2019年度<合格体験記>(57)(英語)
●英語(メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)
①受験の動機
定年1年前に職場を健康上の理由もあり、早期退職をしました。退職を機に何に投資をするか、考えました。そして、自分に投資することにしました。私は、大学で、スペイン語を専攻しました。
しかし、片田舎に引っ込んでは、スペイン語を使う機会もないだろうと考え、捨ててしまいました。今思えば、こんなにも南米の方が日本に来るなら、スペイン語を捨てなければよかったと思います。しかし、仕事の傍ら、英語だけは維持しようと受容に特化し、英文を少しずつ読むことは続けました。
そのような訳で、外国語学部を目指した若き日に通訳ガイド試験に挑戦しようとして果たせなかった夢に挑戦してみようと思ったことと、英語に投資をして、自分を鍛えようと思い、ガイド試験に英語で挑戦することにしました。
そして、迷わず、ハローの門を叩きました。2009年の事です。
ハローには、2年間通いました。
②第1次試験対策
<英語> 免除 (2018年度 合格)
<日本地理>(80点)
仕事に追われ、ほとんど何も出来ずに受験となってしまいました。直前対策セミナーの資料に目を通した位です。自分の持っている知識をいっぱいに使い、推測できるものは、消去法を使い推測し、正答を目指しました。
沖縄関連は毎年出ていたので、直前にカバーしたのですが、かなり細かい問題で、カバーしきれませんでした。問題を見て諦め、他の問題に全力を挙げました。今年度の地理は、奇問が少なく、妥当かと思いました。
<日本歴史>免除 (2018年度 センター試験受験により免除)
<一般常識>(30点)
こちらも同様な理由で、直前対策セミナーの資料に目を通し、メルマガでの植山先生の注意を参考に、試験会場での待ち時間の間に資料に必死で目を通しました。今年助かったのは、アニメや、映画関連が余り出ず、どちらかと言うと正統的な一般常識の問題であったことです。
おかげで何とかぎりぎりで通過できました。ここ2年連続、一般常識で一時をはねられていたので、ほっとしました。
<通訳案内の実務>免除(2018年度合格)
③第2次試験対策
○300選を頼りに、出来るだけ暗唱に努めました。しかし、仕事に追われ、十分に出来ませんでした。
300選の暗唱を続ける内に、不思議なことに英文の暗記力が向上し、大抵の英文なら、1度見ただけですぐに暗記できるようになりました。年齢に関係なく、記憶力も向上するのかと思いました。
現在塾の講師をしておりますが、記憶力の向上は、仕事の上で大いに助かっています。
○リスニング力向上が最後まで残った課題でした。英検準一級のリスニング問題を何度も聞きディクテイションを繰り返しました。Voaを扱った市販教材でも練習をしました。また、発音の訓練セミナーに通い、発音を矯正すると共に、リエゾン、リダクションがどの様な場合に起こるのかを学びました。
しかし、この訓練は時間が掛かり、まだ、十分に出来ていません。
毎日必ず英語を聞くようにしました。大抵は、英検準一級のリスニング問題でした。BBCニュース、Voaの5分間ニュースをスマホに登録しておいて、聞いたりもしました。リスニングは、今後の課題です。
○スピーキングも大変でした。専門学校にも行きました。(ハローがなくなってしまったのが残念でした。)そこで、出会った人が、QQイングリッシュを教えてくれました。
これを基礎からやり、ある程度したところで、トピックカンバセーションに変え、ガイドに関係のある話題を私が話し、それに関連したやり取りを英語で練習しました。
これは、かなり役に立ち、また、よい先生に当たり、その場で誤りを指摘するだけでなく、適切な表現をタイピングして、示してくれました。
時間がある時には、これをコピーして、ノートに貼り、関連語句をグルーピングして、まとめました。
一次合格が分かった後は、プレゼン形式にして、私があるテーマでプレゼンをし、それに対して、質問をして答える練習をしました。
