JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

おしゃか

2006年05月10日 | p-r


「あっ!」
昨晩、寝る前にスポーツニュースでも見ようかとテレビをつけて、5分もしない時でした。
なんと、テレビの画面がスーッと消えてしまったのです。

「だれだ? リモコンのスイッチ押したの?」
そんなヤツはいません。
「・・・・・・・・・・・?!」

リモコンのどこをどうしようとも、テレビ本体のスイッチをなんど押し直そうと、たたこうと、蹴飛ばそうと、スポーツニュースの音すら聞こえなくなってしまいました。
「ついに、このテレビも、おしゃかか?」

まぁ、私としては、最近それほどテレビも見ないし、他にテレビが無いわけでもない。まして、地上波デジタル化をひかえ、安いアナログのテレビを今買うのもバカらしいし、地デジ付の薄型テレビをポーンと買うほど、余裕もない。
「しょうがないな、しばらくこの部屋はテレビ無しでいこうか」


ところが、人間不思議なものですね、今まであった場所にそれが無いとなんだか突然不便に感じてしまいます。
そういえば、私は朝目覚めると、布団の中でニュースを見るのが日課でありました。
「あら?今日は起きてくるの早いんじゃないの? そっか、部屋でテレビ見られないからだ」

よーし、明日はどこかで代替え品をみつけてくるぞ!

さて、今日は友人K君が大好きなアート・ペッパーのCDであります。
この演奏は、アラジンが録音し、それをハリウッドのミュージック・テープのソフト・メーカーだったオメガテープにリース、当初は2巻からなるテープとしてリリースされました。
初めてLP化したのは、ドイツのBACCAROLAというレーベルでしたが、1巻目のみのもの、その後、日・米で内容は違うものの、LP化。それらをぜーんぶ一纏めにして出されたのが、今日のCDということになります。

「アート・ペッパーの大ファン」とは言い難い私が、この演奏を初めて聴いたのは「ART IS ART Vol.1、Vol.2」という日本版だったと思います。
いかにもペッパーらしい、整った演奏です。私としては、サラーッとながしておくのに、ひじょうに良い1枚として、愛聴しています。
面白みがあるかと質問されれば、それは個々の好みの問題でしょうか、ペッパー・ファンであれば必聴の一枚かもしれません。

THE ART OF PEPPER (CD)
1957年4月1日録音
ART PEPPER(as) CARL PERKINS(p) BEN TUCKER(b) CHUCK FLORES(ds)
1.HOLIDAY FLIGHT
2.TOO CLOSE FOR COMFORT
3.LONG AGO AND FAR AWAY
4.BEGIN THE BEGUINE
5.I CAN'T BELIEVE THAT YOU'RE IN LOVE WITH ME
6.WEBB CITY
7.SUMMERTIME
8.FASCINATIN' RHYTHM
9.BODY AND SOUL
10.WITHOUT A SONG
11.THE BREEZE AND I
12.SURF RIDE

おまけ、
どうして、お釈迦様になることが、ダメになってしまうことなのでしょう?
もともとは、言霊を重んじた古代人が考えた、「その正反対の言葉を発して、運を引き寄せる」という習慣から、後に生まれた表現らしいのですが、語源には、諸説あるそうです。
4月8日の花まつりで釈迦像が裸なので、お釈迦様のように裸にされるという意味からきているとか、
鋳物職人が失敗したときに、「火が強かったのが原因だ」→「ひがつよかった」→「しがつようか」→「4月8日」、これがお釈迦さんの日だったからとか、
どれもこれも嘘くさい。

ともかく、我が家のテレビは「おしゃか」になってしまいました。



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