フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

ブルターニュとモンサンミッシェル旅行

2012-05-27 15:50:07 | 旅行
すっかりご無沙汰しております。
なかなかまとめて時間が取れないためブログをUPするのが滞っています。。。

さて、もう2ヶ月近く前のことですが、イースターの週末でブルターニュとモンサンミッシェルに行ってきました。
イースターの週末は、4月7、8、9日です。土、日、月で行ってきました。
アルザス地方は、6日(金)もなぜか休みなんですが、主人は仕事だったため土曜から旅行へ。


まずは、ストラスブールからレンヌまでTGVで。

ストラスブール駅に展示してあったイースターの飾り。鶏小屋?ウサギ小屋?のようです。

朝7時発、12時半レンヌ着でした。
5時間半。。。。
大人しくできるか危惧していた1号は意外にも大人しく、2号の方がじっとしていられませんでした。

レンヌの駅。

レンヌでデンマーク在住の主人の友人家族と合流。
レンタカーを借りてモンサンミッシェル近くのホテルへ。
と、その前に腹ごしらえ。
ブルターニュ地方で有名なガレット(そば粉のクレープ)を食べるためクレープ屋さんへ。
チーズや鶏肉などの塩系から、リンゴと生クリーム、キャラメルなどの甘い系まで、さまざまありました。
中身を選ぶこともでき、なかなかリーズナブルでおいしかったです。
ガレットには、これまたブルターニュ特産のシードル(リンゴの発泡酒)を合わせて飲むんですよ。
しっかり飲みましたyo


レンヌ市内ちょこっと観光。

レンヌから車で1時間半くらいでモンサンミッシェル近くのホテルに着きました。

ホテルで一服してからモンサンミッシェルを見に。
夕食はモンサンミッシェル近くのレストランで。
有名な子羊料理を食べました。アニョ・プレ・サレと言います。


食事のあと、夜のモンサンミッシェルを見ました。


翌日、朝は霧。
いよいよ島内上陸です。

モンサンミッシェルは、1つの島で、干潮時に干潟を渡って行くことができます。(干潟歩きツアーもあるそうです。)
潮の満ちるのがスゴイ早いため、昔は何人も死人が出たそうです。巡礼に行くのも命がけだったわけです。
現在は、島までの道が造られています。
しかし、その道(埋め立て)のため、潮の流れが変わり、満潮時にも完全な島になることがなくなってきたそうです。
そのため、この道を壊して橋にする計画があり、私達が訪れた時にももう工事が始まっていました。

島内に入ると、石畳と小さな街並みがとてもかわいらしかったです。
おみやげ屋さんばかりなんですけどね。。。

シスターさんを見かけました。ここで生活されています。

島内は坂と階段ばかりです。
どんどん登っていきます。


サンミッシェルの像、近くなってきましたね。


ズーム。


ラ・メルヴェイユー 驚異と和訳される回廊。
きれいな回廊です。



サンミッシェルの像がこんなに近くなってきました。

上からの眺めは最高でした。お天気がよくなかったのが残念ですが。。。
島の真下にも駐車場があるんですが、満潮時は浸水します。その様子がよく見えました。
なので、遠くの駐車場に停めてテクテク歩いてきたんですよ。1~2kmくらい離れてるんじゃないかなぁ。


サンミッシェルの像、レプリカ。


モンサンミッシェルのあとは、カンカルという町をめざします。


海沿いの道を通ったので、途中こんなところで休憩。うみーーーーー!!!
小さなお城のようなお屋敷があります。

カンカルでは、海の幸をおなかいっぱいいただきました。
えび、かに、貝、オマールも!
写真は撮ったんですが、うまく撮れてなかったので割愛。



カンカルでお腹いっぱいになったあとは、サン・マロへ。

ストラスブールにシタデル公園という公園があるんですが、シタデルというのは「城壁」という意味で、ドイツとの国境にあるストラスブールでは、軍事防衛上の要塞がありました。その一部が現在シタデル公園になって残っています。
で、15~16世紀当時この要塞を設計したのが「ヴォーバン」という人なんですが、このヴォーバンさんは、ここサン・マロの要塞も設計したんですね~
サン・マロも軍事防衛上重要な町ですよね。

