中学受験で疲弊しないために、親子で楽しむ受験になるヒントを綴っていきたいと思います。
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法
できるようになってきた!
「お、できたじゃない。この問題は、これまでてこずってきたよねえ。」
「冬休み、特訓しました。」
「この問題も、できるようになったね。」
「そのやり方も覚えました。」
「そうか、勉強してるねえ。このまま、がんばんなさい。まだまだ伸びるよ。」
「はい!!」
まあ、最後の返事の元気の良かったこと。
しかし、この時期が確かに一番のびると思うのです。
夏休みは「天下分け目」なんていいますが、今の時期と比べたら、まあ、子どもの顔はまだのんびりしている。
それにくらべれば、締め切り効果がある分、子どもたちも何とかしたい。私たちも何とかしたい。
だから、そのエネルギーがうまく合致していくと、子どもの成績はよく上がります。
ただし、それには気持ちに怖れや不安を持たないことが大事。
攻めの気持ちというんでしょうか。言葉は悪いが「失うものは何もない」というぐらいの気持ちで臨んでいると、短い期間であったとしても、それなりに効果があるものです。
知識を覚えていないと自覚していた子も、知識がまとまってくると
「そろそろ、勝負になってきた」
と実感できるようになります。
自分が
「できるようになってきた!」
と思うことが、そう、思わせること、がこの時期大事ではないでしょうか。
「冬休み、特訓しました。」
「この問題も、できるようになったね。」
「そのやり方も覚えました。」
「そうか、勉強してるねえ。このまま、がんばんなさい。まだまだ伸びるよ。」
「はい!!」
まあ、最後の返事の元気の良かったこと。
しかし、この時期が確かに一番のびると思うのです。
夏休みは「天下分け目」なんていいますが、今の時期と比べたら、まあ、子どもの顔はまだのんびりしている。
それにくらべれば、締め切り効果がある分、子どもたちも何とかしたい。私たちも何とかしたい。
だから、そのエネルギーがうまく合致していくと、子どもの成績はよく上がります。
ただし、それには気持ちに怖れや不安を持たないことが大事。
攻めの気持ちというんでしょうか。言葉は悪いが「失うものは何もない」というぐらいの気持ちで臨んでいると、短い期間であったとしても、それなりに効果があるものです。
知識を覚えていないと自覚していた子も、知識がまとまってくると
「そろそろ、勝負になってきた」
と実感できるようになります。
自分が
「できるようになってきた!」
と思うことが、そう、思わせること、がこの時期大事ではないでしょうか。
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正月特訓を振り返って
私の教室では正月特訓をやります。
大晦日、元旦、2日と3日間で、合計4本の模擬試験をやります。
この合計を、データ化して毎年、記録していますが、大分たまってきました。
もちろん、この後の合否の結果とリンクしてあるので、データを見るたびに思うことがあります。
例えば300点満点の試験で130点しか取れなかった子が、本番では合格している。
一方で200点近く取ったのに、落ちてしまった子がいる。
これはデータが悪いのか?
いや、そうではないのです。
例えば130点しか取れなかった子は、模擬試験を失敗したに過ぎない。
200点近くとった子は模擬試験はうまくいったが、本番ではうまくいかなかった。
なぜうまくいかなかったのか。
原因はいろいろあるでしょう。
緊張していた。
緊張するというよりも、あがったといった方がいいかもしれない。つまり、平生の注意が、試験本番でできなかった。
一方、本番がうまくいった子は模擬試験での失敗を生かしたということになる。
ひとつのデータで一喜一憂したところで、仕方がない話なのです。
問題は、力が本番で出るか、ということに尽きる。
4回の模擬試験をやって、一番最後にいい成績をとった子がいました。
これは、1回目、2回目、3回目と失敗して、これはいかんと本人が本気になったんでしょう。
いや、最初から本気であったと思う。しかし、そうはいいながら、力を発揮できていなかったともいえるのです。
ところが1回目、2回目、3回目が失敗した。だからこれは何とかしたい、気が入った。
それで4回目はうまくいった。
子どものすることですから、そういうことが良くある。
だから、子どもの可能性を引き出す努力を大人はしないといけない。
ある子には勇気を与えないといけないし、ある子には慎重さを説かないといけない。
ある子には字をていねいに書くことを厳命し、ある子は恐れないようにしなければならない。
ということは、数字だけではわからない。子どもの顔を見て、教えて、わかる話なのです。
それと、子どもも本気にしないといけない。
だから正月にやるのです。
本当は正月、遊んでいたいだろう。しかし、それを我慢して、がんばるから真剣になる部分もあるのです。
残り一ヶ月。一人ひとりに何を注意すべきか、話をしました。
さて、この一月、またいろいろあるだろうが、最後に自分の力を存分発揮できるようになってもらいたいと思います。
大晦日、元旦、2日と3日間で、合計4本の模擬試験をやります。
この合計を、データ化して毎年、記録していますが、大分たまってきました。
もちろん、この後の合否の結果とリンクしてあるので、データを見るたびに思うことがあります。
例えば300点満点の試験で130点しか取れなかった子が、本番では合格している。
一方で200点近く取ったのに、落ちてしまった子がいる。
これはデータが悪いのか?
いや、そうではないのです。
例えば130点しか取れなかった子は、模擬試験を失敗したに過ぎない。
200点近くとった子は模擬試験はうまくいったが、本番ではうまくいかなかった。
なぜうまくいかなかったのか。
原因はいろいろあるでしょう。
緊張していた。
緊張するというよりも、あがったといった方がいいかもしれない。つまり、平生の注意が、試験本番でできなかった。
一方、本番がうまくいった子は模擬試験での失敗を生かしたということになる。
ひとつのデータで一喜一憂したところで、仕方がない話なのです。
問題は、力が本番で出るか、ということに尽きる。
4回の模擬試験をやって、一番最後にいい成績をとった子がいました。
これは、1回目、2回目、3回目と失敗して、これはいかんと本人が本気になったんでしょう。
いや、最初から本気であったと思う。しかし、そうはいいながら、力を発揮できていなかったともいえるのです。
ところが1回目、2回目、3回目が失敗した。だからこれは何とかしたい、気が入った。
それで4回目はうまくいった。
子どものすることですから、そういうことが良くある。
だから、子どもの可能性を引き出す努力を大人はしないといけない。
ある子には勇気を与えないといけないし、ある子には慎重さを説かないといけない。
ある子には字をていねいに書くことを厳命し、ある子は恐れないようにしなければならない。
ということは、数字だけではわからない。子どもの顔を見て、教えて、わかる話なのです。
それと、子どもも本気にしないといけない。
だから正月にやるのです。
本当は正月、遊んでいたいだろう。しかし、それを我慢して、がんばるから真剣になる部分もあるのです。
残り一ヶ月。一人ひとりに何を注意すべきか、話をしました。
さて、この一月、またいろいろあるだろうが、最後に自分の力を存分発揮できるようになってもらいたいと思います。
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