定額負担は、大病院の勤務医の負担ログイン前の続きを減らし、診療所との役割分担を進める狙いがある。高度な医療を提供する大学病院などの「特定機能病院」(4月時点で86病院)と、500床以上の地域医療支援病院(同164病院)を対象とした。

 政府が初診時と再診時に負担を求める最低額をそれぞれ定め、対象病院は原則としてこの額以上を徴収する。18日の中医協では、初診時の負担額について「5千円ぐらいが妥当」(健康保険組合連合会の幸野庄司理事)との意見が出た。

 現行でも200床以上の病院は、地方厚生局に届け出れば紹介状がない患者から特別料金を徴収できる。