フランスの西と東、およそ1000km離れていますが、当時移動をしたんでしょうか?
すごいなぁ。。。


かもめを飼い慣らすおじさん。

観光客の中には、潮干狩りしている人もいました。ふくろにいっぱいアサリを捕っていた。


潮が引いている間は、この右側の島、グラン・ベ島に徒歩でわたれます。
行ってみようということになり、海岸へ降りてみると、、、


「もうあと2分で満ち潮が始まるから、もう渡れませ~ん」と言われてしまいました。
フランスでは、「ちょっと待って」と言う時、「2分待って」という表現をすることがあるので、そんなに早く満ち潮が始まると思ってなかったんですが。
ほら、もう始まってるでしょ?


あっという間に、ほんとに2分くらいだった。こんなに水が!
腰まで浸かって渡ってきている人がいます。


とうとう冠水。
島に残された人たちは、ボートで救出。(このあと、まだ2人残ってた。)

その後。

完全に水没。


海の怖さを少し体験したのでした。

町をプラプラ散策して、子供達は公園で遊んだり。。。
おみやげ屋さんのおばちゃんにおいしいレストランを聞いて、行ってみました。
昼に続き、またシーフードを食べました。私は3種の魚のスープみたいなの。デザートまで頂きました。
主人は、あわびがあったので!それを注文。
すんごく柔らかく煮たものをバターソテーでした。主人は、もっとコリコリ食べたかったので、残念だったそうです。
これもおいしそうでしたけどね。


夕食後はホテルへ帰り、翌朝レンヌへ。
途中、Fougère という村のお城が美しいと聞いたので、行ってみることに。

でも時間がなくて、眺めただけ。


レンヌの駅で友人ご家族とお別れして、私達のTGVまで時間があったのでクレープ屋へ。
お昼にまたガレットを食べました。


年末年始 ~Château d'Isenbourg~ その3

2012-01-22 00:59:24 | 旅行
1月2日の朝食はふつう。
あのデザートやオイスター、スモークサーモンはありませんでした。

チェックアウトしたら、ミュールーズにある鉄道博物館へ。
ココって、フランス国立なんですって。パリじゃなくてアルザス地方にあるんですね~


蒸気機関からTGVまでたくさん展示してあるんですが、いくつか写真を載せますね。

20世紀初め頃の除雪車です。この技術すごいよね。


特急。


食堂車の様子。本当のレストランのようですね。


時々、煙が出ます。


見てください!列車の下側が見られるように、歩道が下に作られています。


パリーストラスブール間。


フタが開けられていて、頭の中が見られます。
これを見て1号は「パーシー」と言っていました。車体が緑だもんね。


1970~80年代の特急列車。
フランスと近隣諸外国を結ぶ特急列車です。イタリア、スペイン、ドイツ。。。

各列車、作られた年と引退した年が説明書きしてあるんですが、だいたい20~30年働いていますね。
お役目を終えたら、博物館へ来てまた展示される。まだまだ現役ですね。


で、最後にお約束の。。。

動く鉄道模型。
また1号が大興奮!ここからなかなか動きませんでした。


あと写真を取り忘れたんですが、フランスのTGVが世界最高記録を出した時の映像が流れるスクリーンがありました。570km毎時以上出たんですよ。
映像を見ていましたら、周りはず~っと畑ばっかり&ず~っと直線の線路。
記録も出るはずです。


ここのレストランでお昼を食べた後、お土産コーナーへ。
機関車に関するいろいろなものが売られていたんですが、その中になんと
木製レール用のトーマスを発見ココでは私が大興奮
いくつかあったんですが、1号に1つ選ばせたら、パーシーを選びました。

帰りの車の中では子供達2人ともぐっすり。私も少しウトウト。
とても楽しい3日間でした。

年末年始 ~Château d'Isenbourg~ その2

2012-01-21 00:56:45 | 旅行
さて、元旦は、朝9時半くらいまで寝ていました。(でもいつも2号くんが一番早起き。)
やっぱり子供達も遅くまで起きていて疲れたんでしょう。



