大型のチランジアたちを吊るすのは苦労する。
樹や岩に着生する性分のチラたちは何かに固定すると安定して育つようだ。
大きいと重さとバランスの悪さでなかなかうまく固定する材料がない。
このストラミネアはL字型に曲がった流木に腰掛けるように固定してみた。
見栄えはとりあえず悪くない。
あとはこいつがどう思うかだ。
もう少し大きく重いドラティ。
このドラちゃんは固定するのはあきらめた。
どうにもしようがないのだ。
太めの針金で支えてつり下げている。
くりくり頭のキセログラフィカ。
キセロはアンティークの糸車にのせている。
どうやら糸車が気に入ったようだ。
バカボンパパの鼻毛のような根っこを糸車にじわじわのばしてまきつこうとしている。
緑の鼻毛。
なかなか立派なものだ。
「置かれた場所で咲きなさい」
誰かの本のタイトル通り、自分の居場所を了解して、あとは自力で生き延びろ。
嗚呼、ボタニカル!