今日はムチャクチャなほどの晴天なんですけど、まぁ風が強くて・・・・そういやぁ去年の今頃は、やることもなく川崎の多摩川っぺりを歩いてましたっけねぇ(シクシク 笑)
って、そんなことはどうでもいいんで、今日は先日亡くなられた吉本隆明氏のお話しでもしようと思ったんですよ。思ったんですが、私、いちおう一昨日めでたくもまた一つ歳を重ねまして、そんなお話しを一つ。
まぁこの歳になりますと誕生日なんてぇもんはめでたいんだか悲しいんだか、そうそう祝ってくれる人もいませんしね。それでいて心の中じゃ「おめでとうの一言でもいい、言ってくれよ」なんてぇことも思ったりするわけで・・・やっぱ悲しいか。(笑)
そんな朝、一番にメールをくれたのはバー○ークのママでありました。
mail-おめでとう!今夜はHちゃんが来店するんに 待ってるぜよ-mail
「よくまぁアチキなんぞの誕生日を覚えてくんなました(涙ポロ)・・・あれ?でもこれってさぁ単なる営業?」
まぁまぁ、そんなこたぁどうでも良いんであります。一番にメールをくれたというそれだけでありがたいじゃござんせんか。
てなことで、夜の10時過ぎからイソイソ○ークへと出掛けていきました。
ママにHちゃん、それからMAさんと、知った方々が
「おめでとう!」
「ありがたいねぇ、ありがたいねぇ・・・」
「でもさぁ、たしか去年のバブの誕生日んときは、お風呂がどうのこうの・・・・」
「ん?????」
Hちゃんが、ハッと思い出したように
「そうだよ、アタシ達が避難所で風呂どころか暖かい食べ物も無かったときに、バブは『久々にお風呂に入れて、気持ちいい~~~』って、やったんだ!コンチクショウメ!」
「ほんと、ほんと、申し訳ない。逃げたアタシが・・・あっ悪いのよ。」
何故か私に対して常にSキャラになるHちゃんに責め倒され・・・・・・・
あはは、これですよ。Hちゃんはこうでなくちゃ。
震災から一年、それぞれがそれぞれの想いを持って、心も以前と何処か変わってしまっている中、ほんの少しだけど笑い飛ばす余裕が出来てきた、エエじゃありませんか。
けっきょく、Mになったバブ君は、朝方近くまで楽しい時間を過ごさせていただきましたとさ。
そうそう、ママからはプレゼントもいただきましたよ。
って、お麩かい!(笑)
じつはちょっと変わってますが、このお麩を、お麩だけをドッチャリ入れた味噌汁が私は大好きで、
「まっ、好きなようにして食べて」
てな流れで『料理当番、本日の一品』です。
せっかく「刺身でも食おうか」と買って来たメバチマグロが、何故か冷凍庫に・・・・
「エイ、しゃぁーねぇ」と作ったのが、このルイベ風鮪の玉葱添えです。
こちらは、牛蒡と手羽元のトマトチーズソース。それにもちろん「お麩だけ味噌汁ね」。
「前の晩あれだけ呑んだのに、また呑めるんだもんねぇ・・・」(チャンチャン)
さて、今日の一枚は、ロンネル・ブライトです。
サラ・ボーンの伴奏者として渡欧したときの録音盤です。
この人もリーダー盤が少ないピアニストですが、こうして聴いてみると、なかなか独特な節回しもあって、それでいてイヤミもなくて、スイング感もあるし、よろしいんじゃありませんかねぇ。
前回のテディ・エドワーズより味の濃いスルメイカかもしれません。
俗に言うところの幻の名盤かどうかは別として、悪い印象のあるアルバムでは無いと思います。私的にはもう少しクセがあっても良いかなって気はしますが、二日酔いかどうかも分からないような酔っぱらいオヤジには、耳あたりの良い一枚であると思います。
THE RONNEL BRIGHT TRIO
1958年6月5日録音
RONNEL BRIGHT(p) RICHARD DAVIS(b) ART MORGAN (ds)
1.SAIL 'EM
2.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE
3.JOHNNIE PATE'S BLUES
4.R AND R GROOVE
5.THE CHAMP
6.EASY LISTENING
7.CHASING SARAH
8.DOXOLOGY