ホテル側もそれは百も承知で、なんとこの日は朝食ではなくブランチ!
でもフランス人はブランシって発音する。。。

10時半からだったかしら?
通常のフランスの朝食メニューに、プラスお菓子(ケーキ系)、オイスター、スモークサーモン、ワインなど豪華~な朝食でした。
ガレット・デ・ロワもありました。


12時前に部屋に戻り、少し休憩してから行ったのは、、、、
プール
室内プールがあるんです。夏は外にもプールがあります。

夏のバカンスでは水が冷たくて泣いちゃった2号くんですが、今回は温水プール。
パパに支えてもらって泳ぎました!
少しアクシデントで水を飲んでしまいましたが、お腹も壊さず元気です。

38℃くらいのジャグジーもあり、ぶくぶくと4人で入りました。
ヨーロッパのバスタブは浅いのですが、ココでは久々に肩までつかり、あったまりました~

サウナもあったんですが、1号がついてくるので、(子供は禁止)長く入れませんでした。
これも久々で気持ちよかった~。



1時間ほど泳いで子供達はお疲れ。
部屋でぐっすりたっぷりお昼寝しました。
14時から17時半くらいまで。


わたしは14時からタイ式マッサージの予約をしていたので、受けてきました。
ココのホテル、マッサージもあるんですよ。
オイルマッサージを受けましたが、ま、普通のマッサージでしたね。
足をしてもらっているとき、気持ちよかったです。

終わったら次の予約がなく空いていると言うので、フェイシャルも受けてきました。
こっちのは、スチームを当てて保湿っていうのはなくて、泥パックで汚れを落とし、オイルを塗られました。
でも、つるつるになりましたよ。

で、17時からは主人と交代。
18時まで部屋で子供達とお留守番です。


この日の夕食は19時に予約しました。(レストランが19時からなので。)
アミューズは、オマールとマンゴーのヴェリーヌ verrine でした。
食材は昨日の余りと思われるけど、元旦でお休みだから仕方ありませんね。
(ヴェリーヌとは、透明なグラスにムースやジュレなどの食材を層にして入れたものです。日本ではもっぱらスウィーツ限定のようですが、フランスではアミューズにも使われます。フロマージュブランとスモークサーモンとか、ビーツと生クリームとか。)


男性に渡されるメニューには値段が書いてありますが、女性に渡されるメニューには値段が書かれていないのです。フレンチレストランではよくあるそうです。

注文時にちょっと失敗
いつもランチとかで食べに行ったりすると、一人で全員分注文したりするんですが、そ右いう風に注文しようとしたら、サーバーの方にびっくりされてしまって。。。
「えちょっと待って。一人で前菜2つ?」って、感じで。。。
こういう場所では、自分の分だけ注文するようにしなければ。。。

注文したのは、
1号には、エビのラビオリ、アーティチョークソースがけ。
これはホントは前菜なんだけど、1号にはこれで充分。
前菜は、半スモークあんこうのカルパッチョを主人とシェア。注文時にそう伝えたら、ちゃんと二皿に分けて盛りつけて持ってきてくれました。さすが
これが、とーーっても、薄いの!てっさより薄かったよ。
メインは、主人は子鴨のロースト。私は、ホタテのソテー。
デザートに、主人はチーズ盛り合わせ。私はチョコのスフレ。ふわふわっ!
おいしくておなかいっぱいで大満足でした。




年末年始 ~Château d'Isenbourg~

2012-01-17 14:52:53 | 旅行
もう1月も半分過ぎたというのに、年末の記事でスミマセン。


大晦日のカウントダウンに乗じて車が燃える?燃やされる?ストラスブール。
今回も避難のため、お泊まりしました。

今回泊まったのは、Château d'Isenbourgというホテル。
コルマール Colmar とミュールーズ Mulhouse の中間くらいにあります。


朝10時に出発して、途中ウナヴィール Hunawihrという村でちょっと休憩。
この村の教会からの眺めがキレイだと有名だそうです。
私達は教会を眺めただけ・・・



お昼を食べるために寄ったのが、リボーヴィレ Ribaeuvillé という村。
アルザスワイン街道ツアーに必ず入っている村です。

クリスマスの飾り付けもまだ残っていて、かわいらしい感じ。



レストラン内部は、はく製がいっぱい飾ってありました。
日本人団体客がいました。
主人は魚のシュークルート。
わたしは、名前は忘れたけど、地元の料理。鴨肉のコンフィと野菜をパスタ生地でぐるぐる巻いて煮た?焼いた?もの。
1号はお子様メニュー、タルトフランベ。


