先日、ケニア陸連がロンドン五輪の男女マラソン代表6名を発表。
男子(名前の後ろは年齢と自己ベスト)は、
W・キプサング(30) 2:03:42(世界歴代2位)
・12ロンドン・マラソン優勝
・現在マラソン4連覇中(フランクフルト、びわ湖等)
A・キルイ(29) 2:05:34
・09&11世界陸上マラソン連覇
M・モソップ(26) 2:03:06(昨年ボストンのダウンヒルコース)
・11シカゴ・マラソン優勝
・5千ベスト12:54.46(06)、1万mベスト26:49.55(07)
女子は、
M・ケータニ―(30) 2:18:37
・12ロンドン・マラソン優勝
・ハーフ世界記録保持者1:05:50(2011)
E・キプラガト(32) 2:19:50
・11世界陸上マラソン優勝
P・ジェプツー(27) 2:20:14
・11世界陸上マラソン2位
彼らの記録や実績を見ただけでため息が出てしまいそうなレベル。
例年強力なメンバーを世界陸上や五輪に送りこんでくるマラソン王国ケニア。
中でも男子は2011年のマラソン世界ランキングで上位20名迄を独占!ケニア陸連は今年1月に
上記3名の他、現世界記録保持者のP・マカウらを含む6名を「代表候補」とし、この春の欧米のメジャー・
マラソン結果から上記代表を選んだ。
一方、落選したメンバーが現世界記録保持者(マカウ)、J・ムタイ(11NYマラソン優勝、
昨年ボストンで2:03:02を樹立・下りコースの為、未公認世界最高)、E・ムタイ(11・ロンドン優勝)
という顔ぶれ。この落選組の誰が五輪に出てもメダル、優勝してもおかなしくない実績。
今度の五輪ではケニア勢のメダル独占、更には記録も世界記録もしくはそれに迫るレベルもあり得る
ような勢いです。
ちなみに過去ケニアが五輪の男子マラソンで獲得したメダルは、
・88ソウル D・ワキウリ 銀
・96アトランタ E・ワイナイナ 銅
・00シドニー E・ワイナイナ 銀
・08北京 S・ワンジル 金
と、マラソン王国ケニア、特に近年の世界での活躍ぶりからすると意外に少ない。
そして、これらメダリストは全て過去日本の実業団に所属、そこで強くなっていった選手達。
今回、ケニアを拠点にトレーニングを積み、欧米のエージェントの傘下にいる彼らが五輪でどんな
強烈なパフォーマンスを見せるのか、そう言った意味でも注目の五輪マラソンです。
↓昨年秋のベルリン・マラソン。レース後半は気温が上がる中、独走で世界記録を樹立したP・マカウ。
周囲も五輪代表入りは確実と言う見方もあっただけに、今回の落選は意外。マカウのARには
個人的にも良くしてもらっているだけに残念でした。
男子(名前の後ろは年齢と自己ベスト)は、
W・キプサング(30) 2:03:42(世界歴代2位)
・12ロンドン・マラソン優勝
・現在マラソン4連覇中(フランクフルト、びわ湖等)
A・キルイ(29) 2:05:34
・09&11世界陸上マラソン連覇
M・モソップ(26) 2:03:06(昨年ボストンのダウンヒルコース)
・11シカゴ・マラソン優勝
・5千ベスト12:54.46(06)、1万mベスト26:49.55(07)
女子は、
M・ケータニ―(30) 2:18:37
・12ロンドン・マラソン優勝
・ハーフ世界記録保持者1:05:50(2011)
E・キプラガト(32) 2:19:50
・11世界陸上マラソン優勝
P・ジェプツー(27) 2:20:14
・11世界陸上マラソン2位
彼らの記録や実績を見ただけでため息が出てしまいそうなレベル。
例年強力なメンバーを世界陸上や五輪に送りこんでくるマラソン王国ケニア。
中でも男子は2011年のマラソン世界ランキングで上位20名迄を独占!ケニア陸連は今年1月に
上記3名の他、現世界記録保持者のP・マカウらを含む6名を「代表候補」とし、この春の欧米のメジャー・
マラソン結果から上記代表を選んだ。
一方、落選したメンバーが現世界記録保持者(マカウ)、J・ムタイ(11NYマラソン優勝、
昨年ボストンで2:03:02を樹立・下りコースの為、未公認世界最高)、E・ムタイ(11・ロンドン優勝)
という顔ぶれ。この落選組の誰が五輪に出てもメダル、優勝してもおかなしくない実績。
今度の五輪ではケニア勢のメダル独占、更には記録も世界記録もしくはそれに迫るレベルもあり得る
ような勢いです。
ちなみに過去ケニアが五輪の男子マラソンで獲得したメダルは、
・88ソウル D・ワキウリ 銀
・96アトランタ E・ワイナイナ 銅
・00シドニー E・ワイナイナ 銀
・08北京 S・ワンジル 金
と、マラソン王国ケニア、特に近年の世界での活躍ぶりからすると意外に少ない。
そして、これらメダリストは全て過去日本の実業団に所属、そこで強くなっていった選手達。
今回、ケニアを拠点にトレーニングを積み、欧米のエージェントの傘下にいる彼らが五輪でどんな
強烈なパフォーマンスを見せるのか、そう言った意味でも注目の五輪マラソンです。
↓昨年秋のベルリン・マラソン。レース後半は気温が上がる中、独走で世界記録を樹立したP・マカウ。
周囲も五輪代表入りは確実と言う見方もあっただけに、今回の落選は意外。マカウのARには
個人的にも良くしてもらっているだけに残念でした。
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