GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

箱根駅伝について・・・(2)

2010-10-19 00:41:44 | スポーツビジネス
先日、陸上雑誌関係の仕事をされている方と話をする機会があり、その方曰く、
大学駅伝の時期は月刊誌の売り上げ部数が他の月の2倍以上になる事も珍しくない。」との事。
そして、「年末年始の駅伝(全国高校、全日本実業団、箱根)シリーズの前後が1年の中で最も忙しい時期、
この時期は編集作業などで徹夜が続く事もしばしば。」ともおっしゃっていました。
毎月充実した内容の月陸、陸マガ両誌発行の裏側には記者や編集者のこう言った苦労もある事を正直
あまり意識していませんでした。
いよいよその駅伝シーズンも佳境の時期に。感謝と共に、ぜひ頑張って頂きたく思います。

↓すっかりおなじみの「月刊陸上」と「陸上競技マガジン」。写真の月陸(上)は少し古い(10月号)ですが。
陸上競技 2010年 10月号 [雑誌]
講談社

陸上競技マガジン 2010年 11月号 [雑誌]
ベースボール・マガジン社

またTV番組スポンサーも1業種1社のルールの中で、同業種内でスポンサー枠の順番待ち状態といった
話を関係者から聞いた事があります。
TV番組やスポーツイベントのスポンサーが減少傾向にある中、数少ない貴重なコンテンツの一つである事
には間違いありません。
更に今回の予選会や近年駅伝前に開催される参加校の監督さんらによるトークショー・イベントなども
メディアで大きく取り上げられるなど、本戦をより盛り上げる為の付加価値創出に寄与している様に
思います。
ちなみに前回大会まで古巣ホンダもスポンサーでしたが、昨日TVで予選会を観ていたらゴール付近に
トヨタの看板が。。。契約期間が切れ変わったのでしょうか。

いずれにせよこの様な魅力ある箱根駅伝に憧れ陸上長距離を始める中高生も多いと聞きます。
これは日本の陸上長距離界において大変大きな財産。ぜひこの流れを引き継ぎ、卒業後、一人でも多くの
選手が競技や陸上の仕事に関われる
様になってほしいと思います。


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