ここから1時間弱でホテルに着きました。

ホテル正面。


この日は大晦日ということで、レストランはニューイヤーメニューのみ。
ニューイヤーダンスパーティ&カウントダウンも兼ねているので、20時から!
これは2号にはちょっとツライかも。。。
ホテルの周りを少し散歩して、(ロバがいました。)部屋でお昼寝させました。


テーブルセッティングです。星のキラキラが散らしてあって、きれい。こういうのって日本で売ってないですよね?(探せばあるかも)

皆さん、おしゃれしてきていらっしゃって、「しまった。うちらもオシャレすればヨカッタ。」と少し後悔。



さて、メニューは。


Frivolité du Nouvel An
***
Salade de homard à la mangue, coulis à la vanille
et à l'huille d'olive des Baux de Provence
***
Pavé de bar aux noix, potimarron crémeux
***
Fois gras de canard poêlé,
mijotée de céleri à la truffe noire
***
Le suprême de pigeon rosé,
les cuisse en cromesquis de pain d'épices,
topinambours et condiment figues - vin chaud
***
Namelaka, mangue et mousse citron vert
***
Crémeux coeur de guanaja,
glace caramel aux pignons de pin,
écume de lait acidulé
***
Mignardises


えーと、日本語にすると。。。
上から。緑字は説明です。

Frivolité =軽薄?なんだそりゃ。
たしか、薄いパリパリしたものの上にいろいろ乗っていたと思います。アミューズですね。
***
オマールのサラダ、マンゴーとバニラ、ボー・ド・プロバンスのオリーヴオイル添え。
***
厚切りスズキ、クルミとカボチャのクリーム添え。
pavéというのは四角い切り身のことなんですが、フライパンで焼いてありました。
***
鴨のフォアグラのポワレ、煮セロリ、黒トリュフ添え。
セロリは茎の部分ではなく、セロリの根っこでした。しゃきしゃきしていましたよ。黒トリュフ、初めて食べたかもデス。良い香りでした。
***
ピンク鳩のシュープレーム。パンデピス、キクイモ、イチジクのクロメスキ。ヴァン・ショー。
suprêmeは最高といういみなんですが、シュープレームは料理用語にあるようです。検索したらローストと訳してあるサイトがありました。
でもただロースとしただけではないようです。鳩の臭みもなかったし、とても柔らかくってびっくりしました。
クロメスキというのは、検索したら中にさいの目状に切った具材を入れてパン粉をつけて揚げた物、とありました。コロッケですね。
どこにヴァン・ショーが使ってあったのか、分かりませんでした。

***
ナメラカ。マンゴーと、レモンのムース。
口直しですね。ナメラカって、日本語使ってありました!
citron vert は黄色じゃなくてまだ熟れてない青いレモンなんですが、ライムなのかな?
(日本語は難しい、緑なのに青いと言うよね。)

***
グアナハチョコのクリーム。キャラメルアイス松の実、サワーミルクの泡添え。
検索したらグアナハというチョコが有名らしいです。
サワーミルクはどこにあるか分かりませんでした。
キャラメルアイスはほどよい甘さでおいしかったです。

***
ミニャルディーズ
お菓子です。皿の上に小さいチョコがたくさん載っています。
好きなだけ食べて良いんですが、もうおなかいっぱいでした。



アペリティフはメニューに含まれていましたが、その他に、赤白グラス1杯ずついただきました。
おいしかったです。



ダンスの様子。
バイオリンやギター、フルートなどのミュージシャングループが音楽を演奏して、それに合わせて踊りたい人は踊ります。踊っていたのは年配の方が多かったかな。


