「○○(私のことです)、ハローエン?ってなんだ?」と母
「ハロウィンだよ、ハロウィン・・・・ハロウィーンかな?あれ?ハロインかな?・・・ともかく、元々はキリスト教の行事じゃなかったんだけど、いつのまにかキリスト教の『万聖節前夜祭』になった日!」
「なんだ、それじゃ日本人には関係ねぇべ」
(う~ん、キリスト教徒の日本人もいるわけで・・・でも、キリスト教徒なら誰でもハロウィンを祝うわけでもないし・・・)
「まったく、なんでもかんでも、真似して騒いで・・・ほんと日本人は、バカだっちゅうか、すきだっちゅうか」
母はブツブツ言いながらテレビを見ておりました。
たしかに、ハロウィン、ハロウィンと騒ぎ出したのは、ここほんの数年のように思います。だって、うちの子はあまり騒ぎ立てた記憶がないし。
ところで、ハロウィンだからって、何をするんですかね?自宅でパーティーでもするんですか????
仮装した子供たちが家に訪ねてきたこともないでしょ????
まぁ、お菓子も用意してないので、突然来られたら困るっちゃ困るんですけどね(笑)
アメリカの映画やドラマで、小さな子供が仮装している姿は、たしかに可愛いし、「Trick or Treat?」(お菓子をくれないと、イタズラしちゃうぞ)なんて言われたら、お菓子いっぱいあげちゃう気持ちもよくわかります。
一説によれば、消費の拡大を目論んだ商業戦略は根本にあるものの、英会話の普及が大きく関与しているとか、事実、仮装用品の売り上げは年々増えているそうでありますし、英会話教室の生徒たちがパーティーを開くなんて事もあたりまえになりつつあるそうです。
いずれにしても、英会話も習っていない私にとっては、やっぱり、どう祝っていいものだかわからない日でありますけど。
そうそう、ハローウィンではありませんでしたが、10年ほど前まで毎年、知り合いの飲み屋さんで「仮装パーティー」がありました。
メインイベントは、そこそこ飲んでから、クジを引いて、クジに書いてある場所まで二人一組になって行ってくるというものでありましたけど。
いつただったか、私はアフリカン女性シンガーに扮装し、ポストに仮装した友人と、ミスタードーナッツでコーヒーを飲んでくるという指令を引き当て、行ったことがありました。
店員もお客様もギョッとした目で見ておりましたが、みなさん優しいですよねぇ、くすくす笑いながらも、温かく見守っていてくれたことを昨日のことのように思い出します。(笑)
「お酒くれないと、いたずらしちゃうぞぉ~~~~」
「バーカ!お金稼いでこないと、首しめるぞ~~~~~」
ひえ~~~!ハロウィンのお化けより怖い!
さて、今日の一枚は、ジャケットがなんとなくハロウィンっぽいかなぁ?なんて選んじゃいました。(えっ?ぜんぜんそんなことないって?まあまあ)
パット・モランは、クラシックから転向した美人ピアニスト、そのモランがリダーとなって結成されたのが、ザ・パット・モラン・カルテットです。
簡単にいってしまえば、マンハッタン・トランスファーのうち、男性2人と女性(モラン)1人が楽器も演奏しちゃう、みたいなグループなんでが、このアルバムは、そんな彼女たちのデビュー・アルバムです。
ピアノ・ソロあり、ピアノ・トリオのインストあり、ピアノ+ボーカル曲あり、トリオ+ボーカル曲あり、混声コーラス曲有りと実に多彩で、いかにも白人ぽいスタイリッシュな演奏を聴かせてくれます。
う~ん、力を入れて聴くアルバムでは無いと思いますが、ジャズだぞー!みたいな感じが全くないので、リラックスして楽しく聴くのには悪くないと思いますよ。
THE PAT MORAN QUARTET
1956年5月録音
PAT MORAN(p,vo) BEV KELLY(vo) JOHN DOLING(b,vo) JOHNNY WHITED(ds,vo)
1.THIS CAN'T BE LOVE
2.A FOGGY DAY
3.WHAT A DIFFERENCE A DAY MAKES
4.HAVE YOU MET MISS JONES
5.I SHOULD CARE
6.GONE WITH THE WIND
7.SOMEBODY LOVES ME
8.THE BEDT THINGS IN LIFE ARE FREE
9.SUNDAY KIND OF LOVE
10.MEDLEY
SPRING IS HERE
IT MIGHT AS WELL BE SPRING
11.TWO SLEEPY PEOPLE
12.PICK YOURSELF UP