トヨタ自動車が年内に発売するハイブリッド車(HV)「プリウス」の次期モデルの燃費が、ガソリン1リットルあたり40キロになることがわかった。現行(32・6キロ)より2割以上改善する。世界初の量産HVのプリウスは、トヨタの看板車種。ガソリン車とHVでの「最高燃費性能」の座を奪還し、エコカー技術をアピールする。

 6年半ぶりの全面改良となる4代目プリウスの開発では、燃費40キロの達成をめざし、エンジンの効率化や車両の軽量化などを進めてきた。関係者によると、最も燃費が良いタイプで「40キロが測定できた」という。

 現在国内で販売されているHVの最高燃費はトヨタのアクア(37・0キロ)。ガソリン車ではスズキのアルト(同)が最高だ。車のサイズでは大きい次期プリウスが、燃費でこれらをしのぐことになる。

 1997年に発売されたプリウスは世界で累計約350万台を販売。国内の新車販売ランキングで12年まで4年連続で首位を快走したが、エコカーの競合車種が増え、今年8月は11位にとどまった。