JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

教えて!?

2011年09月27日 | s-u

またしても更新をサボってしまいましたが、それだけ忙しかったということで、ある意味良かった良かった。

そんな忙しい中、いろいろとお話しする出来事も多かったのではありますけど、全て語ってもしょうもありません、直近の昨日のお話しを一つ。

昨夜からMさんのお店に新しい女の子がアルバイトでやってきました。
名前はSちゃん、なんと高校一年生16才です。アルバイトとしてどうのこうのいう以前に、私なんかにすりゃ「めんこいねぇ」くらいの女の子なんでありますが、
「Sちゃんのお父さんは震災で仕事を無くしたんだって、大変だけどSちゃんも頑張って協力しなくちゃね。ところで、お父さんって歳はいくつ?」
「はい、40才です。」
「40!?・・・・・お母さんは?」
「37」
「・・・・・・・・・・!」

まっ当然なんでありますが、両親の歳を聞いて愕然とすることには慣れっこなんでありますけど。(笑)
「Sちゃん、こんどお母さん紹介して」
「バブさん!」
アハハ、先輩アルバイトの女の子にツッコミを入れられちゃいました。

おもえば、Mさんのお店だけでなく、以前もアルバイト学生の若さに愕然とする時期ってぇのがいくつかありましたねぇ。
まず第一には、母親の歳が私の歳を下回ったとき、第二に我が末っ子より若い子を使い出したとき、そして、今後起こり得ることといえば、母親の歳が我が長男ぼうと同じ歳に・・・・・・・・ヤダァ~~~~~!(笑)

大学生時代に週一、二回程度ですが長期アルバイトをしていた洋服屋さんがありました。(当時、横須賀、横浜あたりじゃそこそこ名の売れた洋服店だったんですよ。私がバイトしていたのは藤沢店でしたが)
そもそも老舗の洋服屋さんだったその店も、時代の流れで半分ジーパン屋、四分の一がサーファーショップ(衣料品だけね)、昔ながらの部分はそのまた半分みたいな店構えでした。
そんなわけで、アルバイトはもちろん、社員の方も、服装はジーパンに脱色したアロハ、細かい花柄のシャツ、ポロシャツ・・・・・、じつにラフなものだったのでありますが、店長さんだけは、いわゆる昔の「首からメジャーをぶら下げている洋服店のおじさん」みたいな格好をされていたのであります。

その店長さん、当時いくつだったでしょうねぇ?おそらく40代後半だったと思いますが、その服装からも分かるようにじつに真面目な方で、アルバイトなんかからすると若干敬遠される存在であったでしょうか。

でもね、今になって思うんですけど、彼はジェネレーションギャップにどう立ち向かって良いのか試行錯誤してたんじゃないかって、
だって、仕事の後に屋台で一杯やるときも、みんなで飲みに行くときも、必ず店長さんは一度は顔を出していたし(おそらく、お金もいくらか置いていってくれたんだと思います。)、べつにお店で虐められるような事もなかったく、もちろん、おしゃべりや接客がまずかったりしたら怒られましたけどね。
たぶん、一生懸命若者についていこうと努力してたんだと思うわけですよ。
ただ、彼のプライド?信念?ともいえる服装が、彼をイメージづけていたという・・・・

あれ?何の話でしたっけ?
そうそう、だからね、若いアルバイトの扱いというのはじつに難しいと、オジサンは若者の扱いを何処でどう勉強したらエエンでしょ?教えて。

てなわけで、更新サボリで『料理当番、本日の一品』も二回分まとめてのアップです。

まずはスペアリブ、まぁある意味得意食材ですので、今回は焼きではなく若干煮込み風に作ってみました。それに焼いた野菜。・・・・そういやぁ、野菜の高騰、これも心配ですなぁ。

