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何も心配していない

確かに、なかなか合格できなくて苦しかっただろうとは思うが、でも僕は君のことは何も心配していない。

君はここに来て随分変わった。

まず、自分で問題を考えるようになった。それまでは「どうせできないだろう」という気持ちの方が先に立っていた。でも、解きたい、解けるかもしれない、という気持ちに変わってきて、最後の方は集中して問題に取り組んでいた。

それからお母さんに言われなくても勉強するようになった。

これは試験前だからということもあるかもしれないが、それにしても今までは随分お母さんに「勉強しなさい」と言われていただろう。しかし、ここに来て自分で暗記物をやったり、本を読んだり、計算の練習をしていた。

ということは、すでに君は自分で次の目標に向かって努力するという能力を身につけたのだ。だから、君はこの先も大丈夫だ。前向きに何とか目標を達成してやろうという気概がある限り、君は成長し続ける。

別にここで合格しなくとも、先先に必ず成功する。だから心配する必要はない、と僕は思っている。次は十分に準備ができるはずだ。

大事なことは、自分がダメだ、などとは決して思わないことだ。君にはたくさんの優れた能力がある。だから、それを伸ばしていけば将来相当に凄いことをやってのけるだろう。

だから心配はしなくていい。ただ前向きに勉強したり、やりたいことに挑戦すればいい。

2ヶ月後には中学生だ。中学に入ったらまた大いに力を発揮して欲しい。


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速さの問題

5年生の教室から
まずは楽しく

中学受験 算数オンライン塾
2月8日の問題







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2年でも長いが

新5年生の授業が始まりました。

これから2年間で志望校合格に向けて勉強するわけですが、それでもやはり長いなと思います。

大学受験だと多くの受験生はせいぜい1年半ぐらいが準備期間ではないでしょうか。高校2年の秋ぐらいからそろそろやろうか、みたいな感じ。

2年の受験準備というと、高校2年に入るともう受験勉強ということになるわけで、高校生にそんなことを言うときっと、「まだ早いよ」というでしょう。

小学生だから確かにそんなに無理なことはできないが、だからといってあまりに長すぎても飽きてしまうところはあるのです。

それに、今までもっとたくさんの受験生がいた時期でも2年間でやっていた準備を、この少子化の時代、そんなに長くやるのはやはりちょっと時間の無駄遣いに思えるのです。

確かに競争率は中学受験の場合、そんなに下がるわけではありません。しかし、またそう上がるわけでもない。だから僅差の勝負の中でいかにしっかり合格できる力を培うか、ということが大事なわけで、そのためには本人の意識は重要な要素です。

なぜ私立中学をめざすのか、どういう学校を目標にするのか、そういうことがあまり意識できないうちに勉強をやらされてしまうと、やはり本人の精神的な負担が大きくなるのです。

5年生もまだ十分ではないが、それでも多少なりともいろいろな考えが理解できるようになってくる。それで初めて少しがんばってみようか、という気になるわけで、早すぎることが本当に子どもにプラスになっているとは限らないことは頭の中に入れておかれると良いかと思います。


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ふりこに関する問題

6年生の教室から
とにかく読み込もう

今日の慶應義塾進学情報
2月5日、6日







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普段の生活に戻る子

受験が終わって今日から学校に戻る、という子も少なくないでしょう。

先日お話しした通り、試験が終わったらとにかく間を置かずに学校に戻すことが大事です。結果をいろいろ言われるかもしれませんが、そんなことを気にしても仕方がない。それに子どもたちはあっという間にもとの生活に戻ります。

しかも、今度はもう塾がない。

卒業式まであと1ヶ月。いろいろと計画があるでしょうし、楽しいことも待っているでしょう。その時間が子どもたちを癒やしてくれるし、また新たにやりたいことが見えてくる。

しばらく遊んだ後、また勉強を始める子どもたちも少なくありません。例えば英語とか、数学とか。

変わったところではプログラミング言語を始める子もいます。

これから次のスタートラインに向かっていくわけですが、別に受験に向けてのスタートラインというわけではない。新たな可能性を開くためのスタートですから、この後もまた充実した時間が送れるようにサポートしてあげてください。


