秋の5連休、30年間で3回のみ 次は11年後
2015年9月19日16時46分
シルバーウィークと呼ばれる秋の大型連休が19日から始まった。秋の5連休は6年ぶりで、次は11年後の2026年の見込み。
5連休はどのように成立するのか。
2000年から国民の祝日に関する法律(祝日法)改正で特定の祝日を月曜日に移して3連休化する「ハッピーマンデー制度」が順次導入され、9月15日だった敬老の日も03年から9月第3月曜日に改められた。前後を祝日に挟まれた平日は休日とするよう定められ、今年は敬老の日と秋分の日の間の22日も休日になる。
祝日法で秋分の日は特定の日付が定められているわけではない。国立天文台が太陽と地球との位置関係などから判断して毎年2月、9月22、23日のいずれかを秋分の日と定めて翌年の日付を公表している。敬老の日の週の水曜日が秋分の日となれば、5連休になる。
国立天文台による00~30年の予想によると、条件が整うのは09年、15年のほか、26年の3回。今年はその貴重な年となる。