QQEのお陰で、難しい単語を使わなくても、自分の出来る英語で、当たらずとも遠からずの表現をその場で言えるようになりました。
○逐次通訳も苦労をしました。これもある専門学校に行きました。ここで、英語になりやすい日本語と、英語になりにくい日本語があることを学びました。更に、メモの取り方の訓練をしました。
メモを取りながら、S+Vを決め、英文の骨格を決めて発話する事を学びました。
動詞を決めたら、文型が決まってしまうので、それで押し通すことも学びました。
とても参考になったのは、通訳の方でも最悪の場合は、6割訳すことが出来れば、一応及第と知ったことです。
事前準備が大切なことも学びました。大切なことは、自分の出来る英語で話すことと知ったことです。また、流暢に話せなくても、明快で分かりやすい英語で話せばよいと知ったことは大きな収穫でした。
これで、格段に英作文力が上がりました。家内に協力をして貰い、2次試験の一ヶ月位前は、出来るだけ毎日、メモを取り、逐次通訳をする練習をしました。
○マンツーマンの二次模擬面接を数回受けました。ここで学んだことは、出来るだけ話題を自分に引きつけ、具体的に話すと言うことです。これは、2次面接で大いに役立ちました。プレゼンもこの形で、自分の身近なところに誘導し、質疑応答も楽にこなせました。
④ハローのセミナー、メルマガ、動画、教材などで役に立ったこと
メルマガを常に見て、大切な受験情報を得ながら、時には、励まされ、この十年を走り抜きました。
植山先生には、なんとお礼を申し上げてよいか分かりません。先生ありがとうございました。
ハローの2年間で培った英語の学習の仕方、文法解析が現在の私の英語力の基礎です。
徹底した構文解析を学習し、それを続けたことが現在の私の英語力の支えです。
自分に投資し、ハローに通ってよかったと思いました。お陰で、構文把握は、自信を持って生徒に教えることが出来ます。ハローのお陰です。
植山先生の膨大な資料には、常に圧倒されました。セミナーにも何度も出席しました。
その際、先生が徹底しなければ何も出来ないと仰ったことが、耳に残っています。
先生の膨大な資料の作成と集中力、完璧主義、これぞ、徹底することの見本と思って、常に座右の銘としてきました。
先生の足下にも及びませんが、こうして合格できたことは、ハローでの日々と、植山先生のお陰です。2013年度に初めて、一次合格をし、一次試験に3度合格し、2次試験は、4度目の正直でした。
ハローに初めて通った時には、合格など遙か彼方のことでした。しかし、13年度に英検準一級に合格した頃から少しずつ、手応えが感じられるようになりました。
3年で合格するつもりが、10年掛かってしまいました。しかし、徹底することを心掛けて、走り抜け、合格できました。諦めてはいけない。いくつになっても、諦めなければ、出来るものだと学びました。
ハローの教材はすべて一級品です。私の宝物の一つです。植山先生ありがとうございました。
⑤今後の抱負
合格は、やっとスタートラインに立てただけだというのが実感です。リスニング力の向上、スピーキング力の錬磨もまだまだ必要です。しかし、全国通訳案内士の資格を生かして、出来るところから始めたいと思います。
この資格を取れたことは、一つの自信になります。
こ
れを土台に更に、様々な試験を目指し、私は、英語のエキスパートになろうと思います。そして、この資格を取れたことを現在の塾講師の仕事に生かし、生徒さんのよりよい指導に生かしたいと思います。
また、通訳ガイドとしての実地訓練をボランティアの形から始め、実務経験を豊富に積み、通訳ガイドとしても活躍できる道を探ろうと思います。この資格を生かして、人様のお役に立つことが、私の願いです。時間的に間に合えば、東京オリンピックのボランティアガイドにも応募してみたいと思います。
追伸:植山先生ありがとうございました。
やっと合格をご報告できます。只、只感謝申し上げます。
合格体験記をやっと書くことが出来ました。
体調もほぼ戻りました。
締め切り日を遅らせて戴きましてありがとうございました。
以上