二週目は、こちらも得意のホイル焼き?蒸し? 旬の鮭を胡麻味噌でチャンチャン焼き風にしてみました。母曰くサッパリしていて美味しかったそうです。

さて、今日の一枚は、マッコイ・タイナーです。
正直に言いましょう「SAHARA」以降のマッコイを好きかと質問されると、「?」マークがかなり連なるように感じます。それはまさにコルトレーンの呪縛からマッコイも脱した事への賞賛とそれとはまったく逆の裏腹な想い、それだったのかもしれません。
が、それ以上にこのアルバム、このアルバムの存在が私の「?」を増やした一番の要因ではなかったでしょうか。

なんども言います。私には「ジャズという音楽には定義など無く、常に変化し前進し続けるものだ」という認識はあるものの、凝り固まった頭の中で「これがジャズだ」というある一定の身勝手認識というものを持ってしまっている(これはイカンことなんですよ)ところがあります。
その身勝手認識にあてはめると、どうしてもこのアルバムに「?」マークを付けてしまうのです。それはフュージョンや電化といった流れへの反発とはまた一つ違った想いではあるのですが。

それでも「ATLANTIS」の流れを受けてついつい買ってしまったこのアルバム。聴く頻度で言えば「ATLANTIS」の一曲目(テーマ曲ね)の30分の1程度だと思います。
敬遠する最大の理由、それはもちろんストリングスです。特に「BEYOND THE SUN」なんて、私にはどうしてもジャズと感じる感性が無いんです。途中できこえてくるマッコイのソロ部分なんか嫌いじゃないんですよ、嫌いじゃないんですが(いや、好きかもしんない。笑)、私の身勝手認識では、これはもうジャズじゃないんです。

ところが、先日震災以降では初めてでしょうか、このアルバムを久しぶりに聴いたんですねぇ、するってぇと、ちょっとだけ元気が出たりして(笑)

いやいやいやいや、そんなことで折れちゃイカン、これはジャズじゃない!だけど嫌いじゃない!
なんじゃそりゃ

FLY WITH THE WIND / McCOY TYNER
1976年1月19,20,21日録音
McCOY TYNER(p) PAUL RENZI(picc,fl) HUBERT LAWS(fl,afl) RAYMOND DUSTE(ob) STUART CANIN, FRANKLIN FOSTER,  DANIEL KOBIALKA, PETER SCHAFER, EDMUND WEINGART, MYRA BUCKY, MARK VOLKERT(vin) SELWART CLARKE, DANIEL YALE(vla) SALLY KELL, KERMIT MOORE(vlc) LINDA WOOD(harp) RON CARTER(b) BILLY COBHAM(ds) GUILHERME FRANCO(tamb)

1.FLY WITH THE WIND
2.SALVADORE DE SAMBA
3.BEYOND THE SUN
4.YOU STEPPED OUT OF A DREAM
5.ROLEM


カラオケ考

2011年09月15日 | m-o

9月も半ばだというのにまったくもって暑いですねぇ・・・・
この残暑の中、S君の仕事も大変なんでありますが、Mさんのお店も大変なんでありまして。
というのも、本来春よりスタートする予定だった「揚げ物の販売」が、震災後やっと工事が可能となり、先週からいよいよ始まったのであります。(他店から比べると遅れてるんですけどね。)
これがア~タ、節電で冷房を抑えている店内での揚げ物ってぇのが暑いのなんのって・・・・・いやいや、もちろん涼しい顔でビールをいただいている焼鳥屋の焼き場だって、鰻屋の焼き場だって、ガラス工場だって、鋳造工場だって、そんなの比じゃないっていう仕事場が山ほどあるのは知ってますよ。知ってますけど、箸より重い物を持ったことが無いほど大切に育てられた私には、それがキツインですって。またやせてしまいそうです。(笑)
ともあれ、十五夜お月さんも汗をかいていらしただろうというような残暑は早いとこ退散していただきたいと思う今日この頃です。(なんじゃそりゃ)

 ♪ 星の流れに 身を占って
   何処をねぐらの 今日の宿 ・・・・・♪

以前お話ししましたよねぇ、この菊地章子の「星の流れに」は、私が大好きな歌なんでありますが、好きなわりにはカラオケではまず歌ったことがない。ほんじゃどこで歌うかというと、一人部屋でギターを適当に鳴らしながら、あるいは湯船に浸かって・・・・・つまりは、オヤジの鼻歌なんでありますが

