JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

がんばれ 高倉!

2019年06月12日 | d-f

梅雨入りして途端に晴れが続くてぇな年が何年か続いたように思うのですけど(私の勘違いかも?)今年は違いますねぇ、まさに梅雨空が続きさらには季節外れの寒さ(?)まで続いたりして、
私もすでに老体の身ゆえ、体調を崩さないかと心配しております。

そんな中、女子サッカーのワールドカップが始まりました。
想えば震災の年、同大会で日本が優勝いたしましたですねぇ、あの時はすさんだ心を癒やしてくれるとても嬉しいニュースでした。

カップを高々と掲げ歓喜する選手の姿にこちらまで「ウォ~~~!」と大声を上げたものです。

アルゼンチン戦はちょっと期待外れのドローに終わりましたが、監督の高倉 麻子さんは我が同郷、福島県出身でありまして、結果はともかく悔いの無い試合をと、影ながら応援しとります。

サッカーといえば
高倉監督と同じ福島市に住んでいる頃(かわいい小学生の時ね)、こんな私でもサッカーをやっとりましてね、もちろん今のように「スポーツクラブで本格的な」てなやつじゃなく、ゴールやコートは少し小ぶり、ボールはゴム製、スパイク禁止の9人制ミニサッカーみたいなもんでした。
それでも我が小学校に熱心な先生が赴任されまして、毎日放課後、いや休日もやりましたなぁ・・・ともかく、みんなで一生懸命練習をした思い出があります。

もちろんユニホームなんざぁありません。ただ、おそろいのストッキング(オレンジに白の折り返し)を買ってもらった時はそりぁもうみんな大喜びでした。 あの頃応援してくれたRちゃんやMちゃんも今やいいおばちゃん?おばぁちゃん?になっとるんでしょうなぁ
「って、やっぱモテたい一心のスケベ心でやってたな」
はいはい、だけど私はフルバックという地味なポジションでしたし、フォワードのU君に女子の目は釘付けでしたねぇ・・・・・(笑)

おっとイカン、ついつい思い出話になるのは、年寄りの証拠ですな。
「バブさんの今の体型からは想像つかないけどね」
「何を言っとるか、これでも小体連では陸上選手だったし、サッカーもレギュラー、女の子にもそこそこは・・・・・・」
「あ~~あ、モテ期が小学生とは・・・哀れ。」
「・・・・・・」

とにもかくにも
「がんばれ日本!がんばれ高倉監督!」

てなことで、『料理当番、本日の一品』であります。

まずは肉巻き、巻いたのはアスパラ、インゲン、ニンジン、茄子。

それと、こちらがメインと言っても良いかも、アボカドとトマトとモッサァレラのサラダです。

さて、今日の一枚は、マイルスとコルトレーンです。
「1960年ヨーロッパツアーの録音を一つのCDボックスにしちゃった」的CDです。
この時、マイルスのもとを離れる決心をしていたコルトレーンに、マイルスは一つの条件を出しました。それがこのツアーへの参加です。
ものの本によれば、コルトレーンはここへの参加をかなり嫌がっていたそうでございまして、なにしろ「早く自分のバンドが持ちたい、マイルスのもとを離れたい」てぇのが見え見えだったようです。
ともかく、事実上マイルスとのお付き合い最後となる(その後もスタジオ録音等共演は何度かあったものの)ツアーの記録がまさにこのCDボックスに詰まっているということになります。
この時マイルスはコルトレーンに好きなように演奏させる姿勢を見せており、各ソロを聴くと統一性に欠ける感はあります。それはその後二人が進む道の相違でありしかたのないことですが、それでもこの演奏にヨーロッパの方々は満足したに違いありません。
コルトレーンがこのツアーで得たもの、ゲッツとの共演、そして帰国の時バックに入っていたというマルスからの手紙付プレゼント、ソプラノサックスでありました。

MILES DAVIS & JOHN COLTRANE - THE FINAL TOUR(The Bootleg Series, Vol. 6)
録音日は各表記
MILES DAVIS(tp) JOHN COLTRANE(ts) WYNTON KELLY(p) PAUL CHAMBERS(b) JIMMY COBB(ds)

