「どちらかと言えば辛い」というふざけたお話をしたのが悪かったのか、それとも数週間続いた忙しさによる疲れが原因か、「本当に辛い」風邪をひいてしまいました。
えっ?「夏風邪はバカがひく」ってですか?
「チッチッチッチ、これはですね、冬ひいた風邪を夏まで気が付かないほどバカは鈍感だという喩えでありまして、繊細すぎるほどの私が、ア~~タ、んなわけ無いじゃないですか。」
「ハイハイ」
まっ冗談はともかく、久しぶりに38度という高熱にうなされ、まさに水のような鼻水と、痰がなかなか切れない咳とで、なかなかのもんでござんした。
「バブさん、大丈夫ですか?医者には行きました?」
みんな心配してくれて、カワイイもんですねぇ・・・・
「えっ?だって、バブさんがひく風邪でしょ、同じ風邪でもタチ悪そうだし、うつされたら困るモン」
って、それかい!(笑)
ともあれ、いかに高熱が出ようと毎日の晩酌は欠かしませんでしたので、まっ大丈夫でしょう。(それってどういう判断基準?)
「あとは、若いおねえちゃんに添い寝でも・・・・」
「あはは、それは居ませんもんね、残念」(バッサリ)
Snちゃんの即ツッコミに、ちょっとだけ風邪を悪化させられたバブでありました。
そんな病み上がり(まだ上がってなかったかも知れませんが)にもかかわらず、一昨日は
「風呂なんか入って大丈夫?」
との声も無視して、完成した風呂にゆったりと浸かりました。
いやぁ、エエもんですなぁ、おねえちゃんの添い寝は無くとも、新しい風呂は、風邪と忙しさに疲れた中年オヤジを文句も言わずに包み込んでくれます。
「風呂と何とかは新しい物に限る」
って、それを言うなら「畳」だし(笑)
「あれ?バスタオル何処にかけとけばイイ?」
風呂を新しくする前は、脱衣場に付けてあった突っ張り棒に濡れたタオルをかけていたのですが
「そうそう、それどうしようかと思って」
この「どうしようかと思って」というのは、あんに「どうにかしろ」という命令なんでありまして
「洗濯機から出した洗濯物もかけたいんだよねぇ・・・」
「はいはい、分かりましたよ、何とかしましょう」
昨日、まだ本調子じゃないのに、材料を仕入れ取り付けを行いました。
「これ本当に大丈夫かなぁ?」
やれと言うからやったんであって、文句を言われる筋合いは無い!
「いいから、使ってみてから文句を言え」
とまぁ、そんな日曜日の最後は、『料理当番、本日の一品』です。
久しぶりにスペアリブのマーマレイド煮を作りました。もちろん私はウイスキーとともに
風邪っぴきでも弁当は作るんですよ。(エライ!)
先々週の写真もありましたので、載せさせていただきます。ちなみにメインは黒鯛のマスタードソースです。
さて、今日の一枚は、ロイ・ブルックスです。
正直、風邪っぴきの時に聴くアルバムでは無いかも知れませんね。(笑)でも私は聴くんです。(笑)
タイトルどおり、デトロイトでブルックスが行ったディオ・ライブの寄せ集めアルバムといった一枚です。
ブルックスといえば、ホレス・シルバー、それがらみのブルー・ミッチェル、スタンリー・タレンタイン、ミンガス・・・・そうそうちょっと前に紹介したユセフ・ラティーフともやっとりますね。
こうみえてかなり広範囲で活躍したドラマーといっても良いかと思います。
私的には、ウディ・ショーとのディオ、これが最大の聴き所と思っているわけですが、マックス・ローチの「FORCE」しかり、ドラムと管楽器のディオというのは、「くせ者に違いない」との覚悟が必用なのでありまして、それをふまえてお聴きいただきたい。
DUET IN DETROIT / ROY BROOKS
1983年8月26日, 1984年5月25日, 1987年7月2日, 1989年2月25日録音
ROY BROOKS(ds) WOODY SHAW(tp) RANDY WESTON, DON PULLEN, GERI ALLEN(p)
1.INTRO DUCTION
2.ZULU
3.WALTZ FOR SWEETCAKES
4.ELEGY FOR EDDIE JEFFERSON
5.JEFFUSO
6.INTRODUCTION
7.FOEVER MINGUS
8.HEALING FORCE
9.SAMBA DEL SOL
10.DUET IN DETROIT