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教えられることに慣れすぎない

5年生の教室から
できなかった問題をやり直す

中学受験 算数オンライン塾
2月6日の問題







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結果にかかわらず学校に戻る

東京、神奈川の入試も今日で5日目を迎えました。そして、今日は日曜日。ということは明日は月曜日です。

すでに日程を終えて、結果が出たら、あとはその結果にかかわらず学校に戻ることが大事です。

つい、休み癖がついてしまう。入試期間中、ずっと学校を休んでいるわけで、ついそのまま休んでしまいそうになりがちです。

特に結果が出ていないと、そうなりやすいが、それは絶対にいけない。

まだ子どもたちの先はあるわけだし、子どもたちの生活の中心はやはり学校なので、なるべく早く学校に戻ることが大事です。

来月は卒業式を迎えるのだから、早く子どもたちの普段の生活を取り戻す。

ただし、決めた日程はもちろんしっかりやり遂げることも大事ですから、そこまでやり遂げてからすぐに学校に戻りましょう。


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ひとつ合格を出すことの難しさ

6年生の教室から
がまん

今日の慶應義塾進学情報
2月3日、4日







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予定通りの受験を完了する

ここへ来て、いくつか受験スケジュールを変更したご家庭があるかと思います。

いろいろ考えた末の決断ですから、それはそれでがんばって挑戦してほしいと思いますが、しかし、それもあるところまでで切り上げた方が良いでしょう。

まだ、ここもある、ここもある、と子どもの手を引っ張って歩くような受験はあまりプラスにならない。

入れたとしても、その後、いろいろ問題が出てくる可能性もある。

あまり学校のことをがわかっていないから、指導体制やスクールカラーに不満が出る。

結局、公立に戻って高校受験をする子どもたちも案外多いのです。だから、基本的には予定のスケジュールをこなすのが良いと思います。

子どもたちの将来はこの結果で決まることはありません。

まだまだいろいろなチャンスが巡ってくるし、むしろこれからしっかり力をつけていかなければ、どの学校に行ってもプラスにはならない。

だから、先先に期待を持っていた方が良いのです。

僅差の勝負ですから、うまくいかないこともあるのですが、しかし、その子はがんばってきたし、またこれからもがんばるわけだから、その成長に期待しましょう。


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気持ちを強く持つ

5年生の教室から
ノートをとる

中学受験 算数オンライン塾
2月4日の問題







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しんどさを乗り越える方法

3日目に入ると、すでにいくつかの合格発表を経験している子がいるでしょう。

その結果、思うに任せない、という場合がある。これは本人もしんどいし、見ている親もしんどい。

しかし、そこを乗り越えて次の試験に挑んでいかないといけない。

で、割り切ることが大事です。すでに終わった試験は最早過去のことであって、今、結果を変えられることではない。

同じ学校を受ける場合、特にその気持ちは明確にしておく必要があります。

また、同じ結果になるのではないか、という不安が頭をもたげてきたとしても、心配しない。

それを変えるために試験を受けるのだから、今度は失敗しないでていねいに解くぞ、と決めればいいのです。

しんどさを乗り越える方法は、次の試験に集中することです。

前の試験のことなんか忘れてしまう。

もう一度自分でやるべきことに集中しましょう。

今日一日、とにかくがんばりぬきましょう。


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思考力を試す

6年生の教室から
長い文章を読み慣れる

今日の慶應義塾進学情報
2月1日、2日







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僅差の勝負は厳しいが

入試は僅差の勝負である、ということは何回もお話ししていると思います。

だから、その勝負に挑んでいる時点でかなりの力がついている、ということでもあるわけです。入試結果を学校で見せてもらうと、1点違うごとにたくさんの番号が並んでいる。

この1点でこれだけの違いが出る、ということなのですが、だから、まあ、そこまで力がついていることに自信を持った方が良い、とすら思えてきます。

どこかの学校に縁があれば良いわけだから、その縁を結ぶべく、初日同様、前向きにがんばっていきましょう。

タイトなスケジュールで結構疲れるとは思いますが、これも数日の辛抱。

今朝も朝早くから大変だとは思いますが、元気に出かけてください。


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まだ始まったばかり

5年生の教室から
さあ、始めようか

中学受験 算数オンライン塾
2月2日の問題







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親も平常心で

2月1日。

東京、神奈川の入試第1日目です。

今朝は多くのターミナル駅でお父さん、お母さんといっしょに受験会場に向かう小学生を目にすることと思いますが、まあ、12歳なりにがんばってきたので、大いに力を発揮してもらいたい。

しかし、子どもたちを連れて行くお父さん、お母さんは、いつも通りに振る舞ってください。

お母さんが緊張しても、子どもにはプラスにはなりません。

会場に連れて行ってしまえば、あとは本人ががんばるだけなので、そこまではとにかく落ち着いて行動する。

別に子どもを励まそうとして、一生懸命話しかけずとも良いのです。

子どもはある意味、入試モードにすでに入っているので、本人のあるがままを受けいれていれば良い。

予定通り学校に着いたら、あとは待ち合わせの時間と場所を決めてください。

案外、これをお母さんの方が忘れていたりする。子どもたちは携帯を持って入れませんので、時間と場所を明確にしておきましょう。


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ベストゲームを

6年生の教室から
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時計を合わせよう







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