じゃあどうしてカラオケじゃ歌わないのか?とふと考えて、こんな結論が出ました。
「覚え方に原因があるんじゃなかろうか」

いまや「何とか48」にしても・・・・(ってそれくらいしか出てこないんだけど。笑)新曲はやたらすぐにカラオケになるじゃないですか。そんでもって、子供から大人までカラオケをあたりまえのように歌う時代であります。つまり、カラオケでその歌を覚えればとうぜんカラオケで歌うことに違和感はないのであります。
しかぁ~~し、私なんかが一番歌を覚えた時代、とうぜんカラオケはありませんでしたし(もとい、大学時代は一部エイトトラックのカラオケが出始めた頃ではありましたけど)、歌を覚えるってぇと、レコードを聴いてとか、ラジオで流れているのを聴いてとか、ギターコードだけ書かれた歌本、あるいはちょっと高いけど楽譜本?でとか、そうそうほら私は買いませんでしたが明星やら何やらに歌謡曲の歌本が付いてたりして、あれで覚えるとか・・・・
そんな感じだったでしょ、だから、かなりいいかげんだったというか、良く言えば「自分なりのアレンジ?を加えて覚えてしまった。」てな曲がじつに多いんだと思います。
それはときにテンポが、へたすりゃ音階まで違ったりして(笑)

そんなんを突然カラオケで歌うっちゅうのは、鼻歌をフルオーケストラバックに歌えっちゅうに等しい?・・・・・違和感がどうしてもあるんですよねぇ(笑)
とくにフォークソングなんかカラオケだと完璧にイメージが違ったりして。

えっ、そこのチミ、何だって? つまりそれは歌が下手だってことだろ?
「なぁ~~にをいっちょるかね、チミ。歌とはね、自分イメージで歌い上げるからこそいいもんなんだよ。」
ほとんど言い訳にしか聞こえませんが(笑)

ともあれ、カラオケ時代の現代、私も新曲を覚えねばスナックのオネェちゃんにバカにされますから・・・・ガンバルドォ!(笑)

てなことで、またしてもくだらないお話でありました。
またまた更新をサボってしまって、日曜日の『料理当番、本日の一品』がまだでしたのでここで。

秋鮭のムニエル、トマトソースです。今回はバターを使わずオリーブオイルで仕上げました。

さて、今日の一枚は、レス・マッキャンです。
スタンリー・タレンタインとの共演盤となると、ブルーノートの「THAT'S WHERE IT'S AT」が思い浮かびますが、その五日前にパシフィックス・ジャズに録音されたのがこのアルバムです。
「THAT'S WHERE IT'S AT」では、レス・マッキャンのオリジナルトリオにタレンタイン独りが加わる編成でしたが、この時はブルー・ミッチェル、フランク・ヘインズが加わった三管編成になっています。

それにしてもどうしてレス・マッキャンは日本でそれほど注目を集めなかったのでしょうか?
こんなライブ盤を聴くと、ノリノリでじつに楽しいというか、途中ではいるかけ声が楽しそうだし、いかにもライブっぽくてイイと思うんですがねぇ。
ともかく、フロント三人もじつにイイ感じで演奏していると思います。こんなライブだったら元気がもらえそう。

そう言うとイケイケゴーゴーみたいなアルバム?と思う方もいるかもしれませんので、補足しますが、バラードもじつによろしくて、ライブ会場で女性を口説けるんじゃないかってくらい・・・・失礼しました。

IN NEW YORK / LES McCANN
1961年12月28日録音
LES McCANN(p) BLUE MITCHELL(tp) FRANK HAYNES, STANLEY TURRENTINE(ts) HERBIE LEWIS(b) OTIS FINCH(ds)

1.CHIP MONCK
2.FAYTH, YOU'RE
3.TWIST CHACHA
4.A LITTLE 3/4 TIME FOR GOD & CO.
5.MAXIE'S CHANGES
6.SOMEONE STOLE MY CHITLINS