23時には、2号くんが限界。部屋に帰りました。
隣のテーブルにも子供がいたんですが、部屋から布団持ち込んで、床に寝てましたよ。


今年も部屋から花火を見ました。
去年と違い田舎に来ているからか、数も少なめ、音も遠くで聞こえる程度でした。


長くなったので、2012年編は次の記事で。

謹賀新年

2012-01-11 23:35:57 | 旅行
遅ればせながら。。。




あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

もう1月も3分の1終わったっていうのに、今頃。。。

さて、我が家は12月31日~1月2日まで、コルマール Colmar とミュールーズ Mulhouse の中間くらいにある Château d'Isenbourg とうお城ホテルに二泊してきました。この記事はまた後で。。。



バカンス~続き~

2011-09-03 22:00:16 | 旅行
バカンス記事の続きです。


chambre d'hôteから帰ってきたのは水曜日のお昼。


その後、ストラスブールにある湖の木陰で、プチバーベキュー
簡易バーベキューセットを持っていたのでね。

日なたは暑かったけど、日陰は風が吹いてて気持ちよかった~



翌日、木曜日は。

didilandという遊園地に行ってきました。
↑サイト、音が出ます。ご注意!
2歳から入場料が必要ですが、2歳児でもしっかり楽しめる遊園地です。

1号は、ジェットコースターに乗り、とても楽しんでいました。
2号は、メリーゴーランドや、ゆっくり走る列車に乗って楽しみました。

サーカスもありました。

しかし、この日は暑かったので、17時には退散。(営業は10時から18時まで)

家で少し休んだ後、日本人経営のフレンチレストランに食事しに行きました。
私が頼んだのは、フォアグラのヌガー、ホタテのソテー。
主人は、うさぎのパテのパイ包み、子鴨のロースト。だったかな?
アペリティフとコーヒー、おまけしてもらいました。感謝。
どれもとてもおいしかったです。


金曜日は、ドイツにある乗り物博物館へ行ってきました。

到着するなり目の前に飛行機が現れます。
それを見たとたん、1時間半のドライブで少々飽きていた1号が、
「ひこーき~」
と喜んでいました。

中には、飛行機の他、クラシックカー(主にドイツ)、消防車、機関車、などがたくさん!







潜水艦Uーボートもありましたよ。

スペースシャトルも!あるんですよ!
大きすぎて1枚に撮れませんでした。


これ見て1号は、「ばるじー」と言ってました。


あと、ルフトハンザの飛行機に登れるんですが、

翼の上に立てます
もちろん柵は付いてますよ。
この下が滑り台になっていて、1号は3回も滑りました。(主人が2回、私が1回。私は1回でヘロヘロになりました。)

1号は、動く鉄道模型に夢中。コレばっかり見てました。
でも、お金入れないと動かない。さすがドイツ。エコ


外の公園で少し遊び、風が強くなって曇ってきたので、帰りました。
帰路の1時間半、たっぷりお昼寝してくれたのでヨカッタです。


楽しいバカンス1週間でした。

B&Bに2泊3日

2011-08-23 10:44:14 | 旅行
ただいま~


15日、月曜日から、近くの村の民宿に2泊してきました。
フランス語で、chambre d'hôte と言います。サイトはココ

泊まったのは、いわゆるB&B。(Bed & Breakfast)
宿泊費に朝食とお部屋代が含まれるもの、です。

去年の秋の旅行でB&Bがとても気に入ったので、今回も泊まってきましたー。


今回泊まったところは、事前に予約してれば夕食も出してくれます。

ちょっと豪華なんですよ。
行く1週間前に予約したので、もう1番高い部屋しか空いてなかったので、それにしたんですが、ひろーい!!
50㎡以上 はある!




全体的に黄色い部屋です。それもそのはず、お部屋の名前が、citorine シトリンというのです。お隣の部屋は、アメジスト。もちろん、カーペットもベッドも紫です。
ネーミングがステキ!

それだけじゃなく、全体的に豪華!

まず、門から建物までの間が森!


