晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

梅雨空に…雨読…

2009-07-21 | Weblog
先週は不調でした。蒸し暑く頭が腐りそうでした。
気力、体力もちろんなく、やる気もでません。

で、昨年来積読(つんどく)していた本の中から
「巨匠たちのラストコンサート」を引っ張り出して読んでみました。

この2、3年は、本と言えばパソコン関係のものしか読んでいませんでしたから
(あっ、春先は吉川英治の三国志を読んだな、そう言えば)
久々の普通の(?)本です。

トスカニーニ、バーンスタイン、グールド、フルトヴェングラー
リパッティ、カラヤン、カラス、クライバー、ロストロボーヴィチら9人の
巨匠たちの最後のコンサートが紹介されているものです。

ちょっとしたサスペンス風の味付けもあり一気に読んでしまいました。

著者の中川右介さんはカラヤンを通してクラシック音楽の世界に入ったそうですが
私は十数年前に「帝王から音楽マフィアまで 」石井 宏 (著) を読んだせいか
私のカラヤンに対するイメージは当然よくありません。
カラヤンvsフルトヴェングラーとなると当然フルトヴェングラー派なんです。

といっても別にクラシックに詳しいわけではなく、聴きこんだわけでもなく
独断と偏見なのでなんの参考にもなりません。

でもちょっと印象に残るこの2冊、ご紹介しておきます。
巨匠(マエストロ)たちのラストコンサート (文春新書)
中川 右介
文藝春秋

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帝王から音楽マフィアまで (学研M文庫)
石井 宏
学習研究社

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