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JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

リン・チーリンかぁ・・・エエなぁ

2019年06月07日 | a-c

昨日の晴天から打って変わって今日は雨模様、いよいよ梅雨が近づいております・・・・って、エェェェ!!梅雨入りしたの?!(笑)

 ♪ 六月の雨には 六月の花咲く 花の姿は変わるけれど
             変わらぬ心を誓いながら・・・・・♪

ジューンブライド、この雨の時期にもかかわらず、山ちゃんと蒼井優、アキラとチーリン
「レッドクリフの小喬でしょ・・・美人さんだよねぇ・・・なんか羨ましいなぁ・・・会話は日本語かな?英語かな?中国語かな?・・・」
ってそこじゃなくて、変わらぬ心を誓い合う方々は今年も多いんでしょうなぁ

そもそも日本におけるジューンブライドは、梅雨時の閑散期を盛り上げる企業戦略に他ならなかったわけですけど、今となっちゃんなことどうでもエエわけで、
みなさん変わらぬ心を誓い合ったのですから、その誓いをぜひとも全うしていただきたい・・・・
えっ?あんたに言われたくない?ごもっとも(笑)

さても、今日はジャズ話の続きをば
おっと、再三申しますがここでのジャズ話はバブの私感が多々含まれておりますのでご注意願います。
それでは、たしか「クレオール」からでしたかね。

ニューオーリンズはフランス支配下で長年やって来たため、フランス人と黒人のハーフが多く暮らしていました。彼らの扱いはアメリカのそれとは違い、白人でも黒人でも無いいわゆる「クレオール」と言う存在で、白人に準ずる特別な権限をもっとりました。
生活はある程度裕福で、フランス語を話し、本国からもたされたクラシック音楽を聴きその演奏を楽しむそんな生活環境であります。
ところがアメリカに売却されたことで彼らの環境は一変することとなったのです。
だってアメリカじゃいかにハーフだろーがクウォーターだろうが黒人は黒人ですから。こうしてクレオール達は・・・・まっそのへんはイイか。
ともかく当時ニューオリンズには楽譜を読める黒人(クレオール)も多く存在していたということになります。

いままで語った(笑)ニューオーリンズというある意味特殊な場所には、多くのミュージシャンを必要とする環境があり、つまりは娼館へと誘う客寄せパンダとしての音楽、さらにはダンス音楽、ストリップショーの音楽、ets.ets.・・・

最初はタバコ缶に弦を張ったバンジョーモドキや、今や立派な楽器?でもある洗濯板をかき鳴らす、ほら英語にすりゃ何でもカッコイイてなウォッシュボードっちゅうヤツですわな、あれや、これも立派な楽器牛のあごの骨をブオーンと鳴らすあれやら、んなもんで奏でておりました。
つまり貧困層の金稼ぎですから高い楽器なんぞ使えやしない、やっていたのはちんどん屋みたいなもんでしょうかねぇ、ところがそこに落ちぶれたクレオールが西洋音楽を持ち込む、さらにニューオーリンズは軍港でありましたから南北戦争が終結して余った軍隊で使っていた楽器が安く手に入る、するてぇとちんどん屋はブラスバンドへと進化を遂げ、さらに黒人特有のリズムが加わって・・・・・

さて、いわゆるJAZZの形態はこうして生まれたんだと、諸氏は申しております。

ともあれこうなってくるとスターが生まれるのも必然であります。
とても大きな音を聴かせるコルネット奏者バディ・ボールデン、彼が最初であったかどうかは私に確信はありませんが、そのスターの一人であったことは間違いないようですし、彼が結成したラグタイム・バンドはニューオーリンズを席巻し、その後のニューオリンズ・ジャズへと発展していったことも確かです。

と、今日はここまで、次はそのコルネット奏者バディ・ボールデンからお話しを進めましょう。

さて、今日の一枚は、ロレツ・アレキサンドリアです。

ボーカル得意バブがどうしてそうなったかのお話しを以前しましたですな。
「英語が苦手で歌詞の意味が分からんから」
というのが最大の原因でありました。
でもね、若い頃聴いた洋楽だって、最近のJ-POPにありがちな英語の歌詞だって、意味を理解しながら聴くてぇことは私の場合あまりないんですわ。
つまり、イメージで善し悪しを決めているわけで、その理由でボーカルを敬遠するというのはいかにも大人げない。 最近は素直にボーカルものも聴くようになりました。

ハワード・マギーの伴奏で歌い上げるロレツは素直になって聴くととてもイイ、
「還暦を迎え素直にバブは生まれ変わったのだ!」

DEEP ROOTS / LOREZ ALEXANDRIA
1962年2月録音
LOREZ ALEXANDRIA(vo) HOWARD McGHEE(tp) GEORGE ESKRIDGE(g) JOHN YOUNG(p) ISRAEL CROSBY(b) VERNEL FOURNIER(ds)

1.Nature Boy
2.I Was A Fool
3.No Moon At All
4.Spring Will Be A Little Late This Year
5.Softly As In A Morning Sunrise
6.Detour Ahead
7.It Could Happen To You
8.Travlin Light
9.Almost Like Being In Love
10.I Want To Talk About You

追伸、
先日、○ークで「ポートアスケイグ 2004年」というウイスキーを飲んでまいりました。(私は初飲でした)

55.1度と若干強めですが、アイラ独特の臭みや癖はそれほどでもなく(私はもう少し強くても良いんですけどね。)、そこはかとないキレの良い甘さが特徴的でした。
もちろん私はストレートでいただきましたが、アイラ系が苦手な方でもこれならいけるんじゃないでしょうかねぇ
よろしければどうぞ(笑)


お恥ずかしながら還暦男帰って参りました。

2019年05月01日 | a-c

 

『令和』初日はどんよりした曇り空です。

 

