今日は我が住宅地のお祭り日でありまして、気温はいくぶん低かったものの、曇り空との予報を覆す晴天に、「まぁ、良かったね」てな感じでしょうか。
大きなお祭りは別格として、小さなお祭りでも、昔は氏神を奉る神社にその地域の人たちが集まり、御輿を繰り出したり、神楽を奉納したり、露天も出たりと、それなりに活気があるものでした。
しかし、一昔前とはいえこのあたりもいちおうは新興住宅地、それ故に氏神、氏子といった古からの集落形態が存在しませんし、お祭りといっても「子供たちのための行事」といった意味合いが強くて、さらにその肝心の子供たちがどんどん減ってきているとなれば、その盛り上がりがいかがなものかは察しがつこうというものです。
大人が担ぐ御輿一台と子供御輿一台が町内を巡るんですけど、最近はその担ぎ手にすら事欠く状況だそうで、なんだか寂しいですねぇ。
そうはいっても、子供たちが全く居なくなったわけじゃありません。3年前にも紹介しましたが、小学校高学年の女の子達が舞う『巫女踊り』はじつに可愛らしくて、心和みます。
つくづく思うのは、高齢化して衰退していく住宅地を今も郊外に拡げ続けている我が田舎は、はたしてそれで良いのかということです。
やっぱり、お年寄りも、働き盛りも、若者も、子供たちも、それぞれが共存し合い生活をする、そして地域のお祭りにはみんなが集まって・・・・そんなんが理想ですよね。
今、ここばかりじゃなく我が市内にある古い住宅地ほとんどが、姥捨て山のごとくなりつつあります。
若者が帰りたくとも、あるいは地域に留まりたくとも、仕事も無けりゃ、医療、教育も衰退の一途、人口もどう考えても下降に向かうであろうそんな時に、これ以上の住宅地開発が必要なのか?
緊張しながら舞う子供たちを見て、そんなことを考えてしまったバブ君でありました。
さて、そのな事を考えていても腹が減るばかりです。(笑)
てなことで『料理当番、本日の一品』です。
今日は二種のハンバーグもどきです。
一つはゆで卵入りの爆弾ハンバーグ、もう一つはチーズ・イン・ハンバーグ、それに茄子の素揚げをあしらってみました。(大笑)
さて、今日の一枚は、スティーヴ・レイシーです。
レイシーがモンクと共演するのは60年代に入ってからだったと思いますから、この時期、つまりギル・エバンス・オーケストラ時代にモンクとの接点はあったのか?さほど彼に執着していない私としては、答えようもありません。(笑)
ただ、モンクに固執したアルバムを吹き込んでしまう、このあたりに「ソプラノしか吹かない」というレイシーのらしさが出ているかもしれませんねぇ。
前にもちょっとお話ししましたが、アルバム「森と動物園」にいたっては、私なんぞ何も語ることのないレイシーも、その意固地さは嫌いじゃありません。ただ、ソプラノ・サックス一本というのが、いかに難しいかということも、ふと思わせる一枚のようにも感じます。
このアルバム、リズム隊が面白いですよね。
このバックに、レイシーが合っているかいないか、モンクの曲にソプラノが合っているかいないか、・・・・・・・繰り返しますが、私は嫌いじゃありませんよ。(笑)
REFLECTIONS / STEVE LACY
1958年10月17日録音
STEVE LACY(ss) MAL WALDRON(p) BUELL NEIDLINGER(b) ELVIN JONES(ds)
1.FOUR IN OVE
2.REFLECTIONS
3.HORNIN' IN
4.BYE-YA
5.LET'S CALL THIS
6.ASK ME NOW
7.SKIPPY