お天気の土曜日も早々と夕方からお風呂。
防水のスピーカーを持ち込んで。
なんとなく中島みゆきが聴きたくなった。
いい歌だ。
というか、いい歌ばかり。
風呂上りも何となく続けて聴きたくなってシングルレコードをかけてみた。
レコードの暖かい音がこの人にはぴったりだ。
中島みゆき。
昔よりもずっと好きになっているのが分かる。
しかも昔の歌が。
不思議な感じだけど。
「応援歌」。
この人が歌っているのは応援歌だと思う。
慰め、励まし、背中に手を添えてそっと明日へと送り出してくれる。
他人にエールを送り続ける人。
詩人の長田弘さんは、マーラーの創った音楽は全て葬送行進曲だと書いた。
それに倣えば中島みゆきの歌は全部応援歌だと思う。
やさしく、力づよく、あたたかく、どこか哀しく。