みなさんお久しぶりです。 「こんな長い間バブは何をしていたんだ?」 そう思って下さった方がもしいらしたとしたら 「本当にありがとうございます。」 まっほとんどの方が興味ないでしょうけどね。

 

じつはこの間、お目々を少々患いまして、PCを極力見ないよう心がけるという事になり、その期間を終えても一度止めてしまったことをやり直す事も出来ず、えぇえぇお目々もまだ完全に癒えてはおりませんしね、はい。 そんなことです。

「ほんじゃ何で今さら?」 ごもっともでございます。 『平成』も終え新しい年号『令和』を迎えたわけでございますし、私も先月17日をもちましてめでたく(?)還暦を迎えましてね、

 

還暦と言えば生まれ変わり、無理しない範囲でブログを再開してみようかなぁみたいな?(笑) そして原点に戻り、何回かに一回はJAZZのお話でもしてみようかなんても思い立ったと(何回かに一回って、依然とかわんねぇんじゃね?)

 

さっそく第一回めのJAZZ噺を・・・・ っと思ったんですが、まずは私がJAZZを聴く環境の変化をお話ししましょう。

 

以前の我がログをご覧いただいていた方はご存じとは思いますけど、JAZZの音源を多少なりとも手元に持っております。 それも世間の早すぎる変遷に振り回されているとでも申しましょうか、レコードやテープ、CDにMD、ビデオテープにDVDやらブルーレイやら・・・・ 以前これらを何とか統一デジタル音としてCD化しようとの試みをしたこともお話ししたことがありましたね。 ほぼほぼCD化には成功したんですけど・・・・・ 時代の流れはさらに速い

 

きっかけは「苦労してデジタル化したんならバックアップを取っておこう」ってね。つまりは暇つぶしのようなもんです。 3TBのハードディスクを購入して音質を落とさないようにバックアップを行いました。思った以上に時間はかかりましたけど3TBもあると全部バックアップを取っても余り大、
「あれだけ部屋を占領しているCDがこんなちっぽけな箱に収まってしまうんかぁ~~い!・・・・」(何だか虚しい。)

すると今度は、
「きちんとバックアップされているか検証せねば」
なかなか使い勝手が良いと教えてもらったフリーの音楽ブレーヤー『MusicBee』をダウンロードして自前のステレオで聴いてみました。
「あれ?自宅で聴く分には十分な音ジャネェ?それにCD入れ替える必要もなく、聴きたい曲ごとに順番に聴けたりして・・・・便利だわぁ」

さらに・・・・・ んなもんを買ってしまいました。 これがねぇこんなチッポケでクソ安いくせに、部屋で聴く音量なら我が家のオーディオと遜色ないのでありまして・・・・・(何だかそれも虚しい。)

 

そんなわけで、最近どんな音楽ソースで聴いているかというと、
「一にPC二にレコード・・・・・あれ?CDほとんど聴いてねぇジャン」
これぞまさに「本末転倒」だったりして(チャンチャン)

 

と、そんな環境で聴きつつ、次回からは難しいJAZZ本では理解できない方への『バブが語るJAZZの歴史』みたなんを三回に一回ぐらい?ずつ進めていこうかと思っとります。

 

てなわけで『今日の一枚』は・・・・これは続けさせていただきます。 なんといっても『○○感激!』のトレーンでしょ

 

昨年「大発見!コルトレーン未発表スタジオ録音」とちょっと話題になった一枚です。 米国インパルス・レーベルに録音の記録には残っていたものの、マスターテープがどこにも存在せず、長らく“謎”といわれていた音源です。 マスターテープが不明なのに(おそらく処分されたと言われておりますが)、なんで音源が出てきたの? 出所はナイーマでしたねぇ、アリスじゃないってぇのが私ゃ好きですけど(笑) マスターテープと同時に録音されたリファレンステープをコルトレーンは妻に渡していたんでありますなぁ

 

さても内容ですが 1963年3月6日録音ですから、アルバムでいうと「INNER MAN」と「COLTRANE」の間の録音ということになりますですかね。黄金のカルテット中期ってとこですか。では期待通りのアルバムであるのか?
「う~~~~ん」(笑)
どうにも全体的に煮え切らない感が私にはしてしまうのは何故でしょうか? まっ時期が時期だけにトレーン自身に迷いがあったのかも知れません。 とはいえ、他の人の下手な演奏と比べる比では無いと・・・・失礼 「超感激」はしなくとも、いくぶん短めのソロも私の耳には心地良いのであります。

 

BOTH DIRECTIONS AT ONCE : The Lost Album Deluxe / JOHN COLTRANE
1963年3月6日録音
JOHN COLTRANE(ts) McCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds)

Disc 1
1.Untitled Original 11383
2.Nature Boy
3.Untitled Original 11386 (Take 1)
4.Vilia
5.Impressions
6.Slow Blues 7.One Up, One Down

Disc 2
1.Vilia (Take 5)
2.Impressions (Take 1)
3.Impressions (Take 2)
4.Impressions (Take 4)
5.Untitled Original 11386 (Take 2)
6.Untitled Original 11386 (Take 5)
7.One Up, One Down (Take 6)

 

追伸、 お目々がどうあれ、下手な料理は続けておりました。


2018年 平凡でもイイ、いや平凡がイイ

2018年01月01日 | a-c



明けましておめでとうございます。恒例の年賀状を用意しましたので下の表書きをプチッとして下さい。

旧年中は相変わらずくだらない我がログにお付き合いいただき誠にありがとうございました。
今年も又くだらなさは続きますが、よろしければお付き合い下さい。
今年こそ大きな災害や人災もなく、ましてや戦争なんて事にならないよう祈りつつも、個人的には、マンネリであっても毎日一杯の酒に癒やされる、そんな平凡な毎日が続きますことを願っております。

