晴耕雨読

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「JALウェイズ58便」その2“エンジン火を噴く”

2005-08-13 | 出来事
本人たちが比較的落ち着いていたし、映像を見るまでは
そんなにたいしたことはないかも、と思っていたけど…

今朝の新聞(西日本新聞)には「エンジン火を噴く」とかの見出しも踊り、
(ハワイで待っている弟たちに見せるためKIOSKで4紙購入)
もちろん父がインタビューを受けたという毎日新聞は入念に読み
(しかし、父はそのとき寝ていたのであまり覚えていないらしい)
やはり、一歩間違えば大惨事になりかねないトラブルに愕然となる。

友人から「ご両親にはあの映像は見せない方が…」というメールがきたが
何のこと?とニュースを見続けていたら、突然火を噴く映像が!
あっ、これかと思った時すでに遅く、みんなでしっかり見てしまった!

毎日新聞の一面の記事は、昨夜娘が聞いた運転手さんの話と同じで
運転手さんの“知識”の確かさを確認!


「あー、ハワイが戻ってきた。こりゃなんかあったんやねーって思っとったとですよー」
タクシーが走り始めてすぐ、運転手さんが言った。
毎日空港周辺にいるので飛行機のフライト状況はほとんど把握しているらしい。
「破片が道に落ちてるらしいですよ。あ、ほらニュースで言いよる。」
運転手さんが車のラジオのボリュームを上げると、ちょうどJAL機のニュースをやっていた。
そこで事実を知る私たち。

さあ、ここからは運転手さんのトークショーの始まり☆
「DC10型機は古い機体ですけんねー」
―ん?何型って?今私たちが乗ってたやつ?
「田中角栄の時代のですけんねー」
―ほーぅ。70年代ね。
「今一番新しいのは777型ですけんねー」
―ふーん。
「DC10はエンジンが3つなんですよ」
―3つ?右と左と・・・。
「3つ目は尾翼の下に付いとるんです」
―ほーぅ。
「そういうのは今はもう他に無いですね。今のは左右に2個づつの計4つですねー」
―あー、よく見るやつね。
「エンジンは着陸するとき逆噴射に切り替えるでしょう?逆噴射はタイミングが大切!
一度、福岡発羽田行きの飛行機が滑走路に突っ込んだ事故あったでしょう?
あのときは機長の片桐さんが逆噴射のタイミング間違えたんよね・・・。
逆噴射は早すぎてもいかんのですよ」
―く、詳しい・・・。運転手さん。

―てか、詳しいですよね。いつもそんなに近くで見ているんですか??
「我々は、空港の駐車場に待機しとるんですよ。でね、モニターでずっと
離着陸を見てるんです。で、着陸したらね、頃合を見計らって、パーッと
タクシー乗り場に来るんですわ。」


☆本当に手際の良いプロのタクシー運転手さんでした。☆




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