GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

2023 Yogibo アスレチックスチャレンジカップ新潟(試合結果)

2023-10-06 16:13:10 | 参加試合結果
去る9月30日~10月1日に行われたYogiboアスレチックスチャレンジカップ新潟
今年海外で長期トレーニングを積んだ2選手が見事なパフォーマンスを見せました。

まずは30日の5000m。
中央大学吉居駿恭選手(2年)が優勝。記録13分22秒02は自己新、今季日本人学生ランク1位、そして今季日本ランク6位の好記録。今年1月下旬から約2ヶ月、米プロチーム・バウワーマンTCのアリゾナ合宿に参加。現地では試合も転戦。ただ当時まだ19歳の彼には初の海外高地トレ、そしてワールドクラスのトレーニングはやはりハード。週2回のスピード練習ではそのレベルの高さにほとんど着いていくことが出来ず。。。それでも歯を食いしばり喰らい付こうとする中からトップアスリートとしてのメンタリティを学んできた駿恭選手。帰国後国内トレーニングを経て5月には13分27秒33の自己新をマーク。そして更に記録を伸ばしての今回の優勝。WAスコアによるランキングも日本人内で前週の15位から7位までジャンプアップしました。写真は2月米アリゾナ合宿時。一番後ろが吉居駿恭選手。


またこのレースでは同じ中央大学の中野翔太選手(4年)がセカンドベストの13分28秒04で2位。トラック、駅伝で活躍している黒崎播磨の若きエース・田村友祐選手も久々に自己ベストをマーク(13分29秒12)して3位に入る健闘を見せました。写真は今大会の表彰式。向って左から中野、吉居、田村各選手。


翌日1日の女子やり投げには佐藤友佳選手(ニコニコのり)が出場。
こちらも6月初旬から約3ヶ月間、フィンランドを拠点にトレーニングしつつ同国内の大会を転戦。今年のシーズン前半はなかなか調子が上がらない状態でしたが、渡欧後、師事するフィンランドのトップコーチ・カリ・イハライネン氏の直接指導を受けるようになり本来の投てきが戻ってきました。そして帰国して迎えた全日本実業団陸上(9/23)と今回アスレチックスチャレンジカップで2連勝。共に60mの大台を突破。更に今大会では最終投てきで逆転しての勝利。こちらもWAスコアによる日本人ランキングを3位まで上げ、来年のオリンピックイヤーに向け良い流れが出来つつあります。
写真フィンランドにて。左がカリコーチ。

写真7月8日フィンランド・オウル大会にて。この時は60m31で優勝。


アスレチックスチャレンジカップ新潟大会結果
男子5000m
女子やり投げ

📷1,3 インプレスランニング
📷2 中央大学陸上競技部
📷4 jussimaattaphotography

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