毎年のこととは言え、本日は『料理当番、本日の一品』の特別編、「おせちもどき」のお披露目から

今年はお重を離れ皿盛りにしてみました。

まずはメイン皿

次は甘い物を集めた二の皿

煮付けは、先日送られてきた打ち豆入りなので見た目は少し綺麗ではありませんが、味はグ-!です。

そして、私の酒の肴皿

 

雑煮?は、こちらも先日送られてきた鬼ぐるみをたっぷりかけた「つゆ餅」ってヤツですね。
他に納豆餅と母がテレビでそれを見るたびに
「美味そうだなぁ、喰いてぇなぁ」
とうるさかったずんだ餅を作ってみました。

「これで三日は保たせんだからな」
保管用のタッパァを指さしそう私は宣言したのでありましたとさ(笑)

話は前後しますが、去年の暮れの様子も少し

 

「いつもありがとう!」
従兄弟から届いた檜枝岐蕎麦で年越しでした。

さて、新年とっ初めの一枚は、恒例のトレーンです。

このアルバムが新年向けか?と問われれば
「いいえ」
と答えますけど
私は夕べ(正確には早朝?)酔いに任せて年明け一番にこれを聴いてしまいました。
「年が明けても我が混沌とする心は晴れず」
そんな感じですかね?(笑)
一曲目「父なる神・御子キリスト・聖霊」、いわゆるキリスト教の教え「三位一体」という意味らしいですけど、左右から聞こえるトレーンとファラオの凄まじいまでのテナーの響きが、不思議と私まで一体してくれるような・・・・陶酔

いかにも夢見が悪そうですよねぇ、でも不思議とぐっすり眠れました。
無理にとは申しませんが毛嫌いせず聴いてみて下さい、
「私のような邪気の塊でも聴き終えた後ふと真っ白になれる」そんな効果はあるのではないかと・・・・?

MEDITATIONS / JOHN COLTRANE
November 23, 1965年11月23日録音
JOHN COLTRANE(ts,ss) PHAROAH SANDERS(ts) McOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES, RASID ALI(ds)

1.THE FATHER AND THE SON AND HOLY GHOST
2.COMPASSION
3.LOVE
4.CONSEQUENCES
5.SERENITY


募集しております

2017年10月16日 | a-c

いやはや寒いですねぇ、先週まで大汗をかいていたのが嘘のようです、というか忘れそうです。(笑)
「一雨ごとに広がる秋空、そのたびに少しずつ寒くなっていく」そんなんを期待しても今年はどうも駄目みたいですね。

こう寒いとやはりお酒は日本酒が合うように感じるのは私だけでしょうかねぇ
そして、そういう時に限って日本酒を切らしてしまうのが私でございまして
「あれ?オレの一升瓶は?」
「なに言ってんの、とっくに無くなったでしょ」
なんてね、つまり寒くなくても日本酒は飲んでいるってぇ事なんですがね。

 白玉の歯にしみとおる秋の夜の
 酒は静かに呑むべかりけり (若山牧水)

無いとなると益々日本酒が飲みたくなる
「こう寒くちゃ、今晩は鍋なんてぇのはどうだい?」
てんで、食材調達を言い訳に日本酒を買いに出かけました。

今日はここで早々と『料理当番、本日の一品』であります。
鍋と言っても、それぞれに好き嫌いがありますんで、本日は一人用鍋を二種作りました。

まずは私専用「鶏鍋」であります。ゴボウと鶏、この名コンビは永遠に不滅であります。

もう一つは「茸鍋」
「うんうん、やっぱり秋は茸だねぇ・・・おめも喰ってみんか?」
「誰が喰うか!」(笑)

とにもかくにも鍋を突きながらいただく日本酒は、これまた得も言われぬ美味でありまして
「あ~~日本酒仕入れてきて良かったぁ・・・・」
なにしろ身体も温まりますしね。

ただ、
鍋も酒も一人ってぇのはチト寂しくもありますがね
「おひとつどうぞ」
と美女の酌、なんてぇ贅沢は申しませんよ。
「ま、ま、ここは一献」
とゴツい男の酌でもいい、呑み仲間が居てくれればさらに気分も上がるてぇもんですがね。

 ♪・・・・劉伯倫や李太白、酒を呑まねばただの人。吉野、竜田の花紅葉、酒がなければただのこと・・・・♪

箏曲「笹の露」でありますが、しいて一言加えるならば「宴」があってもいいかな
宴会嫌いの私も、たまには交わし合う酒も恋しかったりします。(晩秋は特にね)

しっとりと秋雨に潤う紅葉を愛で、同じ鍋を前に一献交わし合うお方・・・・
募集しております。
「贅沢を言えば『器量優れし女子』ならなおケッコウ」
「ダメだこゃ」

さて、今日の一枚は、パット・マルティーノです。
一昨日深夜の『東京JAZZ 2017』の放送で、リー・リトナーなんかといっしょにやっとりましたですねぇ

この人との出会い(と言っても、実際に会ったことはありませんが、笑)は、けして良いものではありませんでした。
というのも電化マイルスに関わるチック・コリアやディジョネットなんかとやったアルバムが彼を初めて意識して聴いた出会いだったからでしょう。なにしろ電化マイルスは一番の苦手でしたから
しいて盲目のサックス奏者エリック・クロスの「CONSCIOUSNESS !」あたりは聴いたっちゃ聴いた方だったでしょうかねぇ
そんなわけで、今日の一枚、初リーダーアルバムも手にしたのはずいぶん後のことになってしまいました。

このお方、じつはとっても凄いお方で、1976年に脳動脈瘤で御倒れになって、1980年に手術を受けると、自分はもとより両親、近親者の名前も忘れ、なんとまぁギターの演奏方法すら忘れてしまったという・・
「復帰?そりゃ不可能っしょ」

ところが、自分の過去のレコードを教科書に再度ギターを勉強し直したという・・・・・・・まったくもって常人じゃござんせん。
まぁまぁ、そこまでの偉人ととなると、逆に奇人でもあるわけで、音楽的には理屈っぽい?ちとやっかい?そんなところがあるんだとは私も思います。

ともかく、テレビを見て、昨日このアルバムを聴き直したという次第です。

悪くはありません。(ちょっと意味深?)

