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ついていけないのは・・・

塾に入ってもうかなりになるのに、相変わらずクラスが上がらない。

テストの結果を見ていると、どうもちゃんとわかっているわけではないらしい。本当についていけないのでは?

という場合、まずはとにかく塾を変えてみるべきだ、と思っています。

間違いなくついていけてはいないだろうし、このままいっても絶対に改善しない。

本人がついていけないのは、やはりカリキュラムが早すぎる、あるいは量が多すぎるから、なのです。

現在は、3年生の2月から始まる塾が多くなりました。結果として、受験カリキュラムが前倒しになったわけですが、例えば算数についていえば、四則計算や小数、分数の勉強も含めないといけないわけで、そういうのをちょこっとやりつつ、受験カリキュラムを平行して進める。

そうなると、本来ちゃんと基礎力ができてから習えば何ともないものがうまくいかない。で、よくわからないところによくわからないものが積み重なるとさらにグラグラしてしまうから、わからないことが加速度的に増えます。で、そうなるとやる気がしない。

クラスでも、先生にいろいろ言われるから、さらにやる気がでない、ということになるのです。

だからそういう流れをシャットアウトしてしまうのがいい。

実際にこの秋にやってきた子の様子を見ていると、明らかにもう一度やり直す気力が出てきている。まあ、そういうものでしょう。

今のままでは、この冬になっても状態は変わらない、と思って間違いはありません。早く流れを変えることです。


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問題本文、読む、読まない?

6年生の教室から
合格点を取る戦略(1)

中学受験 算数オンライン塾
9月20日の問題







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時空を超える塾

ITが発達して、いろいろなものがネット上に置き換わってきました。

銀行、証券、書店、まあ、いろいろあるわけですが、しかし、医療と教育だけは難しいとずっと言われています。

しかし、それも少しずつ変わりつつある。先日体験させてもらったテレビ会議システムによる個別指導や集団指導は、本当にスムーズになってきたし、動画授業も便利になってきた。回線の速度が上がっているので、ネットで見る動画は最早それほど大きな問題はなくなっています。

ということは、自由に時間を選んで授業を見ることができるし、個別の指導も受けることができる。

ただ、それだけでは面白くないというので、これまでデータベースを裏に取り込んだ形で「究極の問題集」とも言うべき、学校別バインダーを作ってきました。問題集はまあ、いろいろあるわけですが、学校別バインダーは本人の学習履歴を記録した上で、学校別傾向と本人の得手不得手から「できなくて、良く出る問題」を抽出する。

つまり、優先順位が高い問題から順に勉強できるようにしたわけです。こうすることで、子どもたちの負担を減らすことができれば良いと思っているわけですが、しかし、動画にしても、テレビ会議による指導にしても、後ろに先生が必要であることは変わりがない。

別にAIが教えるわけではなく、生身の先生がネットを使いながら、子どもたちの状況やスケジュールに合わせて指導ができるようになれば、まさに時空を飛ぶ塾ができる、と思っているわけです。

時空を飛ぶ塾はやがてリアルな塾を追い越して、もっと細かく便利な指導ができるようになると思っています。ただそれは後ろで先生たちが「もっとこうしたら、もっと楽にわかるのではないか」と工夫を続けることが不可欠であり、ITの力をもっとフルに活かしていきたいと思っています。

フリーダム進学教室は現在2週間、フル機能を無料体験できますので、5年生も含めてぜひ体験してみてください。
時空を超える塾は現在も進化中です。


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平面図形に関する問題

5年生の教室から
第一志望を決める

今日の慶應義塾進学情報
ます基礎力







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疑心暗鬼な子

受験準備が早くなって、最初のスタートが上手に切れない子が増えました。

まだ十分に自分で勉強するという習慣もついていないのに、塾に行く。今まで学校の宿題で苦労なんかしたことのない子が、たくさんの宿題をもらってやりきれない。学校の授業では何もわからないことがないのに、塾ではわからないことだらけ。

