折々のうま-当たらぬでもなし

泉下で涙する杉浦 千畝

新しい公共

2010年09月25日 15時19分33秒 | 政治
民主党のドクトリンみたいになってしまったが、
日本の政治の混迷は地方自治の未成熟が大きな原因だと思う。

私の暮らしているところの地方議会は7割方保守系無所属議員が占め、
戦前の大政翼賛会もかくや、といった有様で、議長、副議長の公用車
に乗りたくて、4年の任期中3人でのたらい回しに狂奔している。
チェック機能など夢物語、首長の協賛機関、マンセー北朝鮮と似たよう
なものである。

地方の問題点は第3セクターがその本分を忘れ、中央官庁の特殊法人、
特別会計と同様の状態になっていることである。

新しい公共はその額面通り受け取れば、我が意を得たりというところだが、
その具現化したものが、特殊法人、特会、第3セクターでは怒りを通り越して
脱力してしまう。まずは現状の公的セクターの整理・再建が最優先である。

政策論争はこども手当に代表されるようなスローガン政治に陥りがちであるが、
あれだって、児童手当の増額改定で行けばそんなに混乱がなかった。

何度もいうが、犯罪対策なら切れば血が出る大変革もいいだろうが、
社会構造改革は生きた蛙を水から煮上げてしまうようなしたたかさ、
歩みを止めない忍耐力と、状況の変化を察知する鋭敏な感覚が、
要求されるのである。
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小さな需要なら淘汰されてもいいのではないか

2010年09月25日 15時01分40秒 | 経済
小さな需要なら淘汰されてもいいのではないか。
これが小泉・竹中ドクトリンを貫徹する市場原理主義である。
一極集中はすべからく危険というのは私の信念であるが、
どうも世の中はそうではないようである。

自分が弱者の側に立った場合などといっても通じる相手ではない。
ただ言っておきたいことは、生物多様性を引き合いに出すまでもなく、
効率一辺倒では、現在の路線もいつかは行き詰まる。
その時、新たな可能性を得るためにも、一見非効率と映る部分も、
残せるものは残していかなければならないのである。

合理化を図ったつもりが、未来の選択肢を奪った歴史上の犯罪者、
それが彼らなのである。

かんぽの宿、ペリカン便救済合併、日本振興銀行、
枚挙に暇がない小沢顔負けの政商政治。
我ら国民は、つくづく学習能力がないというか、見当識障害なのだろう。
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高速無料化で地方バス会社沈む

2010年09月25日 14時28分10秒 | 経済
決算も出そろったところで、鉄道バス会社の決算が軒並み悪化している。
不況の影響もさることながら、首都圏との高速バス路線が、
無料化とそれに伴う渋滞の激化で利用が低迷しているのだという。
都市圏鉄道の高速道路並行観光需要も激減している。
このままでは、地方バス路線の淘汰が進むだろう。

マスコミ各社は叩きまくりだが、何をさせたいのだろう。
マニフェストは守れ、地球温暖化対策もしろ。
批判している方も統合失調では互角の戦いだ。

できない約束はするなというのは、もっともだが、
休日千円から不毛の高速値引きチキンレースが始まったのだから、
自民党もでかい面はできない。

私の住んでいる地方では、市町村合併の余波で、
中心都市の公営バスが合併に参加しなかった市町村から撤退した。
民間バスが路線を引き継いだのだが、採算が合うはずもなく撤退、
町直営のコミュニティバスが路線を大幅に縮小し、細々と運行
している。
公営だったら何とかなったわけでもないが、かといって民営化が
すべてを解決してくれるわけでもない。

航空業界でもそうだが、ドル箱路線が弱肉強食カニバリズム原理
導入で浸食され、地方路線が滅亡の危機。
民営化に活路を求めると絶叫したところで、この有様である。

交通事業は公益事業で市場原理主義では必ず行き詰まってしまう。
国鉄、空港特会で必然性のない不採算路線・空港を増設し、
ゼネコンと政治家が食い物にしたのは、別の次元の問題だという
ことを強調しておきたい。