EL HOMBRE / PAT MARTINO
1967年録音
PAT MARTINO(g) TRUDDY PITTS(org) DANNY TUMER(fl) MITCH FINE(ds) ABDU JOHNSON(congas) VANCE ANDERSON(bongos)

1.WALTZ FOR GERI
2.ONCE I LOVED
3.EL HOMBRE
4.CISCO
5.ONE FOR ROSE
6.A BLUES FOR MICKEY - O
7.JUST FRIENDS
8.SONG FOR MY MOTHER

おまけ、

今週のお弁当です。


真っ黒なシロクマ

2017年08月20日 | a-c

夏の甲子園も東北勢が今日で全て敗退、一生懸命やった結果ですから文句はありませんよ、ただちょっと力が抜けた気はしますけど。
だからというわけではありませんが、くだらないお話しを一つ。

先週ちょっとした用事で街中を歩いているとO氏に偶然出会いました。
って、そもそも「O氏っちゃ誰だいな?」てぇ話ですわいねぇ。

O氏とは以前私が勤めていた会社の同僚で、今はとある安全用品?ユニフォーム?防災用品??????ともかく全国的に良く名の知れた会社の営業職(・・・以前名刺をいただいた時は課長でしたが、今回は名刺をいただきませんでしたので役職不明ということで、笑)についております。

「いやぁ久しぶりですねぇ、何年ぶり?」
「そうさねぇ、よく分からんぶりぐらい、どう思いだしても震災より前だもん」
私的にはそれほど積もる話も無いんですが(笑)、珈琲をおごってくれるてんでその辺りのお店へ
一通りの近況を語り合い、そして・・・・・だから、それ以上の話題には盛り上がらないって(笑)

「ところでバブさん、村上春樹の『騎士団長殺し』は読みました?」
こいつの場を持たせようとするこういう唐突な話が私はあまり好きじゃありません。それに『騎士団長殺し』は読んでないし
「村上春樹の小説って出るたんびにレコード会社、CD販売店のクラシック音楽担当者がザワツクって話知ってます?」
「はぁ」
「例えば、『1Q84』ならヤナーチェクのシンフォニエッタ、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』ならロシアのベルマン、『海辺のカフカ』だとルービンシュタイン、ハイフェツ、フォイアマンの三人によるベートーベン」
(だから、『1Q84』も読んでないし、そんなんどうでもイイし)
「なにしろそのたんびに、それらの演奏が売れるらしいんですよ、ね、そんで今回の『騎士団長殺し』、ここにはどんな曲どんな演奏が入っているか」
「へぇ~~(一応興味は無くとも反応せんとイカンでしょ)、そんで答えは何だったの?」
「いや、私は今読んでいる最中ですから」
(って、知らんのカ~~イ!)
「だから、バブさんが読んでいればその答えを知っているかと思ってね。」

やっぱりくだらん話でした。(彼にとっては重要なのか?)それでも、珈琲をおごってもらった手前
「村上春樹は音楽通だからねぇ、若い頃、水道橋の『SWING』ってジャズ喫茶でバイトしてたのは知ってるかい?」
出ました、私お得意の「こっちペースにおいで作戦」であります。

「スイングっていうジャズ喫茶はね、これがまたユニークでさぁ・・・・・・・」

左右非対称のアールテックのスピーカーから流れるジャズは、カサカサとザーといういわゆるノイズがまるで楽器のように聞こえる、レコード盤でも私が聴いていたそれよりさらに古そうな音。
私も四、五回?いや三、四回かな(笑)行ったでしょうかねぇ、当事私が良く聴いていたジャズなんぞいっさい流れない
その選曲にちょっとしたカルチャーショックを受けたと言っても過言では無いと思います。

おっと、ここで話を長くしてもしょうがない。ともかくこの話題は間違いなくO氏の興味とはかけ離れていたようで
「まっともかく二人とも元気で良かった、またいつか・・・」
互いに連絡先も交換せず別れたとそういうことです。

これを称して『真っ黒なシロクマ』と言いますな。
そのこころは・・・
「尾も白くない」
お後がよろしいようで
ちなみに『騎士団長殺し』に出てくるクラシック音楽は、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」とリヒャルト・シュトラウスの「薔薇の騎士」だそうでございますよ。

ということで、『料理当番、本日の一品』です。
天候不順で野菜の高騰がささやかれる折、れいによって叔母が野菜を送ってくれました。
大変嬉しいんですが、ダメにしないよう使い切らなくてはいけません。

たしか先週も魚介のマリネだった気がしますけど・・・・まっいいか、刺身で食べると野菜が減りません。そこで今週もマグロのマリネです。
もちろん先週とはドレッシングが違いますよ。ゆず胡椒をオリーブオイルで溶いて、塩とレモン汁、これはこれでけっこう美味しいもんです。

さらに母には竹輪の揚げ焼きお好み焼き風味野菜添え

 

さらにさらに、ジャガイモと茄子を消費するために、ベーコン煮っ転がしと塩もみを添えました。

お弁当はホットモットののり弁を意識しました。(笑)

さて、今日の一枚は、和田誠・村上春樹の『ポートレイト・イン・ジャズ』の中で、村上春樹がジャズ喫茶『SWING』の思い出とともに紹介していたビックス・バイダーベックです。

『ポートレイト・イン・ジャズ』では「BIX BEIDERBECKE 1927-1929」というアルバムが紹介されておりましたが、私は所有しておりません。
ちょっと前のログ「シカゴ、カンザスシティーにジャズは飛ぶ」で紹介したように音源所有ですが、アマゾンでも購入できるCDを紹介します。