ナイスガイに言わせるな

2011年09月08日 | m-o

今日は二十四節気『白露』ですが、ここ二、三日たしかに朝晩の涼しさと爽やかな青空が秋を感じさせてくれます。ただし、明日あたりからまた蒸し暑さが戻ってくるとの予報もありますので油断は禁物ですけどね。

あと数日であの地震から半年が過ぎようとしています。
昨日は昼間ちょっとした時間ができたので、震災後初めて水族館を覗いてきました。
震災前は「シーラカンス研究」等々で有名であったこの水族館も、津波の被害をもろに受け一時は存続すら危ぶまれていました。しかし再興してみせるというスタッフの方々の強い意志と全国の施設等々の協力を得て、再開をはたすことができたのでした。ゆえに震災後は復興のシンボル的存在となっています。

「なに?バブはまだ行ってないの?ダメジャン、地元の人間がそういう施設で金を落とさなかったら・・・・・酒呑んでる場合じゃないよ。」
てなことを言われたから行ったわけじゃないんですが、震災前に比べたら展示数も規模も比べものにならないほど縮小してしまったものの、私的にはじゅうぶんに楽しませていただきました。

  
私は基本的に不細工な・・・・・・もとい
私に似た愛敬のある魚が好きです。

そうそう、全国初の秋刀魚飼育でも知られたこの水族館、「さすがに今は秋刀魚展示は難しいのかなぁ?」なんて思って行ったら、「食べて美味しかろう」までは育ってなかったものの、しっかり水槽の中を泳いでおりました。

 
疎開先で生まれ『きぼう』と名づけられたゴマフアザラシも
元気に泳ぎ回っていました。

いずれにしても、今後以前の活気を取り戻すためにも、スタッフの方々の頑張りはもとより、われわれ近隣の住民が支えていかなければイカンのでしょうね。

てなことで「エガッタエガッタ」と夜はまたまた○-クママの顔を見に出掛けてしまったわけですが・・・・・(なにが「てなことで」だいっちゅうの)
これもまたまたいつものようにくだらない話をしながらグラスを傾けていると、常連客のOちゃんがやってきました。

Oちゃんは私の息子と言っても良いくらいの若者です(それは言い過ぎかな?)。これがなかなかのナイスガイでありまして、結婚を約束した可愛い彼女もいるまさにこれからという、私なんぞにとっては羨ましくてしかたのない男なんでありますが、
「Oちゃんもそろそろ結婚かい、羨ましいなぁ・・・お母さんも楽しみにしてんじゃねぇ」(じつは彼のお母さんがMさんのお店の常連客なんであります。)
そんな話をしていると
「いやぁ、うちは結婚しても子供をつくらないことに決めました。」
「??????(子供嫌い?いやいやそんなことないなぁ??????)なんで?」

彼のはなしはこうです。
自分も彼女も生まれてから今までこの地を離れたことはなく、結婚後もこの地に住み続けるつもりでいる。できれば子供ももうけて自分たちと同じようにこの地で育てていきたいが、放射能がどんな影響をその子に与えることになるのか誰も予測できない今、自分たちの子供にそのリスクを背負わせることが出来ない。

「・・・・・・・・」
目から鱗とでも言いましょうか、放射能は現在生活をしている住民、特に子供たちにとっての最大の問題です。それは理解していました。しかし、考えてみるとこれから子供をもとうとしている彼らのような若者にとっても、大きな決断を迫る驚異でもあるのです。
「そりゃイカン、そんなことで子供を諦めるなんて・・・・・」
と言いかけても、その後の言葉が見つかりません。
「大丈夫、影響ないよ」
なんて軽口を、あなただったら言えますか?
いずれ原発事故の保障も「チャンチャン」と手打ちをする日が来るのかもしれません。でも、子供が欲しくても諦めてしまった彼らにいったい何の保障が出来るのでしょう?
悔しさだけがつのります。

「原発事故がもたらした悲劇は、目に見えるものだけじゃない。」
どうぞみな様もその事を忘れずにいていただきたい。
原発が必要か否かなんていう事を語るつもりはもうとうありません。ただ、事一つ間違えれば未来永劫傷つく人々に溢れる、そんな国を作りかねないということだけは間違いないと私は思っています。

「両方の親もそれは納得してくれました。」
ナイスガイにそんなこと言わせるなよ!