車では1分もかかりませんが、歩くと5分以上はかかります。
坂道を登っていかなければなりません。

外観はかわいらしい感じの家です。

お花がたくさん咲いています。
中にはいると、、、
右にビリヤードとピアノがあるサロン、
左に大きな本棚と望遠鏡があるサロン兼事務室、
正面に暖炉、ソファ。(ここでアペリティフをするのです。)

暖炉横を左に行くと、
大きなテーブルのある部屋、団体さんは、ここで食事します。
その奥が!!
なんと温室。ガラス張りのテラスです。
蘭とか、熱帯植物が植わってました。

暖炉横を右に行くと、
階段があり、2階と3階がお部屋です。
(3階は天井がななめの部屋です。)
階段の奥がキッチン。


建物の外は、前述しましたが、森! 12ヘクタールあるそうで。。。
もちろん整備されていますので、迷うことはないです。
ブルーベリーやブラックベリー、楢の木やヘーゼルナッツの木などなど。

ブルーベリー
 

sapin もみの木

そして、何と言っても、プールがあるのです!



今回の目的は、バカンスですから、基本、何もしないのです。
初日は、宿に着いてから少し森を散歩しました。
夕食までお昼寝をして。
お風呂に入って、、、ジャグジー付き!



夕食は、19時半~
アペリティフ
前菜
メイン
デザート
コーヒーか紅茶

もちろんワイン付き、ワイン代は食事代に含まれてました。
(飲み放題ってこと!)

2歳の息子(1号)のお子様メニューも特別に作ってくれました。
B&Bでいいことの一つは、食事の際、少々子供が騒いでも許されること!


1日目は、オーナーの妹さん(と思われる)も一緒に働いているんですが、その方のお孫さん男の子5歳が遊びに来ていました。
その子と他の宿泊客のお嬢ちゃん4歳が、エントランスホールで遊んでいました。
食事を終えた1号は、さっそく遊びに合流!

途中でいなくなったので、どこ行ったかと思ったらオーナーが「子供達は温室テラスに行ったわ。心配しないで。」とおっしゃってくれました。
夫婦でのんびり食事できました。
(2号はおとなしく座っていました。)

ホテルレストランでは、そうはいきませんよね。


だいたい、小さい部屋で家族だけで食事できるようになってます。
私達は、前述のビリアードのあるサロンで夕食だったのですが、もう一組同じお部屋で食事されているカップルがいました。
その方達は、子育てを終えた50代のご夫婦でスイスの方。
2日目は、お孫さんもお嬢ちゃんもいなかったので、室内を走り回っていた1号。。。
息子に声をかけてくれ、抱っこして一緒にビリヤードして遊んでくれたり。

気兼ねしないでいいので、助かります。





朝食も、フランスにしては豪華で。
ハム、チーズ、バゲット、パン、自家製ジャム、オレンジジュース、コーヒーか紅茶、ヨーグルト。
息子には牛乳。


昼は、近くの観光名所の教会に行き、そこでランチ。
戻ってから、プールで泳ぎました。
主人はプールサイドでビール。

お風呂に入ってさっぱりしたら、また夕食までお昼寝。


宿裏側も!ピンクのあじさいが印象的。

翌朝も9時くらいから朝食を食べ、のんびりしました。
宿のオーナーは女性なんですが、これまた優しい方で、この日は私達しか残ってなかったようで、次のお客も来ないので、「お昼過ぎまでいていいわよ~」と言われました。
チェックイン、チェックアウト時間が決まっていないのですよ。
来たい時に来て、帰りたい時に帰っていいよ、ってこと。

とてもいいお宿でした。
また、行きたいな~。

バーデンバーデン

2011-01-02 13:42:35 | 旅行
年越しは、ドイツのバーデンバーデンで過ごしました。

ストラスブールからは、車で約1時間。
雪が心配でしたけれども、道路はきちんと除雪してあったので大丈夫でした。

しかし、バーデンバーデンはストラスブールよりも積雪が深かったです。
ホテルの部屋にはテラスが付いていたのですが、

こんな感じ。


プランターも雪がずっしり。

このテラスの雪で、息子と遊びました。
雪用の靴、持ってきて良かった。

バーデンバーデンは、古くから温泉で有名な街です。
温泉施設もいくつかありますが、他にカジノや劇場などの娯楽施設も充実しています。
そのため、温泉といっても、長期滞在して本格的に療養する人が多いそうです。


テラスから見える温泉施設。
露天風呂があるのか、湯気が出ています。分かりますか?