ジャズ史上初めて白人ジャズを確立した天才コルネット奏者・・・・・

詳しい説明は私には無理です。(笑)ともかく、この音源ならネット配信でも手に入れることが出来ますので、ご自分の耳でどんなもんかお聴き下さいませ。ただし、ネット配信にカサカサとザーはほぼありません。残念(笑)

BIX BEIDERBECKE 1924-1929

1.RIVERBOAT SHUFFLE
2. DAVENPORT BLUES
3.SINGIN' THE BLUES
4.FOR NO REASON AT ALL IN C
5.THREE BLIND MICE
6.KRAZY KAT
7.IN A MIST
8.ROYAL GARDEN BLUES
9.GOOSE PIMPLES
10.WRINGIN' AN' TWISTIN'
11.SORRY
12.SINCE MY BEST GAL TURNED ME DOWN
13.THOU SWELL
14.LOUISIANA
15.THE LOVE NEST
16.OL' MAN RIVER
17.FUTURISTIC RHYTHM
18.SOMEBODY STOLE MY GAL


他人の身になって考える美徳

2017年08月09日 | a-c

天気予報にもの申すつもりは毛頭ありませんが、というか天気予報に文句を言っても仕方が無い訳で・・・・・

「ドジでのろまなカメ」?堀ちえみのような台風は各地に爪痕を残し熱帯低気圧になってもなお北日本に影響を与えているようですねぇ
我が地でも進路が東にズレるたびに「なんか、影響ありそうだよねぇ」と心配しました。
しかし、蓋を開ければ、昨日の早朝?未明?に少し強い雨が降っただけで、それからはほぼ曇り空、今日の予報も一日曇りというもの・・・・
「くもり?!嘘つくでねぇ、晴れてんぞ!」
朝の晴天にそんな文句も言いましたが、その後確かに雲が多い空模様となったものの今は晴れています。
天気はともかく問題は気温です。
「予想最高気温32℃・・・さんじゅうにど?!」
おもわず予報を二度見しちゃいましたよ。

いやね、「猛暑日あたりまえ、へたすりゃ体温以上」てな地域の方には申し訳ないんですが、この辺りは30℃にもなれば「年間で一二の暑さ」ということになるんでありまして・・・・
「それが32℃って、しかも湿っぽいし・・・・死んじゃうよ」
この予報は外れて欲しい。(笑)

さても、
府中市のミニストップで無断駐車への注意喚起のために、店側が用意した車にタイヤをロックし「はずしてほしかったら4万ください」などと貼り紙をしてたんだそうで、この車の写真ががツイッターに投稿されると、同社のコールセンターに「不快」「やりすぎ」などの批判が寄せられ、翌日までに車を撤去したという話題がございました。

まぁまぁ、これは確かにやり過ぎだとは思いますがね、Mさんのお店を手伝っていたりすると店側のいたたまれない心情に同情したりします。

「なんだか、店ん中にあんまりお客さん居ないよねぇ、車止めるのに苦労したよ、なんとかすれば」
と言ってくるお客さん。
逆に「ご利用以外のお客様の駐車はご遠慮いただいています。」とのメッセージをワイパーに挟んでおくと
「いつも使ってんだし、一、二時間ぐらいイイだろう。もう二度と来ねぇ!」
と、捨て台詞をわざわざ言いに来たり・・・・まぁこういうお客さんは懲りずに又買い物に来たりするんですけどね。(こっちとしては「来なくてもイイのに」と思ったりして、笑)
私なんざぁ
「やり過ぎんなよ!」
なんて、訳の分からんこと言われた時もありましたっけ

ともかく、この問題は個人のモラルの問題でありましてね。
「一台ぐらい止めといたって分かりゃしないって」
「罰金取るったって実際は取れねぇんだから」
と思う気持ちもわからんじゃありません。でも、そんなことで平気に無断駐車するヤツに限って
「なんだよ、この店は客が止める駐車場もねぇのかよ」
なんて、言ってたりするんですよ、きっと。

スパーの車いすマークの駐車スペースに平気で車を止める健常者、「運転手が乗ってんだからイイだろ」と出入り口の真ん前に車を止めるヤカラ・・・・・
「恥を知れ!」
と、心の中で叫んでいます。

ともかく「他人の身になって考える」、これこそ日本人の美徳であることを、そういったヤカラの皆様に私は学ばせていただいておりますですよ。

てなことで『料理当番、本日の一品』
ともかく暑いと「火をあんまり使いたくない」というのが本音です。


お稲荷さんや卵巻きも作ったんですけど、私は食べませんでした。(笑)

こういうときは寿司がイイ。付け合わせは酢味噌和えとお新香でね。

お弁当はそぼろ弁当です。

さて、今日の一枚は、カーティス・アミーです。

以前も言いましたが活動拠点が西海岸であったことが、彼をメジャーにしなかった最大の理由であります。
演奏は堅実・王道、しょっぱじめの「GONE INTO IT 」を聴いただけで
「これを嫌いだという人の顔を見てみたい。」
まっそれは言い過ぎとしても、けっこうカッコイイんでありますねぇ
特にラスト、アミーのソロで終わるあたり「コンチクショウ!」みたいなね。(笑)
もちろんハッチャーソンのバイブも一役を買ってはおるんですよ。

ともかく、私としてはカッコエエアルバムだと思って聴いています。

GROOVIN' BLUE / CURTIS AMY
1961年1月10日録音
CURTIS AMY(ts) FRANK BUTLER(ds) CARMELL JONES(tp) BOBBY HUTCHERSON(vib) FRANK STRAZZERI(p) JIMMY BOND(b)

1.GONE INTO IT
2.ANNSOME
3.BOBBLIN'
4.GROOVIN' BLUE
5.BEAUTIFUL YOU
6.VERY FRANK


ほほに小さな 泣きぼくろ・・・・・?

