を持ち、ミュージカルモノとして「シカゴ」以来の満足度。

それにしても、マシュー・ブロデリック!
ブロードウェイでのミュージカル版でも同じ役についていることもあって堂に入った演技を披露しているが、あんなに歌が上手くてタップが踏めるとは知らなかった。
どうも「フェリスはある朝突然に」を代表として80年代の輝きを失ってしまったように思っていたが、なんのなんの。
しっかりとした“芸”を身につけ、親子二代の役者はやはり違うということか。
相方のネイサン・レインとのコンビも絶妙である。
また、ユマ・サーマンも意外にミュージカル(特訓したそうな)ができていて、また違った魅力を見せている…個人的に好みでないのでイマイチではあるのだが、これまたマシューとの息の合ったダンスは中々のもの。
それから、アメリカではコメディアンとして確固たる地位を確立しているウィル・フェレルが、イカれた“ナチおたく”の脚本家を好演。
ああいうイカれた演技は愉快愉快♪

ふと気付いたが、マシューもウィルも、贔屓にしているニコール・キッドマンが出ているからという理由だけで観に行った「ステップフォード・ワイフ」(マシュー)「奥様は魔女」(ウィル)の出演者。
ニコールを介してスクリーンプレイを楽しんだ二人の共演ということの発見は、蛇足であり自己満足でしかないどうでもイイ話だが、書かずにおれない。
(こんなこと書いてるから記事が長くなる…)

そうそう、オカマの演出家役のゲイリー・ビーチも秀逸!
その屋敷はオカマの殿堂であるが、そこに住まうオカマ軍団の“演出チーム”も、全員イカれてて楽しい♪
彼もミュージカル版のメンバーでもあるのだが、実物のブロードウェイ・ミュージカルを観たくなった。
狂言と同じで、セリフがよくわからなくても楽しめるのでは!?

元々1968年に公開された映画で、メル・ブルックス監督・脚本、アカデミー賞オリジナル脚本賞受賞、助演男優賞ノミネートに輝く同名作品がオリジナルである。
これがミュージカル化されてブロードウェイで大ヒットし、そのミュージカル版を完全映画化したという、一風変わった経緯の作品。
オリジナル作品は日本では劇場公開されず、ビデオリリースのみだったが、2001年に製作から32年経ってようやく公開されたとのこと(観てないねんけどね)。
ミュージカルは01年度にトニー賞史上最多受賞の12部門を独占して話題になった(そうな)ことから、劇場公開もされたんでしょうなあ(桂米朝風)。
元々の原作をチェックしたくなったが、TSUTAYAに置いているのだろうか?
(携帯でチェックせねば)

プロデューサーズ
2005年/アメリカ  監督:スーザン・ストローマン
出演:ネイサン・レイン、マシュー・ブロデリック、ユマ・サーマン、ゲイリー・ビーチ、ウィル・フェレル

和歌山へ行こら⑥

2006年05月07日 | 放浪記
まぐろのぼり!?(分っかるかな~)

昼食後、土産物を物色するために街中をうろうろしたが、漁港で面白いものを見つけた。
青空にひるがえる鯉のぼり…と、よく見れば柄がまぐろ!?
さすが南紀勝浦!

まぐろと温泉を、思いっっっっ切り堪能した二日間であった。

やっぱり勝浦はエエとこです。
でひ、皆も友達やら家族やらで、連れもて行こらよ~!

和歌山へ行こら⑤

2006年05月06日 | 放浪記
昼食の一部♪(一番手前はウチワエビ)

遊覧船での観光を終えて上陸後、昼食をとるために店を物色。
時分時ゆえ、どこの食堂もいっぱいの模様で、ガイドブックに載っていそうな店には行列ができている。
※「時分時」(「じぶんどき」)とは標準語で言えば「ご飯どき」とでも言えばよいだろうか…という大阪弁

漁港のすぐ横にある“魚屋”に決定。
わざわざ“魚屋”としたのは、イケスの魚介類を売っている魚屋が、店の奥で食堂もやっているところに入ったからである。
満席ながら行列はできてなかったので、店の外にメニュー表示は無かったが、せっかくやし♪と入ってみたものである。
「今朝そこの港に上がったヤツです~♪」的な魚と貝を、おつくりだけでなく、焼き物や煮物で食べさせてくれる。
※「おつくり」というのも、標準語では刺身であり、上方の言い方のようですな(桂米朝風)