CD1
1960年3月21日(Paris, France) 
First Concert
1.All Of You
2.So What
3.On Green Dolphin Street Second Concert
4.Walkin'
CD2
1.Bye Bye Blackbird
2.'Round Midnight
3.Oleo 4.The Theme
1960年3月24日(Copenhagen, Denmark)
5.Introduction (By Norman Granz)
6.So What
7.On Green Dolphin Street
8.All Blues 9.The Theme (Incomplete)
CD3
1960年3月22日(Stockholm, Sweden)
First Concert
1.Introduction (By Norman Granz)
2.So What
3.Fran Dance
4.Walkin'
5.The Theme
CD4
Second Concert
1.So What
2.On Green Dolphin Street
3.All Blues
4.The Theme Interview
5.John Coltrane Interview (By Carl-Erik Lindgren)


リン・チーリンかぁ・・・エエなぁ

2019年06月07日 | a-c

昨日の晴天から打って変わって今日は雨模様、いよいよ梅雨が近づいております・・・・って、エェェェ!!梅雨入りしたの?!(笑)

 ♪ 六月の雨には 六月の花咲く 花の姿は変わるけれど
             変わらぬ心を誓いながら・・・・・♪

ジューンブライド、この雨の時期にもかかわらず、山ちゃんと蒼井優、アキラとチーリン
「レッドクリフの小喬でしょ・・・美人さんだよねぇ・・・なんか羨ましいなぁ・・・会話は日本語かな?英語かな?中国語かな?・・・」
ってそこじゃなくて、変わらぬ心を誓い合う方々は今年も多いんでしょうなぁ

そもそも日本におけるジューンブライドは、梅雨時の閑散期を盛り上げる企業戦略に他ならなかったわけですけど、今となっちゃんなことどうでもエエわけで、
みなさん変わらぬ心を誓い合ったのですから、その誓いをぜひとも全うしていただきたい・・・・
えっ?あんたに言われたくない?ごもっとも(笑)

さても、今日はジャズ話の続きをば
おっと、再三申しますがここでのジャズ話はバブの私感が多々含まれておりますのでご注意願います。
それでは、たしか「クレオール」からでしたかね。

ニューオーリンズはフランス支配下で長年やって来たため、フランス人と黒人のハーフが多く暮らしていました。彼らの扱いはアメリカのそれとは違い、白人でも黒人でも無いいわゆる「クレオール」と言う存在で、白人に準ずる特別な権限をもっとりました。
生活はある程度裕福で、フランス語を話し、本国からもたされたクラシック音楽を聴きその演奏を楽しむそんな生活環境であります。
ところがアメリカに売却されたことで彼らの環境は一変することとなったのです。
だってアメリカじゃいかにハーフだろーがクウォーターだろうが黒人は黒人ですから。こうしてクレオール達は・・・・まっそのへんはイイか。
ともかく当時ニューオリンズには楽譜を読める黒人(クレオール)も多く存在していたということになります。

いままで語った(笑)ニューオーリンズというある意味特殊な場所には、多くのミュージシャンを必要とする環境があり、つまりは娼館へと誘う客寄せパンダとしての音楽、さらにはダンス音楽、ストリップショーの音楽、ets.ets.・・・

最初はタバコ缶に弦を張ったバンジョーモドキや、今や立派な楽器?でもある洗濯板をかき鳴らす、ほら英語にすりゃ何でもカッコイイてなウォッシュボードっちゅうヤツですわな、あれや、これも立派な楽器牛のあごの骨をブオーンと鳴らすあれやら、んなもんで奏でておりました。
つまり貧困層の金稼ぎですから高い楽器なんぞ使えやしない、やっていたのはちんどん屋みたいなもんでしょうかねぇ、ところがそこに落ちぶれたクレオールが西洋音楽を持ち込む、さらにニューオーリンズは軍港でありましたから南北戦争が終結して余った軍隊で使っていた楽器が安く手に入る、するてぇとちんどん屋はブラスバンドへと進化を遂げ、さらに黒人特有のリズムが加わって・・・・・

さて、いわゆるJAZZの形態はこうして生まれたんだと、諸氏は申しております。

ともあれこうなってくるとスターが生まれるのも必然であります。
とても大きな音を聴かせるコルネット奏者バディ・ボールデン、彼が最初であったかどうかは私に確信はありませんが、そのスターの一人であったことは間違いないようですし、彼が結成したラグタイム・バンドはニューオーリンズを席巻し、その後のニューオリンズ・ジャズへと発展していったことも確かです。