という日々が続いていくと、だんだん疑心暗鬼になってくる。「実は自分は力がないのではないか」

で、わからないことはやりたくない。やりたくないから、勉強しないと、さらにわからなくなる。

「ほら、やっぱり自分はだめなんだ」

とそこへお父さん、お母さんから叱言がくる。「なんて、ダメなの」追い打ちをかけられて、もはや自分は力がないと確信してしまう。

叱るのはいいが、実際に子どもの自信ややる気を削いでしまっているケースも少なくないのです。

こういう子には、やはり力があることを教え続けていかないといけない。

ちょっとつまづいただけで、本当はやり方を間違えただけなのです。自分で勉強する習慣が十分についていないうちから塾に出して、たくさん勉強させようとしたから、こうなっただけの話。

だから少しずつ、自分で勉強し、実は力がある、ということを教えていくしかない。自分で勉強するようになれば、程度の問題はあれ、間違いなくできるようにはなるのです。


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どうやったら負担を減らせるだろうか

6年生の教室から
後ろで見ている

中学受験 算数オンライン塾
9月18日の問題







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模擬試験ではやり残しを気にしない

一般に模擬試験では、ひとつの試験ですべての学校の合否を判定します。

したがって出題要素をいろいろ盛り込み、かつ子どもたちの成績がきれいに分布するように考える。つまり、差がちゃんと出るようにしないといけません。

そのひとつの方法が量なのです。

つまり、たくさん出題する。

試験時間50分に対して、なかなかの量が各教科、出題される。だから、全然間に合わない、という場合もあるでしょう。

確かに、もう少し早くなって欲しい、と思うところもあるけれど、しかし、こんなに忙しい入試はない、という面もあるのです。

だからあまりやり残しを気にしても仕方がない。

時間配分は、やはり過去問で考えると良いでしょう。


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集団授業の学校別には限界がある

5年生の教室から
習いごとやスポーツと両立させる

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湘南の5・6番対策







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先生かシステムか

大きな塾になればなるほど、先生の当たり外れのリスクが大きくなります。

小さい塾であれば、この先生に習う、ということが非常にはっきりしている。元々、教室にも限りがあるから、ある程度生徒が来てしまえば、もうそれで終わりになり、あとはその先生が受験まで面倒を見る、ということになります。

しかし、大きい塾になると組み分けもあるし、学校別でも分かれるから、いったいどの先生に当たるかは分からない、というか、少なくとも家庭が選ぶことはできません。

そのリスクを抑えるために、誰が教えてもそれなりの結果が出るように教材やシステムを重点的に作ることになります。

しかし、だからといって先生のリスクがなくなるわけではない。

大手の塾に関わっていたとき、まあ、いろいろなクレームがやってくる。が、ほとんどの場合、そのクレームはシステムや教材に対するものではありません。

先生に「~と言われた」とか。

先生が何も面倒をみてくれない、とか。

まあ、そういうことばかり。そうなると、最早先生を変えるしかなくなるわけですが、しかし、他の子には良い先生かもしれず、変えてしまえば他の子にとっては迷惑な話でしかない。

本当のことを言えば、やはり先生を選べる塾の方が良いと思うのです。

どういう先生に教えてもらえるのか、ということが塾選びにおいては最も大事なことなんだと思います。しかし、そういう選択肢は大きい塾にはないので、結局合格実績とか、システムとかで選ぶことになるわけでしょう。

お子さんが変わるきっかけは、システムであることはあまりない。まあ、先生との出会いということが一番要素としては大きいかもしれません。


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電気に関する問題

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無理はしない

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9月16日の問題







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流れを変える

5年生でも、6年生でも、現状がうまくいっていないなあと感じたら、何らかの手を考えた方が良いと思うのです。

多くの場合、同じペースかそれ以下でそのまま突き進んでしまうことが多い。本人がそれなりに自分でかんばっていれば、良いのですが、そうでないとすれば、子どもが進んでやるようにやり方を変えないといけない。

塾を変えるのもひとつの方法だろうし、家にこもってしまうのもひとつの方法でしょう。

勉強は本人が自分で進んでやらなければ、絶対にできるようにはならないのです。やらされていれば、どこかで逃げたいと思う気持ちが働くから、うまくいかない。

逆にどういう方法であっても、自分で勉強するスタイルが生まれてくれば、それはチャンスになり、短期間でできるようになる可能性があるのです。

勉強しないから個別指導や家庭教師を増やしても、流れは変わりません。本人が行きたいと思う学校が明確にあり、本人が自分でやりたいと思う勉強方法があれば良いのです。

それがいったい何か、もう一度本人と話をしてみると良いでしょう。


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学校別対策の狙い

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共学校人気

中学1年生ぐらいの時期だと、男子と女子を比べた場合、女子の精神年齢の方が高い、といわれます。

まあ、どちらかといえば男子が幼い、といった方が正確かもしれない。したがって女子の方が発言力が大きい。女子の方がリーダーシップがある等々。

男子校の校長先生は「だから、女子にやっつけられない男子校がいいんです。」という話になります。

では、そういう精神年齢の高い女子だけが集まった女子校はどうなるのか?

