♪ 春には 柿の花が咲き
秋には 柿の実が熟(う)れる
柿の木坂は 駅まで三里
思い出すなァ ふる里のョ
乗合バスの 悲しい別れ ・・・・・・ ♪
またえらい古い歌で始まってしまいました。
青木光一が歌った『柿の木坂の家』です。(私はちあきなおみで聴いたんだと思います。)
乗合バス、赤とんぼに村祭りと、いかにも懐かしさを誘う石本美由起氏の歌詞、これが船村徹氏の郷愁を誘うメロディにのって、ググッと心にしみ込んでくるような名曲でありますが、何故に今『柿の木坂の家』なのか?
あはは、届いたんですよ今年も、母の郷愁を誘う『会津みしらず柿』です。
一度陽にあてると甘みがさらに増すということで、柿の日向ぼっこです。
今年は昨年より若干小振りのようにも思えましたが、身のほど知らずのみしらず柿は、我が家の初冬の定番フルーツとなりました。毎年贈ってくれる伯母には「感謝、感謝」です。
そんでもって、半日ほど陽にあてた柿を箱に戻しながらふと口に出た歌が『柿の木坂の家』だったんですねぇ(笑)
ところで、自分で歌っておいてなんなんですけど、『柿の木坂』ってぇのは、東京の目黒にあるあの『柿の木坂』なんでしょうか?
あの『柿の木坂』だとすると「駅まで三里」っていうのもねぇ???
いやいや、歌詞からして故郷を想う歌でしょ、ってことは石本美由起氏の故郷???
そこにも『柿の木坂』があるんでしょうかねぇ???
まっ、べつにどうでもいいんですけど(笑)
『柿の木坂の家』の鼻歌も軽やか(?)に『会津みしらず柿』を取り込んだ後は、珍しくもテレビでゴルフなど観戦し始めました。
それにしても、優勝は逃したものの単独第二位、賞金2000万円で、次回日本シリーズで確実に獲得する100万円弱を加えると年間獲得賞金額が一億を超えるという
・・・すっげぇ石川遼
なんてったぁてあんた、18歳ですよ18。
いずれ彼もアメリカツアーへ参戦ということになるんでしょうかねぇ?
・・・いったいいくら稼ぐんだ『はにかみ王子』(そういやぁ最近、そう呼ばれなくなりましたよねぇ)
「え~~ん、今更、我が愚息に期待はできないし・・・孫は・・・」
しょせん、海老で鯛は釣れても海老が鯛を生むこたぁできないわけですし、我が家系にそれは望めませんね。まして、子や孫に投資する財力も有りませんし・・・
あは、高望みは『みしらず柿』のごとく、まさに「身のほど知らず」です。
そんなこんなで夕方になりましたので『料理当番、本日の一品』です。
寒さも本格化してきて、やはり煮込み系の料理が良いんじゃないかと、『煮込みハンバーグ』です。
今回はデミグラスソース・・・といっても自宅で作るにはあまりに手間がかかりますので、缶詰のデミグラスソースになんやかやと手を加え煮込みソースを作りました。もちろんハンバーグはお手製ですよ。
こちらは、せっかくのいただき物ですから『柿サラダ』です。(市販品にレモン酢を加えて少々酸味を増したマヨネーズであえました。)
さて、今日の一枚は、ゴルフつながりでこんなアルバムを選んでみました。ハンプトン・ホーズです。
異様に明るいジャケット、いかにもコンテンポラリーらしい一枚ですよねぇ。しかもメンバーはホーズ以外全員白人「どうだい、ウエストコーストジャズは!」みたいな香りがプンプンです。
では内容はどうかといえば、これがこの手のウエストコーストにありがちな軽率さというか、尻軽さというものがほとんど無いように思います。それでいて明るさとノリのよさはしっかりとあって、そこそこ気持ち良いアルバムなんです。
午後のティータイムなんかにいかがでしょうか?・・・ってティータイムってガラじゃないか(笑)
残念ながら私はLPを持っておりませんので、本日はボーナス・トラック二曲が加わったCDで紹介します。
FOUR ! / HAMPTON HAWES
1958年1月27日録音
HAMPTON HAWES(p) BARNEY KESSEL(g) RED MITCHELL(b) SHELLY MANNE(ds)
1.YARDBIRD SUITE
2.THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
3.BOW JEST
4.SWEET SUE
5.UP BLUES
6.LIKE SOMEONE IN LOVE
7.LOVE IS JUST AROUND THE CORNER
8.THOU SWELL
9.AWFUL TRUTH
追伸、
UPしてから気付きましたが「何故に『会津みしらず柿』が身のほど知らずなのか」の説明を一切しておりませんでした。
その点に関しましては、三年前にやはり我が家へ『会津みしらず柿』が届いた日のブログ「みのほどしらずの実」をご参照あれ。(笑)
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