と、今日はここまで、次はそのコルネット奏者バディ・ボールデンからお話しを進めましょう。

さて、今日の一枚は、ロレツ・アレキサンドリアです。

ボーカル得意バブがどうしてそうなったかのお話しを以前しましたですな。
「英語が苦手で歌詞の意味が分からんから」
というのが最大の原因でありました。
でもね、若い頃聴いた洋楽だって、最近のJ-POPにありがちな英語の歌詞だって、意味を理解しながら聴くてぇことは私の場合あまりないんですわ。
つまり、イメージで善し悪しを決めているわけで、その理由でボーカルを敬遠するというのはいかにも大人げない。 最近は素直にボーカルものも聴くようになりました。

ハワード・マギーの伴奏で歌い上げるロレツは素直になって聴くととてもイイ、
「還暦を迎え素直にバブは生まれ変わったのだ!」

DEEP ROOTS / LOREZ ALEXANDRIA
1962年2月録音
LOREZ ALEXANDRIA(vo) HOWARD McGHEE(tp) GEORGE ESKRIDGE(g) JOHN YOUNG(p) ISRAEL CROSBY(b) VERNEL FOURNIER(ds)

1.Nature Boy
2.I Was A Fool
3.No Moon At All
4.Spring Will Be A Little Late This Year
5.Softly As In A Morning Sunrise
6.Detour Ahead
7.It Could Happen To You
8.Travlin Light
9.Almost Like Being In Love
10.I Want To Talk About You

追伸、
先日、○ークで「ポートアスケイグ 2004年」というウイスキーを飲んでまいりました。(私は初飲でした)

55.1度と若干強めですが、アイラ独特の臭みや癖はそれほどでもなく(私はもう少し強くても良いんですけどね。)、そこはかとないキレの良い甘さが特徴的でした。
もちろん私はストレートでいただきましたが、アイラ系が苦手な方でもこれならいけるんじゃないでしょうかねぇ
よろしければどうぞ(笑)


「かとちゃん ペイ」は、まだかいな

2019年06月03日 | v-x

今日は都合により外出先からですが・・・・・・
昨今の事件を見るに、どんな人間の心にも住まいし悪魔の存在を感じずにはいられません。それは煩悩の成せるものなのか?はたまた堕天使の仕業なのか?
ただ私が思うに、これほどまでに便利と称しながら複雑になっている現代において、
「純真なればこそ堕天使は煩悩に食らいつくのではないか?」
てなことをふと感じてしまったりして。
奇怪で理解不能な加害者に対し同情も弁護もしませんが、あまりにも複雑になった人間社会が悪魔を呼び寄せている、そういうことはないんですかねぇ?

「便利なのか?」といえば、
「○○ペイ」てぇのがやたらそこら中に増えておりますが、みなさんはこの「キャッシュレス決済」をご理解されておりますですか?

「○○(私です)、この何とかペイっちゅうのは何だ?」
ちょっと前にPayPayの大型キャンペーンがニュースになった時、母がこう訊いてきました。
「だから、スマホのアプリで出来るキャッシュレス決済で・・・・・・・」
「ああイイ、現金で物が買えなくなるわけでもねぇべ、そんだったら関係ねぇ」
「自分で訊いたくせに・・・」

まぁねぇ、我が母が「○○ペイ」を利用する事は今後無いでしょうし、理解しなくとも生きていけるでしょう・・・・たぶん?

「2025年までにキャッシュレス決済率40%」
これが経産省の目標なんだそうで、消費税増税のポイント還元もこれに即した対応なんでしょうな。
まぁねぇ昔人間が貨幣制度を導入した時もそれなりの混乱はあったんでしょうから、いずれ何がスタンダードになるのかは私なんぞには全く分かりませんけど・・・・
それにしても「○○ペイ」てぇのはやたら種類が多すぎません?
「俺のスマホにはさぁ、PayPayもメルペイもLINE Payも・・・d払いも入ってんだけどさぁ、あれってどうやって使うんだ?」
「使い方も知らないでやたらと入れんじゃねぇよ!」

今後この「○○ペイ」てぇのは、銀行系やらコンビニ系やら益々増えてくるんだそうで、みなさんはついて行けますですかねぇ?