一般的に言えば、男子がいないから女子はのびのびする。かつ、力仕事もいとわず、男子化する、みたいなことをよく言われます。また、女子だけだといじめられる、とか仲間外れにされやすい、とか、そういうことも良く聞きますが、やはり管理はしやすいでしょう。全部女子ですから。

ただ、そういう雰囲気はいやだと思う女の子は多いので、ここのところ共学人気が大きくなり、女子校が共学校に変ってきました。つまり共学人気は女子が支えています。

で、共学校をめざす女子はまあ、そこそこそういう意識で来るわけですが、共学校に行く男子はどうなるのか?

やはり男子校の先生が言われる通り、女子に滅多打ちに遭うのか?

いや、そうでもないんです、これが。まあ、最初のうちは幼い男の子は確かにばかにされるところはあるかもしれないが、同じところにずっといるわけではない。

だから、あまり気にする必要はない。大事なのは、やはり子どもが本当に行きたいと思うことではないかと思います。


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第289回 たくさん問題を解こうとするよりも

6年生の教室から
長い問題文

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9月14日の問題








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細切れ時間に集中する

6年生の2学期は忙しい。

学校行事もあるし、模擬試験もあるし、特別授業もあるし、学校の文化祭や説明会もある。

その間に塾に行っているし、朝練もあるかもしれない。

だとすると、まとまった時間がうまくとれないことも多いのです。だから過去問もバラバラにやっていいかもしれない。

例えば8題の算数を2問ずつやっていく。そうすると、時間的な制限は考えなくて良いし、2問だから集中する。その2問をしっかり理解すればいいんだと考えると、精神的には楽になるし、実際に早く終わることもあるでしょう。

課題をバラバラにして、細切れ時間を利用し、集中して勉強すると、案外勉強の進みが早いのです。

子どもたちは体力がないので、長い時間になってくると、集中力も切れてくる。

したがって細切れに時間を使ってみるのもひとつの方法です。


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合格点をどう取るか?

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勉強の習慣をつけるには

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親の言うことだから聞かない

うるさいわね

だまっててよ

私がやるんだから関係ないでしょ?

いやいや、いろいろな言葉が飛んでいるでしょうか。

同じことを塾の先生が言ったりすると、殊勝な顔をして聞いていたりするから、お父さん、お母さんからすればさらに腹が立つかもしれません。

でも、そういう時期なんです。反抗するのは

1 基本的に勉強はやりたくない

2 勉強しないといけないのはわかっているけど、面倒だ。だから自分のやりたいようにやりたい。

それで結果がでなきゃ、仕方がないでしょ?っていうと、ほらもうむくれてるでしょ?

いうことを聞く子なら、言って甲斐があるでしょうが、そうでないときはいくら言ってもあまり効果はないものです。

そのくせ、困ったときは自分でできないから、また困るんですけどね。

だから少し離れて見ていましょう。後はもう本人ががんばるしか道はないんですから。ウチの子だから何とかする、と思っていた方が良いと思います。



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条件を整理する問題

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追い込みをかける子

さすがに2学期に入ると、模擬試験もあり、文化祭や学校説明会もあって、いやが上にも受験の雰囲気が盛り上がってくる。

で、そうなると、ようやく本気になって頑張り始める子がいます。

もっと早くからやればいいのに、って思われるかもしれませんが、いや、この位でちょうど良いかもしれない。

あまりに長すぎると本人も飽きるし、そんなパワープレーが長くは続かない。

まだ、もう少し後で本気になっても間に合うでしょう。大事なのはやはり本気になって勉強し始めること。

そうなれば、案外一気に力をつけてしまうことだって十分に考えられる。

だから、まだまだあきらめてはいけません。

ただ子どもが自分で本気にならないといけない。まだやらせようとしても、最早効果は望み薄いですから、本人がやり出すまで待っていましょう。


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