夏の読書
2011-08-08 | 読書
今、村上宣寛著「性格のパワー」に苦戦しています。
…幸福感は健康や所得とほとんど関係がなく、かなりの部分が
遺伝で決まってしまう。親の養育態度は子供の性格形成にほぼ無関係…
などの帯に惹かれて読み始めたのですが、心理学の門外漢にはハードルが高い
あとがきに、「半世紀前の書物を批判するのは酷である。しかし、この半世紀の間、
心理学は著しく進歩し、過去の本は読むに耐えない状態になった。~中略~この機会に
間違った知識や思い込みをぜひ修正していただきたい」とあります。
これまでの研究やデータを統計的に解析して、解説されているのですが
そもそもそれを判断する基礎知識(言葉の意味、統計的計算方法など)を持たないので、
村上先生が~との関連性は否定されたとかそれぞれの相関係数を求めれば、
遺伝率が計算できるとか、そういわれても自分で判断できないのです。
従って、非常にもやっとした読後感となりました。
げに人の心を学問とするのは難しい
「性格のパワー」に先立って読んだ、同じ村上先生の「心理テストはウソでした」の方は
血液型人間学の怪しさなど納得できたのですが…
…幸福感は健康や所得とほとんど関係がなく、かなりの部分が
遺伝で決まってしまう。親の養育態度は子供の性格形成にほぼ無関係…
などの帯に惹かれて読み始めたのですが、心理学の門外漢にはハードルが高い
あとがきに、「半世紀前の書物を批判するのは酷である。しかし、この半世紀の間、
心理学は著しく進歩し、過去の本は読むに耐えない状態になった。~中略~この機会に
間違った知識や思い込みをぜひ修正していただきたい」とあります。
これまでの研究やデータを統計的に解析して、解説されているのですが
そもそもそれを判断する基礎知識(言葉の意味、統計的計算方法など)を持たないので、
村上先生が~との関連性は否定されたとかそれぞれの相関係数を求めれば、
遺伝率が計算できるとか、そういわれても自分で判断できないのです。
従って、非常にもやっとした読後感となりました。
げに人の心を学問とするのは難しい
「性格のパワー」に先立って読んだ、同じ村上先生の「心理テストはウソでした」の方は
血液型人間学の怪しさなど納得できたのですが…