2017年07月24日 | a-c

今日は朝から雨模様、この辺は大雨にはなりそうもありませんが、今年一番に梅雨らしい日っちゃあ日かな?
母曰く
「大雨、大雨、大雨、チラッと地震が入って大雨・・・ヤダヤダ、やっぱ地球が狂ってんだな」
だそうです。

 ♪ ラブ・レター・フロム・カナダ~~~
  もしもあなたが 一緒にいたら
    どんなに楽しい 旅でしょう
    ラブ・レター・フロム・カナダ ・・・・♪

作曲家であり歌手でもあった平尾昌晃氏がお亡くなりになりましたですね。
さすがにオジサンの私でもロカビリー時代の平尾氏を知る歳ではありませんけど、彼の作曲した歌には思い出も多くあります。

「瀬戸の花嫁」に「よこはまたそがれ」有名曲は数あれど、私が最も好きなのは、アン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」ですかねぇ?鮎川いずみの「冬の花」も好きですけど・・・鮎川いずみ好きだったんだよなぁ(笑)
そうそう

 ♪ ほほに小さな 泣きぼくろ 可愛いひとよ 何故泣くの ・・・・♪

じゅんとネネの「愛するってこわい」(これはかなり古いかぁ?)
天地真理の♪不二屋 メロディ~~~♪なんてぇのも平尾氏の作曲でした。

おっと、同級生、原のたっさぁんにまで「どこまでも愛」なんていう曲を作っとりましたですねぇ

まぁまぁキリはありません。つまりそれだけ歌謡曲にとって偉大な作曲家であったということでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。

「今度、カラオケでなんか歌ってこようかなぁ・・・」
「独りで行きなさい!」

てなことで『料理当番、本日の一品』です。
昨日今日と気温は比較的低いんですけどね、湿気のせいでしょうね、やっぱ蒸し暑い。
こういう日はサッパリとした・・・とはいえ夜にそうめんてぇわけにもいかんし、つまみにならんしね。

そこで、南蛮漬けなんですがね、今回は鰺じゃ無く豚と茄子、プチトマトで作ってみました。揚げた豚の薄切りと茄子、湯むきしたプチトマトに、タマネギ、茗荷、唐辛子(あまり辛くすると食べられないお方がおりますので少々ね)と甘酢でビャ!みたいな(笑)好評でした。

それにキムチ奴

お弁当はこんなんです。

さて、今日の一枚は、ロレツ・アレキサンドリアです。
別に歌謡曲話題だから歌物ってぇ事ではないんですが、しいて言えばインパルスつながり?

ロレツといえば、シカゴ生まれのシカゴ育ち、シカゴの教会歌手の代表格みたいな・・・・(違ってらごめんなさい、なにしろボーカルですから)
彼女の歌声を聴くと魂を感じるのはやはり、教会歌手という経歴にあると私は思います。

とか言いながら、じつは以前紹介した同じインパルスの「THE GREAT」しか私は持ってなかったんですよ、彼女のアルバム。
そんでもって、「THE GREAT」でちょいと恋しちゃいましたね、このアルバムも入手したという経緯です。

雰囲気ありますよねぇこの人、それ以上の感想はご勘弁下さい、得意のボーカルですから
ともかく夕べはロレツの魂を感じながらウイスキーを飲ませていただいたんですけど・・・・
「気持ちエガッタァ」(笑)
(「THE GREAT」同様ウイントン・ケリーもイイ味出しとります。)

MORE OF THE GREAT / LOREZ ALEXANDRIA
1964年録音
LOREZ ALEXANDRIA(vo) WYNTON KELLY(p) PAUL HORN(as) RAY CRAWFORD(g) AL MckIBBON(b) JIMMY COBB(ds) LOUIS HAYES(ds) And Strings

1.BUT BEAUTIFUL
2.LITTLE BOAT
3.DUNCING ON THE CEILING
4.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
5.ONCE
6.THE WILDEST GAL IN TOWN
7.ANGEL EYES
8.THIS COULD BE THE START OF SOMETHING BIG
9.NO MORE
10.THAT FAR AWAY LOOK


タコ踊りを捧ぐ

2017年07月17日 | a-c

今日は『海の日』、元々は明治天皇が初めて船に乗った日?『海の記念日』が由来だそうですが、現代は、んなこたぁあまり気にしない、「三連休で良かったね」みたいな日です。(笑)


サンケイスポーツより

15日土曜日には、震災から7年目にしてやっと海開きを迎えることになった福島県いわき市の薄磯海水浴場でもにぎやかにその日を迎えたようです。
中学生の頃は、毎日のように自転車で通った海水浴場です。まっ県外からのお客様はともかく、地元のお客さんが楽しく利用してくれるようになれば、私としても嬉しく思います。
長い砂浜、見上げれば塩屋埼灯台、イイ海水浴場です、ぜひ足をお運び下さい。

奇しくも今年の7月第三月曜日『海の日』は17日です。私にとっては特別な日がやってまいりました。

ビリー・ホリデイが亡くなってから58年、石原裕次郎が亡くなってから30年(巷じゃこっちが話題ですがね。)、そして・・・・・・

彼が亡くなった今から50年前、1967年7月17日、その日も月曜日でありました。
「生きていれば90歳かぁ・・・」

「もっと曲を書くつもりだよ、より柔軟で長いプレイが可能な曲、インプロヴィゼーションの余地が広がる曲を。曲自体にメロディがあり、そこからソロへとなだれ込むような曲だ。」
「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD AGAIN !」のライナーノーツで、ナット・ヘントフが、彼がこう語っていたと書き記しております。

「もう少し長生きしていたら・・・・」

たらればは、美人を飲みに誘って「そのうち、ぜひ」の「そのうち」みたいなもんで、絶対に無い話に期待を寄せても意味は無い無駄な考えであります。(ん?喩えが違う?)
彼は、あの日に亡くなり、そしてそこまでに残した曲が、私に多くのメッセージを伝えたからこそ、我が人生において幾度となく助けられる存在になったのだと

