晴耕雨読

晴れた日には土いじり、雨の日にはパソコンとボタニカルアート

首里城炎上

2019-11-01 | 出来事
昨日の首里城の火災は本当に驚きました。

台風15号、19号そして21号がもたらした被害に心痛めているときに今度は首里城の炎上とは。


私が小学校5年生のとき、自分たちの教室が火災で焼けてしまいました。
当時の我が家は小高い所にあり、学校もまた3キロほど離れた高台にあったので、直線上に学校が見えました。

夕暮れ時、学校が燃えているとの声に表に出てみると、私たちの教室のある校舎が火に包まれていました。
つるべ落としに暗くなった夜空に赤々と燃え盛る炎の中、黒い骨組みが見え、まるで悲鳴を上げるように焼け落ちてしまいました。

ボロボロ涙が出て、立ちすくむしかなかったことを覚えています。

色々な歴史や文化の詰まった、沖縄の人々の心のよりどころだった首里城の消失はとてもショックで悲しい出来事でした。


2016年の熊本地震も衝撃でした。熊本、阿蘇、九重は年に一度は行きたい大好きなところです(最近は行けてませんが)

中でも熊本城の痛ましい姿はショックでした。
復興にどれほどの時間がかかるだろうと思っていたら、10月5日から一部公開となりました。
関係者の方々のご努力、日本の技術力には本当に頭が下がります。
いち早く訪れたかったのですが、来週行けることになりました。

お城が立ち上がる姿を見てきます。

歴史的建造物、文化は失くしてしまったら一朝一夕には取り戻せない。
なんとかみんなで大事にしていきたいですね。