それでも国民は自民党パターナリズム幕藩封建体制がお好きなよう
だから、成熟と洗練とは対極のこらえ性なしの筋金入りの馬鹿だ。
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東芝の冷蔵庫は中国製である

2010年09月25日 11時21分21秒 | 経済
これは誹謗でも中傷でもない。
家電量販店で冷蔵庫を見ていたら、やたらと「日本製」の
ステッカーが貼ってある。
じゃあ、日本製じゃないのがあるのかといって店員と見ていたら、
とあるメーカーが日本製ではなかった。
「東芝」である。
店員もビックリしていた。

電球の製造中止では思い入れたっぷりのCMを流していたが、
とんだ茶番である。

電池電球などはマレーシアあたりでもしょうがないと思うが、
冷凍冷蔵技術は超伝導にも必要な戦略技術である。

もう私は東芝製品を買うことはないだろう。
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神戸新聞杯枠順確定

2010年09月25日 00時18分33秒 | 競馬
枠順等は主催者発表のものでお確かめ下さい。

神戸新聞杯は【阪神10R】です。ご注意下さい。
牡3。56㎏定量。

◎⑤エイシンフラッシュ 内田博幸
・先週のオウケンサクラのズッコケぶりを見ると、関西馬の
関東騎手って、やっぱり駄目なんだと思う。
 久々なのでねって、上がり馬以外、今の時期はみんな久々
なんですよ。
 今年は北海道も馬鹿暑だったので、関東勢はみんな疲れが
来ている。
 まあ内田君が走るわけではないので。調教も水準以上ではある。

○③ローズキングダム 武豊
・鞍上はフランスと行ったり来たりで、病み上がりには応えるだろう。
 ダービーではエイシンフラッシュは入れていながら、この馬が抜け
ていた。ルーラーシップを入れてこの馬を切っているのだから相当な
クルクルパーだ。
 とにかく大崩れがないのが、この馬のいいところだ。
 3連単のマルチなら◎⑤エイシンフラッシュとの2頭固定でもいい
くらいだ。マルチのアンカー(碇)ホースである。

▲⑥サンディエゴシチー 浜中俊
・本命党なら◎○の馬連1点なのだろうが、3頭目がなかなか難しい。
 2強からの6点流しや、1、2着×2から3着全頭流しも考えたのだが、
そこまでの安定感はなく、ローズSのように本線総崩れもあるので、
一応は備えなければならない。
 関西馬なのに阪神というか関西初見参だ。
 この馬は中山が苦手なような気がする。
 ダービーと調教を見る限りでは、2強を崩しそうなのは、この馬ぐらい
に見える。

△⑨ネオヴァンドーム 藤岡佑介
・週刊競馬ブックの調教評価が糞味噌なのでこれくらいにしておくが、
右回り(2.3.0.1)である。皐月賞は関東遠征が敗因。
 それにしてもヤネを固定できないのか。

△⑩レーヴドリアン 福永祐一
・週刊競馬ブックではなぜか人気だ。
 鞍上の話をすれば、なぜか、藤岡佑介から乗り替わりだ。
 どうせなら、がむしゃら池添あたりがいいだろう。
 こういう乗り替わりは嫌いだ。

△⑧シルクオールディー 四位洋文
・このレースの過去傾向は武と四位の天下だ。
 阪神(0.0.0.2)だが、着外の2は1800mの4着と微妙だ。
 長距離で勝ち上がってはいるが、かきつばた賞のレースぶりは
レベルに大いに疑問を抱かせるもので、押さえが手一杯だ。 

△①ビッグウイーク 川田将雅
・一番いやなタイプだ。小倉の中距離で好走。軽視すると爆走。
 菊花賞にも言えるが、この時期の距離実績は深追いしても余り
意味がない。
 右回り(3.4.0.1)。阪神(1.1.0.1)。京都(0.3.0.0)
 内容は直結コースでも悪い内容ではない。
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