2019年度第2次試験<2次レポート>(29)【13:00~14:00】(日本の祭)(ロシア語)
●ロシア語(メルマガ読者、セミナー参加者、無料動画利用者、教材利用者)
●第1次筆記試験の自己採点の点数
・ロシア語:免除・前年度合格
・日本地理:93点(合格)
・日本歴史:免除・センター試験
・一般常識:32点(合格)
・通訳案内の実務:免除・前年度合格
●受験会場:目白大学(新宿キャンパス 10号館)
●受験時間帯:11:00~12:00
【1】日本人試験官
日本人男性、30代前半、スーツにメガネをかけた知的な感じの青年で、お役所の方のような印象を受けましたが、ロシア語で氏名・生年月日・住所を訊かれましたので、通訳案内士の方だったかもしれません。
【2】外国人試験官
ロシア人女性、40代後半~50代前半。カジュアル・スーツ着用。大学の先生っぽい印象を受けましたが、どこかで拝見したことのあるお顔で、以前NHKラジオのロシア語講座を担当されておられた先生だったのではないか、と終わってから気付きました。
【3】プレゼンのテーマ
①風鈴(2,3日前読んでいたので、ウラー!!と思いました。)
②消費税増税(記憶では経済的???と思っていましたが、スペイン語受験された方の速報を見た途端、ああ、そうだった!!と思い出しました。)
③道の駅(同上)
【4】自分が選択したプレゼンのテーマ:迷わず「風鈴」を選びました。
【5】プレゼンの後の質疑応答
①日本人は、暑い夏をしのぐため、風鈴の他にどんな工夫をしていますか?
→簾を窓に掛ける(隙間からそよ風が入って涼しく感じる)、スイカを食べる、縁日で金魚すくいをする、等と答えました。
【6】外国語訳の日本文
日本の祭りは、農耕と密接に結びついています。
春の祭りは、田植えと、
夏の祭りは、疫病を祓うことと、
秋の祭りは、収穫感謝と、
冬の祭りは、新年を迎えることと。
これらの祭りは、日本人の心の拠り所となっています。
【7】外国語訳の後の質問
①この祭りに参加したいのですが。
― この祭りに参加したいのですね、でも予約がいるのです。
― (残念そうに)前以て、ですか?
― はい。でも、あそこに責任者のような人が立っていますので、(飛び入りできるか)訊いてみましょう。
②(祭りの)参加者が着ているキモノは、買うことが出来ますか?
― あれは着物ではなく、麻の「浴衣」という、文字通りには「風呂用の着物」なのです(と、ここで浴衣の説明を始めてしまったことに気づき)、
― ああ、キモノじゃないのね・・・
― ああ、でも向こうの屋台に売っているようですので、見てみましょうか?
― 現金がないんですけれど・・ 貸していただけますか?
― いいえ、私も持ち合わせがないんです。
― カードは使えますか?
― いや、多分無理だと思いますよ。でも、ちょっと訊いてきましょう。(ここで、やめの合図)
【8】<シチュエーション>
観光客が、ある祭りに参加したがっているが、予約が必要、という設定で、試験官を観光客に見立てて説明しなさい。
【9】<条件>
観光会社などからは、何の制約もないものとする。
【10】与えられた<シチュエーション><条件>に対する私の対応策
「会社に確認してみます」という逃げが出来ないが、その分自由裁量が利いて良いと考えた。
【11】その後の質疑応答
→ 【7】に詳述しました。
【12】第2次口述試験受験の感想
思っていたような、手も足も出ない、全く歯が立たない、という試験ではない、と思えました。
今回受かっていたいですが、もし再受験になったとしても、この感触が得られたことは、大きな収穫でした。
【12】ハローの教材、セミナー、動画、メルマガなどで役に立ったこと。
まず何といっても、ハローの過去問集は、宝庫です。この一言に尽きます。
法学書院の過去問解説は珠玉だったのですが、近年全問掲載が禁じられ、途方に暮れていたところ、ハローの過去問を知りました。感謝しております。
苦手だった地理でしたが、ハローの無料動画講座(マラソンセミナー)(郷先生)で、基礎をやったおかげで、今回1次を通過出来ました。
一般常識は出来ず、投げそうになりましたが、植山先生の「迷った時は、4番の可能性が高い」との一言を思い出し、結果合格しました。
地理、一般常識とも、ハローのセミナーに出て、喝が入りました。
受験外国語に関しても、「日本的事象英文説明300選」の内から選んでいただいた128選を、自分でロシア語に直して使いました。
あとは「人事を尽くして天命を俟つ」の心境です。
以上、よろしくお願い致します。