夕食は、街を散歩がてらお出かけしました。


途中見かけたベンチ。ケーキのようです。


クリスマスの飾り付けは、まだ片付けられていません。
ストラスブールより、かわいらしい感じがします。

事前に調べていたレストランは、予約してなかったので入れませんでした。残念。
でも、適当に入ったレストラン(といっても居酒屋風)の、お料理がおいしく、値段も安くてびっくりしました。

そして、またホテルまでの帰りも徒歩で。

電灯のツララ本物ですよ。
飾りではありません。

ホテルに帰り、ホテルのバーでデザートとカフェ。
主人はお酒。

早めに寝ました。

夜中、鐘の音と花火の音で目が覚めました。
教会の鐘がリンゴンリンゴン。花火がひゅ~、パンパン。
年明けです。
フランスもドイツも新年が明ける時は同じですね。。。

翌朝は、ホテルで朝食をゆっくりとりました。
フランスのホテルの朝食は、パンとヨーグルト、フルーツ、コーヒーくらいしかないんですが、ドイツはいろいろありました。
ハム、チーズ、ソーセージ、ミニハンバーグ、ジャガイモのソテー、ヨーグルト。。。卵も言えば調理してくれました。チーズオムレツ、目玉焼き、ゆで卵。
そして、置いてあった紅茶のRonnefeldtというメーカーの cream orange というのがおいしかったので、探してみようと思います。

行けなかったレストラン、妊娠中だったので入れなかった温泉。。。
車で1時間で行けるので、新緑の季節になったら、また行きたいです。

5日目、最終日。~ボーヌからストラスへ~

2010-11-09 14:30:13 | 旅行
最終日は、まずボーヌ観光。

朝は、ゆっくり起きてのんびりしました。
主人が朝風呂に入ろうと思ったんですが、お湯が出ない

お湯や暖房用の燃料を切らしていて、朝早くに買ってきて補給したそうです。
こんなところに、ストの影響が
(夜、部屋も寒かった。)

フランスでは、10月20日に定年を60歳から62歳に引き上げる法案が議会を通過し、それに反対して、ストやデモが行われていたんです。
製油所までストをしたので、ガソリンが足りないという事態が各地で起こっていました。(ストラスは大丈夫でした。)

でも、ここブルゴーニュでは、3種類(98、95、ディーゼル)あるガソリンのうち、95しか販売されていませんでした。

朝食後は、きちんと暖房も入りお湯も出たので、良かったです。
お庭を散歩して、息子は猫ちゃんと遊びました。
ココのホテル、お庭が広いんですよ。
離れにもう一棟建物があり、奥は、リンゴの木がたくさん


ゆっくりした後は、ボーヌの街へ。

オテル・デューへ行きました。(正面入り口)
昔の病院ですが、ワインも作られていたそうです。


中庭。ステキでしょ?朝日がまぶしい。
こんな快適なところなら、病気も早く治りそう。


これが、一般病室だそうです。
すんごい、大部屋ですよね。。。
修道女達が病人をお世話していたそうです。
そのうち、評判が広まり、パトロンがついたそうな。
重病人用の部屋もありました。
開頭手術風景の絵や道具など、展示してありました。17~8世紀頃から、開頭手術ってされていたんですね。。。


オテル・デューを出た後は、市内でお土産購入。
前日、主人が気に入ったチーズをフロマージュリーで購入。
酒屋さんで、2008年(息子の生まれ年)のブルゴーニュワインを赤白1本ずつ購入。
それと、主人の生まれ年の赤ワインを1本。(←これお手頃価格だったんです。)
この酒屋さん、MAGNUMというんですが、奥さんが日本人で、日本への発送も行っています。
私の生まれ年もあったんですが、ちょっとお値段が高かったので、日本に帰ってからネットで買おうかな、なんて考えてます。



ボーヌで昼食をとった後は、シャトー・ド・クロ・ド・ブージョへ。

遠くからの全景。

現在は、もうワインは作っていませんが、中を見学できます。

15~18世紀に使われていた、古い圧搾機です。

この村では、11月の第三週末に「栄光の3日間」といって、盛大なお祭りが開かれています。
この様子も中でビデオで見ることができます。
(でも、アルザスの収穫祭と似たり寄ったりな気が。。。)
初日には、「利き酒騎士団」というものの入会式があるそうです。
このシャトーには600名ほど収容できる宴会場があって、(もとはワイン樽貯蔵庫)そこで会員を対象に年15回ほど会食が行われています。
栄光の3日間でも、使われるそうです。