ゆうべ「ホテル浦島」でアホほどまぐろを食ったが、またもまぐろのつくりを頼んでしまう。
好物のはまちも注文したが、今朝は上がってなかったらしく(そない書いといてね)、代わりに鯛のつくりを。
それに、またしてもせっかくやし♪ということで、焼き物としてまぐろのカマとウチワエビを注文。
すると「まぐろのカマは煮物ならすぐ出せますが…」と言うので、腹も減ってるしとそっちにした。
ちなみに、ウチワエビとまぐろのカマは時価!
まあ激安!ちゅうわけではなかったが、全体ではやはり安価。
この値段では大阪では食えんわな♪というところで値ごろ感は良かった。

慣れてしまったか、まぐろはそうも感じなかったが、鯛のつくりが美味♪
ウチワエビは意外と身が多くて、ぷりぷりと美味♪
そしてこれまた意外と美味しくてビックリしたのが、まぐろのカマの煮物。
上の写真では右手前がほぐした身で、左奥がカマ全体(…って小さすぎて分からんがな)であるが、これがまたダシの味がなかなかよろし♪
甘すぎず辛すぎず濃すぎず美味♪
また、全く期待していなかった味噌汁が美味♪♪
もまぐろの身がたっぷりと入っていて、そのまぐろから出る脂がなんとも言えぬ旨味を
引き出していて美味いったらありゃしない♪

ということで、またしてもたらふく食った昼食であった。

和歌山へ行こら④

2006年05月06日 | 放浪記
「紀の松島」一風景

朝飯前に再度「忘帰洞」でひとっ風呂浴び、朝飯ビュッフェでたらふく食べて、満足感たっぷりにチェックアウト。

せっかくなので「紀の松島めぐり」。
ホテル前桟橋から観光船に乗って、「紀の松島」と呼ばれる島巡りをして風景を楽しんだ後、漁港の桟橋に到着して帰途につけるという、全行程40分~55分(コースによる)の、なかなか便利な観光メニューである。

内海から外へ出れば、そこは太平洋。
波は荒くて船は大揺れ。
気を抜いたら船酔いしそうであるが、良すぎるくらいの好天に恵まれ、真っ青な空と真っ青な海に、点在する無人島や奇岩(この奇岩群が「紀の松島」と呼ばれる風景を作っている)の風景を存分に堪能した。
いやー、爽快爽快!
気持ちイイ~♪

和歌山へ行こら③

2006年05月06日 | 放浪記
忘帰洞(向こうは太平洋♪)

部屋に入って荷物を置くと、さっそく「忘帰洞」へ。
なんせ広い露天風呂。
午前と午後とで男湯と女湯とが入れ替わる。
なので翌朝、朝風呂にも入った。

初日は夕食後に館内の風呂に入ったのだが、先に“風呂のテーマパーク”と言ったように、もう一つの洞窟風呂、山上に露天風呂、海沿いの「なぎさ館」にも露天風呂など、館内の風呂を含めて全部で8つの風呂がある。
各風呂にはスタンプが用意されていて、スタンプラリーが楽しめるようになっている(そいつは楽しまなかったが)。
ちなみに、職場の同僚は当ホテルで風呂巡りをして「湯あたり」して高熱を発してダウンしたとか。
(ご入湯は計画的に)

そうそう、飯は朝夕ともバイキング形式。
可もなく不可もなく…て言うたら怒られるかもしれないが(アホほどおかわりしたクセに)、やっぱりまぐろがモチモチしてて美味♪
晩飯のときには、レストランの外側をタヌキがフツウに通ってビックリするやら楽しいやら。
(隣のテーブルの子供は興奮してた)

和歌山へ行こら②

2006年05月06日 | 放浪記
ホテル浦島一部(手前のタンカー邪魔)

今回の勝浦ツアーの宿は「ホテル浦島」。
全国的には“知る人ぞ知る”ホテルだろうか。
関東の人にとっては、勝浦っちゃぁ千葉だよな!?
南紀勝浦を知ってる人なら、誰でも知ってるんじゃないかと思われる、現地有数の老舗ホテルである。
特に有名なのが、太平洋に面していて絶景が望める「忘帰洞」というデカイ洞窟露天風呂。
これに一度入ってみたかったというのも、今回の旅行のテーマの一つである。

JRの駅から歩いて5分程度の港に、「ホテル浦島」への連絡船の乗り場として桟橋がある。
そして船に揺られてまた5分弱、正面玄関直結の桟橋に到着。
ホテルは半島部分に建っているのだが、歩いて行く道筋はどこにも案内がない。
ムリヤリ歩いて行って、行けないことはなさそうだがかなり遠回りになるだろう。
車も、この桟橋付近に駐車場があり、一般車両はホテルには近づけない。
ウルトラ警備隊の基地か!?