毎年この日に思うこと、それは「彼(の音楽)に出会えて、私は幸せであった」それのみであります。

サントリーホワイトは用意しました。セロリはありません。(何故にホワイトとセロリかは、過去ログでお探し下さい。笑)
今晩は何を聴いて『私のヘブン』へとトリップしましょうか?
って、じつは決めています。後期のライブ盤を堪能しようと思っとりますです。

高校時代のバイト先のママが
「まるでオカマのタコ踊りだね。」
と称した彼を聴く私の姿。

「ジョン・コルトレーン、今年も恥ずかしげも無くその姿をあなたに捧げます。」

とりあえず、正気のうちに『料理当番、本日の一品』です。

「暑いくてな~~んも作りたくねぇ」
これが本音でありますが、茄子とアスパラの肉巻き、汗を拭きつつ作りました。

 

サッパリした酢の物と烏賊の煮物です。

お弁当はツインライス弁当です。

さて、今日の一枚は、もちろんトレーン、今晩聴く予定のライブ盤です。
1966年11月に、フィラデルフィアのテンプル大学で行われたコンサートの放送音源、アナログ盤も発売になったのですが残念ながらCD2枚組での所有です。

完全版としてオフィシャル・リリースされたのは3年前でした。「OFFERING」と「MY FAVORITE THINGS」以外は、2010年にFreeFactory盤で世に出ております。
その時、「NAIMA」でトレーンのソロの後にラジオアナウンスが入ってるてんで、
「やっぱラジオだぁ」
なんて、ちょっと話題になったりもしましたね。

ベースがジミー・ギャリソンじゃない、いらぬゲスト(大学生2名のアルト)、楽器の録音バランスが悪い、等々問題も指摘されとりますが、「LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD AGAIN !」「イン・ジャパン」以降のライブ盤で、正式録音は残っていないわけで、「THE OLATUNJI CONCERT」同様、私は嬉しい発見だと感謝しています。
特に体調のせいでライブ活動が激減した「イン・ジャパン」以降の音源は貴重なんです、はい。
胸を叩きながら歌う(と言うより雄叫び?)彼の声に何を感じるか?
「それはあなた次第です。」(笑)

OFFERING: LIVE AT TEMPLE UNIVERSITY / JOHN COLTRANE
1966年11月11日録音
JOHN COLTRANE(ss,ts,fl,vo) PHAROAH SANDERS(ts, piccolo) ALICE COLTRANE(p) SONNY JOHNSON(b) RASHID ALI(ds)
Additional musicians: Arnold Joyner[D1-2], Steve Knoblauch[D2-3](as) Umar Ali, Robert Kenyatta, Chales Browwn(per)

Disc 1
1.NAIMA
2.CRESCENT

Disc 2
1.LEO
2.OFFERING
3.MY FAVORITE THINGS


ボクチンだって悪い子じゃありませんでした

2017年06月26日 | a-c

昨日は『我が家だけ停電』の後始末に、S君の仕事をよく請け負う電気工事会社のH君が来てくれました。
「君付けとはなれなれしいなぁ」
というのも、H君は我が高校の同級生でありましてね、高校時代はバイク好きの彼の愛車の後ろによく乗せていただいた仲でありました。
そんなこともあり、
「休みの日に個人的に(取り替えを)やってやるよ。」
「ありがたやありがたや、H殿、いやH様~~~!」

そんなこんなで、暑い中、外付けブレーカーの交換も無事に終了、
「悪かったねぇ休みなのに」
本来ならビールでも飲みながら、いや食事ぐらい用意しなければいけないところ、まぁまぁ彼は車ですし真っ昼間。
「珈琲でカンベンね、今度何かで埋め合わせするから」

てなわけで、珈琲を飲みながらの思い出談義であります。
「そういえば、Uのとこに麻雀パイ持ちながら移動していたらさ、ちょうどH君の家の前辺りで落としてばらまいちゃってさぁ、バイクのライトで照らしながら拾ったことあったよねぇ・・・結局、点棒が足んなくてさぁ・・・・あはは、下宿時代はジャズ喫茶と部活の往復みたいな感じだったからなぁオレ」
「そういえば、何度か下宿も行ったし、ジャズ喫茶にも連れて行かれたよね。まっオレはバブ君と違って真面目だったから、バイクとバイトとたまぁ~~にパチンコするぐらいで、酒もあんまり飲まなかったしな。」
「って、オイオイ高校時代の思い出話にしちゃちとマズイんでないかい。」
「ともあれ、高校時代はまず勉強なんかした覚えが無いよね、よくもまぁあれで大学なんて考えてたよ。いい時代だったっちゃいい時代だったぁ・・・楽しかったよね。」

楽しい時間を過ごしました。

ところで、H君は今、「一芸屋『月見寄席』」なるイベントを手伝ってるんだそうで、来る7月8日(土)に平26区集会所で、テーマ「・・かいだん(夏には・・・)」のもと開催されるそうです。
残念ながら私は仕事のため伺うことは出来ませんが、お近くで時間がある方は、ぜひ足をお運びいただきたいと思います。
詳しくは、TEL:0246-21-2978 メール:shibaie@seagreen.ocn.ne.jp 『いわき芸能倶楽部』までお問い合わせ下さい。

んなとこで、『料理当番、本日の一品』です。
今週は、中華風にしてみました。



久々のエビチリに春雨の炒め物

スープはレタスとチャーシューのワンタンスープです。

お弁当はこんなんね。

さて、今日の一枚は、デイブ・ベイリーです。
「熟練した趣味の良いドラマー」とベイリーを評したのはレナード・フェザーだったでしょうか?
ともかく、その趣味の良いドラマーが聴く者を楽しくさせてくれる一枚だと思います。
ハードマンのトランペットがちょっとだけ良く聴こえたり、ヘインズのテナーも悪くない、ガードナーのピアノも何かいつもとちょっと違うような・・・
これ全て、ベイリーとタッカー、二人のリズムセッションがこのアルバムを「ただ楽しいだけの一枚」に終わらせていないから・・・そんな感じ?