「何をどう利用するかは、貴方次第です。」
ただ、この変化について行けない人の心に住まし悪魔が動き出さないことを祈ります。。

ところで 「かとちゃん ペイ」 は、いつから使えるようになるんでしょうか?

ここらで『料理当番、本日の一品』をば

昨日近くのスーパーへ行くとオージービーフの塊がとんでもなく安く売っとりまして、「よっしゃ」てんでローストビーフもどきを作りました。ソースはちょっと甘めの山葵醤油ソースです。

残念ながら母はローストビーフなんぞけして口にしませんので、ホタテとほうれん草のバター炒めを、それと厚揚げのおろし煮で飯を食わせました。(笑)

さて、今日の一枚は、レム・ウィンチェスターです。
ウィンチェスターもきっと心に住まし悪魔が動き出した方だったんでしょうかねぇ?
一発だけ銃弾を抜いたロシアンルーレットって・・・そりゃ死ぬわ。
悪魔は才能と将来のあるバイブ奏者を地獄へと引きずり込んだのであります。

彼のバイブはキレが良い、私は好きです。それはゴルゾンスタイルでも、ネルソンスタイルでも変わりは無いと私は思います。

WINCHESTER SPECIAL / LEM WINCHESTER
1959年9月25日録音
LEM WINCHESTER(vib) BENNY GOLSON(ts) TOMMY FLANAGAN(p) WENDELL MARSHALL(b) ARTHIR TAYLOR(ds)

1.Down Fuzz
2.If I Were A Bell
3.Will You Still Be Mine ?
4.Mysticism
5.How Are Things In Glocca Morra ?
6.The Dude


やっぱニューオーリンズから?

2019年05月31日 | y-その他

今日は「ジャズ話」の続きをと思っております。がその前に今日の一枚のお話しを 本当は他のアルバムを考えていたんですけどね。知り合いからこんな一枚をいただきまして、せっかくなので

市原ひかり嬢の「SINGS & PLAYS」というアルバムです。 トランペッターがボーカルてぇとおそらくはサッチモかチェット・ベーカーに影響を受けててぇのが定番のように思います。

例えばスペイン出身のトランペッター兼ボーカリスト、アンドレア・モティスなんか
「サッチモとチェットが私のアイドル」
てなこと言っているようですしね。
「ただ方向性的にはチェット方向だな」
なんて私は思ってるわけで
さても市原さんですがじつにチャーミングなお声をなさっとります。私の評価はあてになりませんので(特に外国語歌詞のボーカルものはね。笑)控えさせていただくとして、夕べのバブはこれを子守唄におねむしたことだけはお伝えしましょう。(笑)

そうそう本題でしたねぇ

前回までルーツ的音楽のお話をしてまいりました。 これを起源にジャズがどうして生まれていったのか?

「JAZZは1900年前後、アメリカのルイジアナ州ニューオーリンズで起こった」

これが世界の定説なんですかね。 ただ、「はい、私がニューオーリンズでJAZZを始めました。」なんてぇお方は誰もおりません。間違いないのは前回まで話したように多くの要素が各地で混ざり合いJAZZの形態が作り上げられてきたということです。
では何故ニューオーリンズなのか?それはお金ですよお金。(だと、私は思っています。)
自然発生的に生まれてきた音楽で飯を食えます?鼻歌で金が取れます?(まっそれでお金を得た方もおりますけど)
つまり、歌が上手くても演奏ができても需要がなければ飯の種にはならないのであります。

16世紀初頭にスペインによって占拠されたその地は、その後フランスへ委譲されます。
1803年ヨーロッパで帝国を築く野望に燃えていたナポレオンは戦費に充てようとミシシッピー・ヴァレー一帯のこの植民地を売りに出しました。それを買ったのが第三代アメリカ大統領ジェファーソン、1500万ドルだったそうです。

メキシコ湾を眼前に望むニューオーリンズは、交通の要所、港町として発展を遂げます。

  ♪・・・俺が旅した若い頃は よく聞け若いの
   酒と女とロマン求め 七つの海を旅したものさ
   母さんは言うけど 船乗りはやさぐれ
   海に抱かれて年とり あとは淋しく死ぬだけ ・・・♪

「アフリカの月」って前回に逆戻りかぁ~~い!

ともかく『港町』そこに付きものなのが「飲む、打つ、買う」という男のロマン?