「ホテル浦島」はHPやパンフの写真などで見る限りでもその大きさが知れるが、実際に行ってみてビックリした!
ハンパな大きさではない。
宿泊した本館を始め、「なぎさ館」「日昇館」「山上館」など、半島のこっち側、向こう側、山の上と建物が散在し、総収容人員は軽く2000人を超えていて、さながら“風呂のテーマパーク”である。

正面玄関を入ってまたビックリ!
鮮やかなグリーン(ちょっとモリアオガエル・チックなビビッドな色!)のジャケットを来てテキパキ客をさばくホテルマンに、既に浴衣でウロウロしてる客、普段着のまま土産物を物色している客、到着してデカイ荷物を持ってチェックイン待ちしている客、広大なロビーに人がうようよ!

和歌山へ行こら①

2006年05月05日 | 放浪記
ウェルカム看板と佐藤春夫の碑

GWを利用して和歌山の勝浦温泉へ1泊2日の旅行に出かけた。
晴れ男の本領を遺憾なく発揮し、2日とも快晴であった。

実は2度目の訪問であるが、目的はいつも一つ。
デカイ風呂でのびのびすることと、まぐろを食べまくること。
なんといっても勝浦は、日本有数のまぐろの水揚げ量を誇る「まぐろの町」なのである。

JRの特急・オーシャンアローに天王寺から乗り込んで、揺られること3時間チョイ。
(やっぱり遠いな!)
小さな駅を降り立つと、港へと続く道の“入口”にはウェルカム看板。
「ようこそ 勝浦へ」
その手前、駅前ロータリーには佐藤春夫の碑が。
そんな“文豪”が勝浦の出身とは知りませなんだ。

ひどい試合…

2006年05月05日 | 野球
4回終了時で11対2。
楽勝やと思うわな、フツウ。

終わってみれば13対11。
昨日あんなにラッキーな試合で、勢い付くはずの今日の試合。
ムチャクチャにしてしまったのは井川のピッチング。
今年は前回まで、比較的安定した投球ができていたのに、今日のようにチームにはずみをつけるための重要な試合で最悪な投球をするとは…。
こんな試合、エースなら楽々完投してリリーフ陣を休ませなければいけない。
立ち上がりから調子はイマイチであったが、悪いときは悪いなりに相手を抑えてこそエースである。
それを、5回で100球も投げて全て自責点で6失点とは、開いた口がふさがらない。
あまりにも無責任な背信投球をやってくれた今日の井川。
自分から進んでエースになりたいと言った覚えはない、とでも言うのだろうか?

また、中継で出てきた桟原がひどい。
金沢も、目の覚めるような投球をしていたのに、甲子園で同点本塁打を浴びてからどうもピリッとしなくなった。
気が付けば最後は久保田を投入せざるを得ない、薄氷の勝利。
どういうことやねん!?
今日の投手陣で唯一の収穫は、ダーウィンの好投。

テレビ中継で解説の真弓氏が「今日は勝たせてもらった」と言っていたが、正にそのとおり。
12球団ワースト勝率の横浜だからこそ勝てた試合。
こんな試合をやってるうちは、なかなか波に乗れない。

濱中も調子が落ちてきた。
ヒットは出ても、打球が上がらなくなってきている。
(とうとうハマの村田に本塁打数で並ばれた…)
アニキもこないだの讀賣戦でレフトフライを取ったときに指を痛めて、思うようなスイングができていない。
(指の捻挫て、いわゆる突き指とちゃうんかいな?)
こんなときこそ、投手陣に踏ん張ってもらいたい、中でも井川にはチームを引っ張る投球を見せてもらいたいものであるが。。
まだまだしんどいタイガースである。