今日もなんだか蒸し暑い一日でした、彼岸を過ぎないと暑さも本当には引き下がってくれないのでしょうか、さっぱりした秋が早く来ますように・・・・
ところで、紙ジャケCDってありますよね。
私の場合、CDに関してはかなりのものが、レコードの買い換えというパターンが多いのですが、ジャケットはとうぜんLPレコードのほうが鑑賞対象としては上なわけで、紙ジャケのCDにはあまり魅力を感じないのです。というか、CDにジャケット鑑賞は望まないといった方がよいでしょうか、目も歳をとってきましたので、細かい文字にも難点がありますしね。
私はCDをこういったスライド式の本棚で管理しております。
紙ジャケをそのまま置いてもかまわないのですが、紙ジャケは通常のCDケースより一回り大きいのがどうも気にかかってしまうのです。
どうして気にかかるのか? 同じ棚に入れると、出っ張った部分が傷みやしないかと心配になるのです。
言っていることがとても矛盾していますよね、ジャケットとしての魅力を感じていないくせに、ジャケットが傷つくのをいやがる・・・・・・・・
これは、LP時代からの私の癖なのかもしれません。
以前、とある知り合いに
「しかし、バブさんは古いレコードを綺麗にとってありますよね」
と言われたことがありました。
これって、レコード時代に生きた人間には、あたりまえではないのでしょうか?
アルバム1枚が2500円から3000円した時代です。もちろん今の貨幣価値とも違いますから、正直アルバム一枚はとても貴重に思えたのです。
月に何枚も買える代物じゃなかった、だからぞんざいには扱えなかったのだと思います。
そんな癖が、CDやネット配信があたりまえの現代になっても、残ってしまうのでしょうね。紙ジャケの中身をわざわざハードケースに移して、棚に入れている始末です。
これがレコード、CDだけでなく、他のものも「捨てられない病」になってしまった一つの原因かもしれません。
「古いヤツだとお思いでしょうが・・・・・・」
鶴田浩二のようになってしまいました。(古ーーー!、ちなみに鶴田浩二は私の世代ではありませんよ、ハハハハ)
物を大切にすることは、悪いことじゃありませんよね??????
「いいかげんにすれば」
これは、家人の意見です。(笑)
さて、今日の一枚は、ジョニー・グリフィンと大好きなケニー・ドリューの共演盤です。
4曲目「CHEROKEE」のグリフィンはまさに『リトル・ジャイアント』だと思いますよ。この時期のドリューも好きですねぇ、グリフィンのワンホーンっていうのも魅力、大好きなアルバムの一枚です。
WAY OUT ! / JOHNNY GRIFFIN
1958年2月26,27日録音
JOHNNY GRIFFIN(ts) KENNY DREW(p) WILBUR WARE(b) PHILLY JOE JONES(ds)
1.WHERE'S YPUR OVERCOAT, BOY ?
2.HOT SAUSAGE
3.SUNNY MONDAY
4.CHEROKEE
5.TERRY'S TUNE
6.LITTLE JOHN
追伸、
昨日の記事で、昔の「ディスコ」は、レコードを使っていなかったようなことを書きましたが、よくよく考えてみれば、レコードしか音源が無かったですよね?
気にも止めずに踊りに夢中だったのかもしれません。
これにも紙ジャケCDはサイズが合わないので、そこに飾ることも出来ません。
ほんと、良いようで悪い紙ジャケって感じですかね。