さて、今日の一枚は、アーマッド・アブダル・マリクです。
アーマッドというと「モンクのとこのベーシスト」てなイメージしか浮かばない私は勉強不足なんでありますが、じつはこのアルバム、是非とも欲しいと買った一枚ではありませんで「サイドの面子についつい」みたいな(笑)しかも英語が得意な私は「イーストコーストとウエストコーストの合体か?」バカですねぇ、ジャケット見りゃおおむね想像できそうなもんなのに(笑)

内容は、そうですねぇ、通常のモーガン、グリフィン、ゴルソン、フラーから想像するそれとは全く違います。これもまた題名を理解していれば想像がつきそうなもんですけどね。
まさに題名のごとく中近東付近の音楽とジャズの融合?これがプンプンと香ってくるそんな内容です。

楽器もいろんなんが出てきて、どれがなんちゅう楽器かなんてぇことは私には聴き分けられないわけですが、不思議と浅い知識から絞り出される風景が頭に浮かんでくるということはアーマッドの狙いどおりなのかなぁ、なんても思います。
ただし、面子期待で聴くと「若干失敗した」ともなりかねない一枚ではありますのでご注意下さい。

EAST MEETS WEST  AHMED ABDUL MALIK
1959年3月16日
AHMED ABDUL MALIK(sb,oud) LEE MORGAN(tp) BENNY GOLSON(ts) JOHNNY GRIFFIN(ts) CURTIS FULLER(tb) JEROME RICHARDSON(fl) NAIM KARACAND(vn) ARMED YETMAN(kanon) AL HAREWOOD(b)

1.E-LAIL
2.LA LBKY
3.TAKSEEM
4.SEARCHIN'
5.ISMA'A
6.ROOH
7.MAHAWARA
8.EL GHADA


酒弱男に成り下がり

2011年09月04日 | a-c

台風12号の猛威が各地に甚大な被害をもたらしているようですが、被害に遭われたみな様に心よりお見舞いを申し上げます。ニュース報道等を見るにつけ半年前のあの震災直後を思い出すようで・・・・
どうにも地震にしても今回の台風にしても『奢れる者への地球からの警告』なのではないかとそんなことを考えてしまいます。だとすれば地球さんにひとこと言いたい「弱者に厳しい警告は、どうにかこらえていただけませんでしょうか」

おかげさまで台風の被害は免れた私ですが、今週も相変わらずの忙しさが続いています。「疲れたぁ」が口癖になりつつあったりしてイカンですねぇ
でもね、たしかに疲れは我が身を変えているんでありまして・・・・
特に感じるのは酒量の目減り?ともかくいっきに酒に弱くなったように思います。
いやいや今までも年々弱くなってきた自覚はあったんですよ、あったんですが、震災以降のそれは驚異的で、へたすりゃ震災前の半分も飲めなくなったんじゃないでしょうか。(「それでも人並み以上だ」とも言われますがね。笑)

一昨日も仕事を終え夜の10時過ぎからいつものバー「○ーク」へ出張ったのでありますが、瓶ビール一本にテキーラ一杯、それにバーボンロック数杯で適当に酔っぱらっちゃいまして、どんなに酔って帰っても風呂に入る習慣のある私に(身体のベタベタがあるとどうにも寝付かれないんです私)
「バブいい、今日はお風呂に入らないで・・・・それでも気持ち悪かったらシャワーだけにしなよ。」
てなことをママに言われちゃったりして、たぶん「こりゃ酔ってるな」って思われたんでしょうねぇ(ご忠告どおり、シャワーで済ませました。)
ともかく「深酒には気を付けなくちゃイカン」と、酒に弱くなった自分に言い聞かせています。

