おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 誰がなっても同じ。FRB議長。
…6.2%の急伸となった米GDP。も、「最終的には4Qに4%で落ち着く」と見る米マーケット。ブレイナードさんでもパウエル再任でも「やることは同じ」と。
&「インフレを放置した張本人」として歴史に悪名が残るパウエルさんなので、”せめて最後に”と有終の美的な政策を残していくだろう、と昨夜MX・WORLD MARKETZのよそうかい松本さん。
&OPEC月報での4Q需要の下方修正は、=「増産は積極的にはしないよ」というOPECのサインなので、=弱気材料ではない、とも。→∴年末~年明けしばらく(年内)は、原油価格にもう一段買いが入ると見られている。も、「インフレ懸念」に対しパウエルさんが急に態度を変えるというリスク(タカ派的になる(”インフレは一時的”を覆した時))には要注意、とも。
…先週のCPIショックでのGOLD上昇は本当にショックで、∴インフレヘッジが出てきた証拠(ありえない動きだった先週のGOLD)。
有効なインフレヘッジ商品はGOLD以外ほとんど無いので「消去法でもう一段のGOLD上昇がある」「インフレ懸念で株下落となると、これも資金がGOLDに流れる要因になる」→∴1900~2000$を試す、とも。
GoldmanMacroDeskは、GOLDが2300$であるのに対し、米30年国債実質金利が-1.10%と見ています。しかし、昨夜米30年国債実質金利は-2.5%近くまで低下。数十年ぶりの低水準に!も、GOLDは1866.6$(↓1.9)。
来年Q1のGOLD価格は1945$、とSocieteGenerale。「インフレは鈍化するも金利が十分に上昇せず→実質金利抑制により」と。実質金利と米$の動きで動いている最近のGOLD。
T-Bill。
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- 4weeks:0.05→0.06%
- 8weeks:0.05→0.06%
- 13weeks:0.05→0.05%
- 26weeks:0.07→0.06%(買われた)
- 52weeks:0.16→0.17%
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※26weeks→来6月の財務証券のみが買われている(来6月=FRBの国債・モーゲージ債(MBS)買いオペ終了)。
Fear&Greedは83→82。
SKEWは142.38(↓1.99 ↓1.38%)。
- 日本時間午前に行われる、来年後半の世界のインフレ状況を占う習とバイデンのオンライン首脳会談。要注意。(大和証:谷さん)
…「インフレは一時的」発言を貫いてきたパウエル議長が窮地に。&米インフレを今回のオンライン首脳会談で解決したいバイデン(今日AM10:00~。①誤解・見込み違い・衝突を防ぐため共通認識を形成。②台湾への挑発問題について。③人権話合。と見られています)。
何かの合意見通しが無ければ出てこない習なので。サプライチェーンにおいての解決・来秋の共産党大会での習の3期目・2026年の台湾侵攻の可否・米高官の台湾訪問・バイデンの「台湾守る責務がある」発言etc. 台湾を巡る米中のバランスが崩れている今、今日の会談は要注視。(「終わるまで動きにくい」との声多数)
…日本。昨日のGDPについて(今朝モーサテ)。三菱UFJリサーチ&コンサルの方は、
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- 回復は足踏み(2期ぶりのマイナスだった)
- コロナ前水準に戻るには9.5%の成長が必要(昨日の6.2%では低い)。も、9.5%という数字は日本では難しい。
- 飲食の戻りもまだ2割程度。加えて食材・コモ・エネetc. の急騰で更なる打撃を受けている外食。(食材の因:赤潮・軽石・基腐病・原油⇑での栽培コスト上昇・化学肥料の世界的高騰(コモ⇑で))
- 政府は「年内には戻る」と見ているも、来月までに9.5%成長に戻るか?とも。
- 選挙以降、円独歩安は一服したが、$反落のイメージも無い今の$インデックスの上昇。岸田政権でのコロナケア財政支出額が「40兆円」を超える見通しとなったが、外国人はどう見るか。
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…NY連銀製造業景気指数は市場予想より強かったですが、6ヵ月先見通しマイナス36とかでした。
…BOE(英イングランド銀行)の利上げ観測でポンド上昇ですが。昨夜EUはコモディティ価格下落による⇓。も、終盤で微⇑。
独ではコロナ感染率が過去最悪な今。連立協議中の独(ロイター11/15AM)。
…ロシアが印へのミサイル供給を開始。∴米は印に制裁を科すと見られています。昨日の印マーケットは⇑0.05%。二股印。
…米HY債:108.41(↓0.12%)。4連下落。
…米10年債金利上昇に伴い、投資適格社債ETF(大手)が大幅に低下中。4/1以来最大となる資金が流出中(過去1年で最低水準)。
…米実質金利:-1.48→-1.49%。
…MOVE(債券ボラ)が80を超えてきた(81.59)。米10年債金利は1.623%。
よろしくお願いいたします。