「何が男のロマンじゃい!!」

との反感はごもっともでありますが、世界中の発展した港にそれは存在するわけで 長い航海の中、欲求を抑え込みながら昼夜仕事を続ける船員にとって港で欲求を満たす事が、次の航海への英気につながったのは間違いありません。
つまり、彼らが港で落とす金はある意味「必要経費」であったと・・・・・ ともかく、ニューオリンズも「飲む、打つ、買う」に集まる金は多かったのであります。

ニューオリンズにはアメリカ唯一の公婦街、つまり公が認めた売春街が存在しました。
1857年にニューオリンズ市役所は場所を指定した上で売春を認め、1897年それらの売春宿を一地区に集める条例を制定、かの「ストーリーヴィル」の誕生です。

さても「ストーリーヴィル」には売春宿しかなかったのか? んなこたぁありません。表通りにはキャバレーやナイトクラブが建ち並び、メインの売春宿は表通りではなく静かな場所に存在するてぇのがまさに「ストーリーヴィル」であったのでありました。
これぞ歓楽街のお手本?

そんではJAZZっぽい演奏はそのどこで生まれてきたのか?
そりゃあんたねぇ、いくらソレ目的たって、一夜限りの夢だとしてもですよ、「うるさい中での方が燃える。」とか「自然と体がダンスしちゃうような元気有る音楽の中でのそりぁたまらん。」てなお方は変態?いやいや仮にいたとしても少数派ですわ。娼館は弦楽四重奏てなメンツが奏でるムード音楽がピッタリであったのは容易に想像がつきます。
ということは、JAZZっぽい演奏を求めていたのは、客引き(ほら今朝ドラでお兄ちゃんがやってるサンドイッチマンやちんどん屋みたいな)や表通りのキャバレー、ナイトクラブということになります。

さてニューオリンズにはもう一つ要因が、それはフランス領であったがための「クリオール」という存在で・・・・続きは次回へ

てなことで、今日の一枚は、市原ひかりです。
面白いのはドラム・レス・トリオ、けっこう頑張っとります。って偉そうに。

SINGS & PLAYS / 市原ひかり
2018年9月7~9日録音
市原ひかり(vo,tp,flh) JOSH NELSON(p) ROB THORSEN(b)

1.My Funny Valentine
2.My Shining Hour
3.How My Heart Sings
4.Be Bop Lives
5.Bein' Green
6.It's A Sin To Tell A Lie
7.But Beautiful
8.I'm Old Fashioned
9.Like Someone In Love
10.We'll Be Together Again


マイ流行歌?流行曲?

2019年05月29日 | s-u

またしても悲惨なというか理解し得ないというか、くそったれのアホ野郎がとんでもない事件を起こしてくれちゃいました。
社会に不満があるとか、社会に対するアピールだとか、巻き添え自殺だろうとか・・・・・・
まぁ共感する理由は何も無いんでしょう。
亡くなられたお二人はもとより、怪我をした子供達、それを間近で見てしまった子供達、そして運転手さんにあの教頭先生・・・・・いたたまれませんなぁ
それらとんでもない罪から自らの死で逃げるなんざぁゲスのゲス、いつからこんな社会になってしまったんでしょうか?
亡くなられたお二人のご冥福をお祈りし、ご家族に心よりお悔やみを申し上げます。そして残された皆様にはなんとかトラウマにならないケアーをお願いするより他ありません。
とにもかくにもまずは合掌

話はコロッと変わりまして 再開時にお話ししたとおり、最近私は音楽を楽しむ環境がPCに偏りすぎる傾向にあるわけですけど、まぁグータラ、めんどくさがり、適当になりつつある(以前からではありますが最近特にね)私には便利きわまりない。
自分が保有する音源(ほぼデジタル化しましたしね)はもとより、Apple Music, Amazon Music, Spotify, さらにはハイレゾ音源やらYouTubeのような映像付のものにラジオets.ets. とそりゃまぁ我がステレオから流れる音楽にキリはありません。

「ほんと、現代人は幸せだぁ」
と思う半分、こうなるてぇとそんな中から何を聴こうかの選択に困ったりもしますわな。
なにしろ目の前に高級フレンチやら中華料理やら和食やら・・・いやいやゲテモノ料理ですら並んでいる状態でしょ、
結局は
「今日の朝飯は・・・・やっぱ納豆と味噌汁で白飯!」
なんてね(笑)