ここを離れた後は、スミュール・アン・オーソワという村へ。
中世の街並みがきれいなことで有名です。

山の中に突然現れた中世の街、といった感じです。
坂が多く、歩くのにはちょっと。。。
遠くから眺めるか、この塔の上に登って景色を見ると良いでしょう。
時間がなかったので、急ぎ足で帰路に着きました。



帰りの高速で見かけたお城。
写真には写ってませんが、旗がたっていたんですよ!
きっと貴族が住んでるんだゎ。


夕食はパーキングで済ませ、夜10時頃家に着きました。
パパ、運転お疲れ様。

楽しい一週間でした。

そして、息子はすっかりパパっ子になったのでした。
いつも、旅行の後は成長する息子ですが、今回は「イヤイヤ期」が始まりました。
これも成長の印ですね。。。

4日目 ~リヨン・ボーヌ~

2010-11-08 11:03:02 | 旅行
4日目は、午前中リヨン観光をして、午後はボーヌ近郊の宿に向かいました。

朝、散歩がてらオペラ座へ。
オペラ座近くのパン屋さんで朝食。息子はクロワッサンが好きです。

そしてまた散歩がてら、ベルクール広場まで歩きました。
ここには、ルイ14世の像があります。
この広場の一角に、サンテグジュペリの像があります。


この日はストがあるとかで、パトカーがいっぱいいました。

そして、織物博物館へ。(私、織物、好きなんで。)
大きなペルシア絨毯が飾ってあったのが、よかったです。
世界各地の古くからの織物がありましたよ。
日本のもありました。

お昼は、地球の~に載っている、レストランの多い通りを歩いて、メニューを見て、よさそうなブションに入りました。
昼のコース(フランス語ではムニュ)にして、前菜に鳥肝のムース、メインがクネル。
主人は、リヨン風サラダとリヨン風ソーセージ。
ここのおばちゃん、対応はあまりよくなかったんだけど、おいしかったです。
ハズレでなくて良かった。

午後は、リヨン近郊にある、ジョルジュ・デュ・ブッフのテーマパークへ寄りました。

カーブ見学とお庭散策(ミニゴルフあり)、ちょっとした鉄道博物館があって、入場料大人10ユーロ。
試飲もできるコースだと18ユーロ。
でも、10ユーロで充分楽しめました。


カーブ。タンクで作っています。


Chais シェと呼ばれるワイン貯蔵庫。カーブの真下にあり、ガソリンのように上からホースが伸びており、樽の中に注ぎ入れることができます。お姉さんが作業中をパチリ。

10月末~11月始めの2週間は、トゥッサン Toussaint というバカンスで、子供達は学校がお休みなのです。
そのため、子供がたくさん来ていました。

息子が、大きなチェスや、ブロック、ゴルフも初体験で、とても楽しそうでした。
ぶどう畑もあり、取り残しのぶどうを見つけては、「ぶどー」と言って、つまんで食べていました。おいしかったのかな?


その、ぶどう畑。

特に、鉄道博物館には大興奮で、「でんしゃっしゃ~」と言って指さして喜んでました。

もちろん、おみやげ屋さんもあるので、ワインを買うこともできます。


ここを後にして、ボーヌ近郊のホテルへ。

ここは、週末だけ夕食がつきます。

なので、夕食はホテルおすすめのレストランへ。→Auberge des Vignes
主人は、旅行最後の夜なので奮発して良いブルゴーニュワインを飲んでいましたよ。
主人は、ブルゴーニュ風エスカルゴ、リードボーとロニョンの煮込み。
私は、ブルゴーニュ産ハムと雄鳥のワイン煮。
どちらもおいしくいただきました。

ブルゴーニュのマール漬けチーズを気に入って、お店の人にチーズの名前を聞いて帰りました。
小さな村なのに、おいしいレストランがあり、しかも私達が食事を終えるまで他にお客さんが来ませんでした。
静かで良いレストランでした。(ここにも暖炉がありましたよ)