TWO FEET IN THE GUTTER / DAVE BAILEY
1961年10月6日録音
DAVE BAILEY(ds) FRANK HAYNES(ts) BILL HARDMAN(tp) BILLY GARDNER(p) BEN TUCKER(b)

1.COMIN' HOME BABY
2.TWO FEET IN THE GUTTER
3.SHINY STOCKINGS
4.LADY IRIS B
5.COFFEE WALK


新種で新酒を飲んでみたいもんだ

2017年05月22日 | a-c

どうしちゃいましたかねぇ?まだ5月だというにこの暑さ
「オイオイ、真夏になったら何度まで上がるんだい?」
さらには
「北朝鮮はまたミサイルを撃っちゃうし、何をどうしたいんだろうねぇあのお坊ちゃんは・・・・」
誰もが不安を感じますよね。

不安といえば
「テロ対策」という表題に、我がログ同様関係ない事柄がみっちり詰まったようなわけの分からん法案が成立しそうな勢いですが、その隠れた事柄に『本当に必要なもの』『じつは要らない危険なもの』があるとすれば、一色単にせず分けてしっかり論争せずに成立させて良いものなのか?私は疑問に思います。
なんだかここ数年の間に日本という国が益々戦前回帰しているように感じるのは私だけなんでしょうかねぇ?
国の主権が国民にあるというあたりまえの権利が徐々に離れているような気がして・・・・いやいやこんな事をログに書くとなんかの法律に引っかかるかも知れません、クワバラクワバラ

そんなわけで最近のニュースは相変わらず不快な出来事が多くて、「湘南王子と眞子ちゃん(あえて内親王とは申しませんが)のご婚約間近」なんてぇのがホッとするニュースだったでしょうかねぇ

そうそう、普段我々が食べている日本近海のサザエが新種だったというニュースを見ましたか?

そのニュースによると、サザエは貝殻のあの角のような突起の形状や数で、日本、韓国沿岸の種と、中国南部沿岸の種に大別されるんだそうでしてね、
これは常識であったのが、岡山大の福田宏准教授(貝類分類学)が原典をインターネットで調べたところ、日本近海のサザエにも用いられていた「トゥルボ・コーヌトス」と言う学名が、じつは中国産の特徴を備えたスケッチ(産地も中国と記載されていたそうです。)をもとに決められた学名であることに気が付いたんだそうで、
その後もいろいろ調べを進めた福田宏准教授が、間違いなくこれはおかしいと確信し、新種「トゥルボ・サザエ」として登録されたというお話しであります。

それにしても新種というもんは、新たに発見された動植物だけでなく、勘違いでそう思い込んでいた種を調べても発見できるという、何だか笑っちゃいますよね。
ともかく、これでサザエさんもホッとして・・・ますかね?

新種といえば、先日18日に、独立行政法人『酒類総合研究所』が毎年行っている全国新酒鑑評会の結果が発表されました。(新種じゃなくて新酒のお話しね。笑)

全国から860点が出品され、437点が入賞、その中から242点が金賞に輝いたそうで、うち最も多くの金賞を得たのが、今年も福島県であったという(5年連続)、同県人としてはじつに鼻高々の結果となりました。(昨日の最高気温は、福島市が全国第二位でありましたが。笑)

国権酒造(南会津町)の『大吟醸 國権』なんざぁ10年連続の金賞だそうで
「おめでとうございます。」

「ほんじゃま、初鰹に合わせて何か呑んでみましょかねぇ・・・なになに『大吟醸 國権』1.8リットル税別六千円・・・六千円?!」
気を取り直して、もっと身近の四家酒造(いわき市)『又兵衛 大吟醸』なら
「え~~と・・・720ミリリットルが三千円?!」

いやいや本物の酒飲みなら惜しくは無いのかもしれませんが
「普段自宅じゃ、2リットル千円の紙パック入り純米酒を飲んでんだよ」
てな私にはねぇ・・・・
「どうせ私は本物の酒飲みじゃなくて、ただの酔っ払いオヤジですから」
けっきょく昨日も安酒にあまんじたのでありました。

それにしてもさぁ、一般庶民(アンタはそれ以下だけどね。)がどう感じるかも意見として必要でしょ?
なんとか品評会の審査に紛れ込むなんてぇことはできんもんですかねぇ

まっそんなこんなで『料理当番、本日の一品』です。

予定どおり鰹の刺身です。もちろんニンニク醤油でいただきましたが・・・夕べ牛乳を飲んで寝たおかげか、今朝はそれほど・・・・・ヤッパ臭う?(笑)

 

で、生もの嫌いに何を喰わせたかというと、豚しゃぶ、ソースは二種類用意しました。それにインゲン入りの炒り豆腐です。

お弁当は唐揚げ弁当でした。

さて、今日の一枚は、ロンネル・ブライトです。
ドラムレスでケニー・バレルのギターが入ったピアノトリオです。
以前「THE RONNEL BRIGHT TRIO」もそうでしたが、悪くないけど取り立ててこれだというアルバムでもありません。
が、心地よさは二重丸といった気はします。二日酔いかどうかも分からないような酔っぱらいにはブライトのピアノも、バレルのギターも心地良いのでありました。

BRIGHT'S SPOT / RONNEL BRIGHT
1956年9月26日録音
RONNEL BRIGHT(p) KENNY BURRELL(g) LEONARD GASKIN(b)

1.PENNIES FROM HEAVEN
2.GONE WITH THE WIND
3.IF I'M LUCKY
4.BLUE ZEPHIR
5.STRUTTIN' IN 
6.I SEE YOUR FACE BEFORE ME
7.BRIGHT'S SPOT
8.LITTLE GIRL BLUE