そんな中、「自分じゃレコード(CDでもイイけど)コレクションにはしないけどちょっと気に入った」みたいな曲に出会ったりします。まっ言ってしまえば『マイ流行歌?流行曲?』みたいなもんでしょうかねぇ。

ジャンルで言えば何でもあり?
例えば最近だとドーン・タイラー・ワトソンだったりミッチェル・マケインだったり、アイナ・フォースマン、スージー・ビニック、カロ・エメラルド・・・・・って、みんな女性じゃん!?(笑)

もちろん日本人もいますよ。 相変わらずGLIM SPANKYの松尾レミさんの声にはほれこんどりますしね、去年の夏はPUSHIMさんのレゲイに癒やされましたし、森恵とか畠山美由紀とか奥村愛子・・・・・・ やっぱ女ばっかじゃん(笑)

いやいや女性ばっかでも無いんでっせ、EGO-WRAPPIN'の中納良恵さんの「Misty」が収録されているこんなアルバムご存じですかねぇ?

吾妻光良ひきいるThe Swiinging Boppersの最新アルバムです。
最近ねぇこの吾妻光良 & The Swiinging Boppersやジェントル久保田ひきいるGENTLE FOREST JAZZ BANDてな・・・・ン~~ン・・・なんてぇかこんなんもたまに聴いたりするんですわ。
なんででしょ?(笑)

そうそうYouTubeで、カーペンターズのカレンとエラのメドレーデュエットを見て感激したりね。(音として聴いたことはあったんですよ、そしてTV音源であることも知っていたのですが・・・)
かとおもえば、赤とんぼを歌うちあきなおみに見入ったり、昔持っていたのに無くしてしまった上々颱風のライブ映像を見たり、Neneさんの「アフリカの月」の弾き語りもなかなかなもんで・・・・

「そりゃもう遊ぶ暇ありませんわ」
「遊ぶ暇じゃ無くて遊ぶ金が無いんでしょ」
「・・・・・・・ないないづくしやぁい!」

ともかく、これだけの音源ソースがあるんですから、まずはジャンルなんぞにこだわらずバシバシ聴くことが肝心ですわいな。
そして、ちょっとでも興味が湧くものに出会ったらそこを突っ込む、これですかね。

さて、今日の一枚は、ソニー・スティット・・でいいのかな?
私としては、1~9曲目、絶好調のバド・パウエルが好き(笑)
やはり好調時のパウエルには「敵おらず」であります。

じつはね、昨晩したたかに酔ってご帰還いたしました私は、風呂にザブンと入った後(いろんな人に危ないからやめろと言われていますけど)、帰宅途中で買ったセブンイレブンのコーヒーを飲みながら
「何を聴こうかなぁ・・・・」
と、珍しくCDの棚に手を伸ばしいっちゃん最初に手に触れたのがこのアルバムだった訳でして

案の定、今朝起きると飲みかけのコーヒーと点けっぱなしのステレオ
「やっちまたなぁ」
でありまして
いや、それでも4曲目位までは確かに記憶に・・・・・ありませんでした。(笑)

ともかく、パウエルの絶好機を聴くには良いアルパムではないかと思っています。

SONNY STITT / BUD POWELL / J.J. JOHNSON
1949年12月11日[1-4], 1950年1月26日[5-9], 1949年10月17日[10-17]録音
SONNY STITT(ts) J.J. JOHNSON[10-17](tb) BUD POWELL[1-9], JOHN LEWIS[10-17](p) CURLY RUSSELL[1-9], NELSON BOYD[10-17](b) MAX ROACH(ds)

1.All God's Chillun Got Rhythm 
2.Sonny Side  
3.Bud's Blue  
4.Sunset  
5.Fine And Dandy (Take 1)  
6.Fine And Dandy (Take 2)  
7.Strike Up The Band  
8.I Want To Be Happy  
9.Taking A Chance On Love  
10.Afternoon In Paris (Take 2)  
11.Elora (Take 2)  
12.Teapot (Take 2)  
13.Blue Mode (Take 1)  
14.Blue Mode (Take 2)  
15.Afternoon In Paris (Take 1)  
16 Elora (Take 1)
17 Teapot (Take 1)