そんな酒弱男に成り下がった私に先週一通の案内が届きました。あの川崎での避難生活から帰宅する際に物資(ははは、ほとんどアルコールでしたが)を持たせてくれたチャリンコからです。
・・・・独断と偏見でOB会を開催させていただくことにしました。
大学時代の所属サークル「UFO超心理学研究会」のOB会を、なんと我が田舎で開催するというのであります。
会場はかの映画『フラガール』でおなじみの「スパリゾート・ハワイアンズ」(10月1日から営業再開するんですよねぇ)期日は11月○日であります。

今までのOB会はほとんど首都圏で開かれていたため、「暇がない」とか「遠距離だから」とか断る術があったのですが、目と鼻の先で開催とあってはどうしようもありません。「酒が弱くなったから欠席」とも言えませんしねぇ。
そもそもこの地で開催することは、私やその他今まで疎遠にしていたOBを引っ張り出そうという意図が見え隠れするわけで・・・・・出席するしかないでしょうねぇ。
同じ田舎住まいのOB、Iさん(大親友のお姉様です。)とも連絡をとって出席の葉書を出そうと思っています。
何十年ぶりかで会う先輩・・・う~~ん、何か怖い。(笑)

『料理当番、本日の一品』ですが、まずは番外編とでも言いましょうか、Oークママと「普通の醤油ラーメンが喰いてぇ」てな話をしてましてね。今日の昼、お店のようなわけにはいきませんが「醤油ラーメン」を作って食べたので、その写真を一枚。

いやいや、自分で言うのもなんですが、下手なお店のラーメンより美味かったですよ。(笑)

こちらが本日の本命、秋刀魚の煮魚も作ったんですが、そちらは味を濃く日持ちするように作ったので、明日、明後日に食べることとして、デミグラソースもどきのロールキャベツです。
これに大根サラダとフライドポテトでビール、ワインをクイッといただきました。

さて、今日の一枚は、ロイ・エアーズです。
じつはこれ、LPでは持っていません。先週の月曜日だったでしょうか、なにげに立ち寄ったツタヤさんでおもわず買ってきたジャズ名盤ベスト&モア シリーズ999円のCDです。
じつは値段もさることながら、このアルバムに再会できたことが嬉しくなってしまったのでありまして・・・・

そもそもエアーズは私がそれほど聴くジャズメンではありません。
ジャック・ウィルソンの「SOMETHING PERSONAL」であるとか、チコ・ハミルトンの「THE DEALER」あたり?あとはいわゆるフュージョンとなるとちょっとねぇ
みたいな(笑)

ところが今日のこのアルバムは別もので、「エアーズで欲しいとすればこのアルバム」と思っていた一枚なのであります。(999円のCDを買おうとは思ってませんでしたけどね。笑)
とか言いながら、じつはどんな内容だったかすっかり忘れていました。
そんでもってあらためて聴いてみると、「SOUND AND SENSE」なんかじつにグルービーじゃござんせんか。曲調の違う選曲もイヤラシサのないバイブが良く合うっちゅうか。
「そっかぁ、だからこれが欲しいって思ってたんだ」
って、なんのこっちゃ
ただねぇ、しいて言えばもう少しイヤラシサがあった方が私は好きかな。

エアーズで次に狙うはデビュー作、バイ・レッドの「BIRD CALL」かな?

WEST COAST VIBES / ROY AYERS
1963年6月14,18日録音
ROY AYERS(vib) CURTIS AMY(ss,ts) JACK WILSON(p) BILL PLUMMER, VICTIR GASKIN(b) TONY BAZLEY, KENNY DENNIS(ds)

1.SOUND AND SENSE
2.DAYS OF WINE AND ROSES
3.REGGIE OF CHESTER
4.IT COULD HAPPEN TO YOU
5.DONNA LEE
6.RICARDO'S DILEMMA
7.ROMEO
8.OUT OF SIGHT
9.YOUNG AND FOOLISH
10.WELL, YOU NEEDN'T