今日は都内でスポーツ選手のセカンドキャリア(以下、SC)に関するシンポジウムに出席。
冬季五輪・ノルディックスキーの金メダリストで現参議院議員の荻原健司氏の講演に始まり、
その後、様々なスポーツの現場でアスリートのSCに関わりのある仕事をしている方のシンポジウムを。
メンバーは日体大レスリング部のコーチ、プロ野球機構のSC担当、NPO法人バレーボールクラブの監督、
大手製造メーカーの人事担当、そして前述の荻原氏といった面々。
それぞれの立場でSCを見据えた時の日本のスポーツ選手を取り巻く環境、そして選手の意識、
取組み等についての活発な意見交換、大変勉強になりました。
私の学生時代を振り返ってみると当時1990年前後は経済バブルの絶頂期。
体育系クラブ出の大学生は、元気、ガッツがある、礼儀正しい等と言われ競技を離れ一般就職の際にも
かなり優遇されていた人が多かった状況を覚えています。
私の周囲でもそれこそ多くのスポーツ選手出身者がぞくぞくと大手一流企業に就職していました。
私個人においては陸上部の選手でしたがチーム内では決して強くはない私を部のマネージャーへ転身させ
陸上部の仕事を通じて社会に出ても通用する教育を色々と施して下さった当時の恩師(監督)には今でも
感謝しています。
当時は走る事に固執し、すぐにマネージャへの転身を受け入れる事が出来ませんでしたが。。。
競技で実績を上げられなかった選手にも早い時期から将来の道筋の方向付けをしっかり示せるような
指導者に巡り会えた事は本当に自分にとって幸運だったと思います。
一方、今の時代は長引く不況の影響等社会情勢の大きな変化の中でスポーツ選手のみならず
一般の人でさえ就職し、安定した収入を継続して確保する事が本当に大変な時代になってきています。
単にスポーツをやっていたと言う事が一般の採用時に評価されるといった状況では決してなく、
その辺りを選手自身も現役の早い時期から(勿論引退時期はずっと先であったとしても)意識して
SCに向けた準備行動を起こしていく必要があるかと思います。
更に選手を預かるチームや指導者も採用時から引退後の進路について選手と意見交換を図りSC構築に
向けた準備をサポートして上げる事が大切かと思います。
引退後の就職が厳しいと言っても我々の学生時代の頃とは違い、インターネットの発達で今は誰でも
手軽に世界中の色々な情報が簡単に手に入る時代になっています。
またスポーツビジネスの世界もひとつの産業として確立されつつあり、色々な形でスポーツの仕事に
関わる人が現れているというのも今の若い人達にとってはある意味チャンスかと。
勿論、それ以外にもやりがいのある仕事は沢山あると思いますが、いずれにせよ現役の頃から真剣に
それらを意識し考え準備をしていけば必ず自分の満足できるSCを獲得できると私自身思っています。
とかく日本では選手時代にSCの事を考える時間があるなら自身の競技力向上を目指す事に専念せよ、
と言った風潮・考え方がありがち。事実私も以前はその様な考えを持っていたし、前述の荻原氏でさえ
同様の事をおっしゃていました。
しかし、現在の日本のスポーツ選手を取り巻く現状からすると決してそうとは言い切れない状況です。
若いアスリートの皆さんにはぜひその辺りも意識した上で競技に取り組んでほしいものです。
6/24開催のアスリート・セカンドキャリア支援セミナーはそう言ったスポーツ選手の方達にも
行動のきっかけや情報を提供できる場となっております。
関心のある方はぜひご参加下さい。
詳しくはこちら。
冬季五輪・ノルディックスキーの金メダリストで現参議院議員の荻原健司氏の講演に始まり、
その後、様々なスポーツの現場でアスリートのSCに関わりのある仕事をしている方のシンポジウムを。
メンバーは日体大レスリング部のコーチ、プロ野球機構のSC担当、NPO法人バレーボールクラブの監督、
大手製造メーカーの人事担当、そして前述の荻原氏といった面々。
それぞれの立場でSCを見据えた時の日本のスポーツ選手を取り巻く環境、そして選手の意識、
取組み等についての活発な意見交換、大変勉強になりました。
私の学生時代を振り返ってみると当時1990年前後は経済バブルの絶頂期。
体育系クラブ出の大学生は、元気、ガッツがある、礼儀正しい等と言われ競技を離れ一般就職の際にも
かなり優遇されていた人が多かった状況を覚えています。
私の周囲でもそれこそ多くのスポーツ選手出身者がぞくぞくと大手一流企業に就職していました。
私個人においては陸上部の選手でしたがチーム内では決して強くはない私を部のマネージャーへ転身させ
陸上部の仕事を通じて社会に出ても通用する教育を色々と施して下さった当時の恩師(監督)には今でも
感謝しています。
当時は走る事に固執し、すぐにマネージャへの転身を受け入れる事が出来ませんでしたが。。。
競技で実績を上げられなかった選手にも早い時期から将来の道筋の方向付けをしっかり示せるような
指導者に巡り会えた事は本当に自分にとって幸運だったと思います。
一方、今の時代は長引く不況の影響等社会情勢の大きな変化の中でスポーツ選手のみならず
一般の人でさえ就職し、安定した収入を継続して確保する事が本当に大変な時代になってきています。
単にスポーツをやっていたと言う事が一般の採用時に評価されるといった状況では決してなく、
その辺りを選手自身も現役の早い時期から(勿論引退時期はずっと先であったとしても)意識して
SCに向けた準備行動を起こしていく必要があるかと思います。
更に選手を預かるチームや指導者も採用時から引退後の進路について選手と意見交換を図りSC構築に
向けた準備をサポートして上げる事が大切かと思います。
引退後の就職が厳しいと言っても我々の学生時代の頃とは違い、インターネットの発達で今は誰でも
手軽に世界中の色々な情報が簡単に手に入る時代になっています。
またスポーツビジネスの世界もひとつの産業として確立されつつあり、色々な形でスポーツの仕事に
関わる人が現れているというのも今の若い人達にとってはある意味チャンスかと。
勿論、それ以外にもやりがいのある仕事は沢山あると思いますが、いずれにせよ現役の頃から真剣に
それらを意識し考え準備をしていけば必ず自分の満足できるSCを獲得できると私自身思っています。
とかく日本では選手時代にSCの事を考える時間があるなら自身の競技力向上を目指す事に専念せよ、
と言った風潮・考え方がありがち。事実私も以前はその様な考えを持っていたし、前述の荻原氏でさえ
同様の事をおっしゃていました。
しかし、現在の日本のスポーツ選手を取り巻く現状からすると決してそうとは言い切れない状況です。
若いアスリートの皆さんにはぜひその辺りも意識した上で競技に取り組んでほしいものです。
6/24開催のアスリート・セカンドキャリア支援セミナーはそう言ったスポーツ選手の方達にも
行動のきっかけや情報を提供できる場となっております。
関心のある方はぜひご参加下さい。
詳しくはこちら。